あらすじ
はやてが魔改造されるようです
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「うわぁ……ウチ、飛んでる……」
目の前に見えている光景は、とても綺麗で。
下を向けば、皆が小さく見えていた……。
これが魔法……何やね……。
「どうだ?自分の力で空を飛ぶ感じは」
いつの間にか、隣に翼をはやしたアンクさんが隣に居た。
「……とても、気持ちいいです」
「……そうか……だが、覚えとけ。魔法は確かに便利な力だ、だが。自分の身を滅ぼす物でもある、それを覚えとけ。過ぎた力は、お前を殺すぞ」
アンクさんの顔はいつもの表情から、より一層真面目な顔になっていた。
「わ、分かりました……肝に銘じときます……」
「なら良いんだ。それじゃ、少し休憩だ。降りろ」
「はい」
ウチはアンクさんが言った通りに地面に降りる。
……少し、疲れたかも……。
「疲れたか?」
「あ……はい……少しだけ」
「歩けるようになったまだ日が浅い、今日はこの辺で終わりだ」
「まだ出来ます!やらせてください!」
「馬鹿か、あんましやり過ぎても体を痛めるだけだ。今日はもう終わりだ」
「でも!」
「でもじゃねぇ……良いから。今日は終わりだ」
まだ、出来るのに……。
ウチはしぶしぶ、アンクさんの指示に従った。
「お疲れ様、はやてちゃん」
「あ、アニス君。ありがとう」
後ろを向くと、そこにはアニス君が居た。
暑いのか、うっすらと汗が半袖ににじんでいて、少し透けていた。
……食べてもええかな?
「アニス君、半袖透けとるよ?」
「ん?うわぁ、ホントだ……」
「可愛ぇなぁ……揉んでもえぇか?」
「駄目!絶対駄目!」
「そんな胸隠してまで嫌がらんでも……」
「だって、はやてちゃんが揉むと、赤くなるんだもん……」
「ん~、やっぱ大きくならへんか」
「なってたまるか!」
「あはは!冗談や冗談」
ホントに、弄ったらおもろいなぁ……。
やっぱ大好きやで、アニス君。
「所で、もう良いの?」
「うん、今日はもう終わりやて。まだ出来るのに……」
「まぁ、アンクも昔色々とあったからね。そう言うのに厳しんだよ」
「……何かやらかしたん?」
「ん~、まぁ……俺の前のパートナーがちょっとね」
アニス君はバツが悪そうに話す……。
これ以上の詮索は駄目やね。
「それじゃ、遊ぼうか?この前は、はやてちゃん泳げなかったし」
「そやね!それじゃ、またあのスク水貸してくれへんか?」
「あー……ごめん、今魔法使えないから、出せないんだ」
「そっか~。せやったら、このまま入るしかないな」
「幸い、中には着替えもあるから。良いと思うよ?」
「うん~……やっぱ、止めといてもええかな?」
「?どうして?」
今考えたら、まだそこまで足を器用に動かせへんし。
足つったら溺れてまうし。
「よく考えたら、歩けるようになったばかりだから、今は無理やね」
「あっ……そうか~、ごめんね、何か……」
「いやいや、アニス君が気にする事なんて何一つ無いよ。それじゃ、ウチは少し休んでるわ」
「うん、分かったよ~」
さて、中に入るとしよう……。
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~アニスサイド~
はやてちゃんに悪い事しちゃったな……。
まぁ、俺もデリカシーが無いって事だね……。
「それじゃ……何してようかな……」
暇だな……ここで一日過ごすとなると、とても暇だ。
仕方ないので、今現在所有してる、魔具のチェックをしよう。
俺は懐から転移符と転送符を取り出す。
転移符が10枚、転送符が5枚……。
魔法使える様になったら作らないとね……。
結構使い勝手が良いから、すぐに頼っちゃんだよね。
「……う~む……どうしたものかな……」
まぁ、蒐集は俺がやる事じゃなくなったわけだけども……。
それでも何かしたいんだよね……。
「はぁ……雨の日のロイ・マスタング並みに無能だな俺」
雨の日は無能なんですから……。
マジか……死んだ方が良いな俺……。
「あ~……魔法使いて~」
え?もう何回も使ってるじゃねぇか?
……ですよねー……でも斬魄刀出してないし……。
あー、氷輪丸で無双してぇ……。
卍解も何もしてねぇよ、もう何か月も……。
あー……斬魄刀使いてぇ……。
「……つか暑い……」
じりじりと照りつける太陽……。
暑いなぁ……。
「……俺も中入ろ……」
人形どもは熱さ関係なしに遊んでやがる……。
くそ、それが若さか……(※違います)
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~キング・クリムゾン!~
……久々にキング・クリムゾンが発動したね……。
作者仕事してんな……。
(いやぁ、それほどでも)
……でしゃばんな。
何やかんやで、もう夜になりました。
各自部屋に入って寝る準備をしています。
俺は自分の部屋を使っています。
「それにしても……何だかな~」
お風呂入ってたらヴィータが侵入してきて、てんやわんやだったよ。
あれだね、ヴィータ可愛い、マジ可愛い……。
それだけなんです。
「はぁ……何か……疲れた……寝よ……」
そんな感じで眠りについたんだけど……。
少し経ってから、違和感に気づき、目が覚める……。
「ん~……何だ……この重み……両腕が……重い……」
俺は両サイドを見る……。
そこには、俺に抱き着いて眠るはやてとヴィータが……。
あれ……この二人、部屋一緒だったよね……。
首謀ははやてか……ちくしょう……眠れなくなった……。
「……はぁ……どうしてこうなったし……」
俺は少しだけため息をつくと、目を瞑る。
……うん、やっぱ眠れない……。
結局、俺はそのまま朝まで眠れなくて。
起きた時には既に皆戻準備をしていた。
畜生……。
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ただどう返していいか分からないので放置気味なのは確かです……すいません……