「この……愚か者がぁぁぁ!」
妾は100億/1程度の魔力を溜める
そして指先に光が集まり小さな光の玉が出来た
それをプレシアに向ける
「これが最後だ……プレシアよ!
フェイトを自分の娘と認めて愛すると誓うのじゃ!」
「何度も言わせないで……私はフェイトが大嫌いなのよ!」
「そうか……ならば……逝くがよい……」
「命君!駄目ぇぇぇ!」
「止めるんだ!命!」
妾はプレシア目掛けてビームを放った
キィィィィン!カッ!ビィーン!
ドガァァァァァン!
だが……そのビームがプレシアに当たる事はなかった
「この前もそうだったけど……
何故当てないのかしら?」
「フェイトには貴様が必要だからだ……
それに妾は一度たりとも貴様の邪魔をするなどと言った覚えはないぞ」
「それはどういう意味かしら……?」
「何……簡単の事だ!貴様はアリシアが生き返れば良いのだろう?」
「そうよ!」
「アリシアが生き返るのならフェイトを娘と認めるか?」
「それは……」
「認めなければ妾はアリシアを生き返らせる気はないぞ」
「は? 貴女はこの子を生き返らせる事が出来るって言うの!?」
「うむ!妾には容易い事だ!」
「ありえないわ……」
「ありえないと言うなら妾はアリシアを生きかえらせる気はないな……
いつまでもそうしてるがいい!」
「待って!信じるわ!だからアリシアを生き返らせて!」
「断る……自分の娘の存在も認められない様な愚か者には
願いを叶えたくないのでな!」
「私は……本当はフェイトの事を愛してる!
だけど……アリシアをどうしても見てしまうから……
だから、フェイトにキツく当たってしまうの……
心では分かっていても思う様に身体が言う事を聞かないのよ!
お願い……フェイトを娘と認めるから……
アリシアを生き返して!」
「か……あ……さ……ん……」
「フェイトちゃん!?」
「フェイト!?」
ふふ……
どうやらフェイトは心を取り戻しつつある様じゃのう!
どれ……妾も協力してやるかな!
「その言葉に嘘偽りはないな……?」
「……(コク)」
「良かろう……但し!
この場の言い凌ぎとかだったなら……
その時は確実に殺す……良いな?」
「ええ……(コク)」
「ふふ……
でわ!これより死者蘇生を開始する!
プレシア!リンディ!」
「「何かしら?」」
「妾は魔力の封印をこれから解く!
しかし……この場所が妾の魔力に耐え切れるかどうか分からないのでな……
だから、この時の庭園を壊しても良いか……?
プレシアさえ生きていれば良いというのなら安心して壊せるのだが……
駄目というならば他の場所でやるが?」
「う~ん……
壊しちゃって良いわ!
プレシア女史さえ生きてれば、それで良いもの!」
「私も構わないわ!アリシアさえ生き返るなら
此処を手放すのも厭わないわ!」
「そうか……
でわ、魔力を解放するのじゃ!
プレシアよ!妾の傍を離れるなよ!」
「ええ!」
「(ちょっと羨ましいの……)」
「いくぞ!我が名において1億/1の魔力を解放する……」
ブワッ!
その瞬間命の魔力が数倍膨れ上がった
「!? 命君の魔力ランクを調べて!」
「はい!……そ、測定不能です!」
「測定不能ですって!? 何て魔力なの……」
ビキ!ビキ!ビキ!ビキ!
時の庭園にヒビが入っていく
「凄いわね……」
「ふふん!今頃気づいても遅いわ!
さぁ、今生き返らしてやるぞ!アリシアよ!」
「ああ……遂にアリシアが……」
妾はポットに入ったアリシアを取り出す
そしてアリシアは裸なので魔法で服を着させる(フェイトと同じ私服)
妾は魔力を高めていき最大まで上がったら
DQのザオリクを唱えた
「ザオリク」
カッ!
妾が唱えた瞬間アリシアからとてつもない光が発した
見た者全員瞑った様だ!妾も思わず目を瞑ってしまった……
そして、数秒後に目を開けると上半身だけ起き上がらせたアリシアが居た
「ぁ……ぁ……アリシア!!!!」
「え!? お母さん? どうしてお母さんが此処に?
確か私は天国に居た筈なんだけど……」
「それは妾が生き返らせたからじゃ!」
「誰……? というか……天使さん?」
「妾は天使じゃないぞ!それから……この羽は天使の羽でわないのでな!
妾の正体は……秘密じゃ☆」
「(可愛いかも……///)」
「アリシア……やっと帰って来てくれたのね……」
「お母さん……ただいま……」
其処はもうジュエルシードの問題は無くなり
誰もが幸せになれる空間になっていた……
二人は抱き合いながら涙を流していた
そして……妾とプレシアとアリシアは妾の瞬間移動でアースラへと戻った
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どうも~神夜晶です!
やっとこの小説は20話目ですね!(原作12話目ですけど・・・)
最初から内容が違います!19話目の最後ら辺から違ったので
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