「私達だって、何かと誘惑されるのよ!」
会長がいつものように小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語っていた。
本当に本の受け売りなのだろうか?
「な、何よ杉崎!言いたい事があるなら言いなさい!」
俺の目線に会長が気付く。
「え、いや、別に。相変わらず平坦な――――――」
「うわぁぁぁあああああああああああん!」
まだ言ってないのに!
「杉崎が虐めるぅううううううううううううう!!!」
と言って知弦さんの胸にダイブ。羨ましいなぁ。
「あらあらアカちゃん。どうしたの?」
「胸云々で言ってくるのぉおおおおおお!!!」
だからまだ言ってないですって。
「まあ、そうなの、可哀想に。よーしよしよし」
と言って知弦さんは会長の頭を自分の胸に押し込む。あ、ドSモードキタ―――――――!
「アカちゃん。思う存分泣いていいのよ?」
知弦さん!顔悪魔ですっ!!!
「ぅむう。知弦の胸暖かい・・・。だけど―――――――――――」
「だけど?」
「うわぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああん!!!!!」
あ、大泣き。俺がが慰めよう。
「会長。さあ、俺の胸に飛び込んできて下さい!」
構える。
「えぅ。ぐしっぐしっ」
「そちらから来ないなら俺から行きますよぉ」
さあ、やっちまうのも今のうちだっ!!!
俺は思いっきり走って会長の元に――――――――――――。
「いやぁぁぁああ!」
行けなかった。グーパンチきつい。
「オードリー○日並みにキモいっ!」
えぇー。俺、美少年じゃないっすか。
「絵師の力よ!」
「お、俺の心読みましたかっ!将来一緒になる日が近い―――――――――――」
「それは無いわね」
知弦さんの攻撃!鍵に10000万と2000のダメージ!
「ぐほっ」
「なるとしたら中目黒君と―――――――」
「嫌ぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
死んだ方がマシだ。
2次元の真冬ちゃん作(BL)のキャラは嫌に決まっている!
「でも、美少年じゃないですかぁ」
「美少年だけど、付き合う気には・・・って真冬ちゃんっ?」
天井裏からひょこっと参上。
「忍者○ットリくんみたいだからやめよう・・・?」
忍者ハット○くんって古。
「えー?そう?会長さんよぉ」
机の下から声がした。
「うみゅっ!深夏じゃないっ!一体何処から・・・・」
「そんな事はどうでもいいだろ♪」
今日の生徒会は怪奇。椎名姉妹は忍者?
あるーはれーたひーのことー・・・・・。
『ッ・・・・・・・?』
「あ、中目黒君です」
「この最近、涼○ハルヒにハマってるって言ってたな」
えー。あんな美少年がそんな趣味・・・。
「先輩、中目黒君との進展は―――――――――」
「ありません!あって欲しくない!」
とんでもない。進展なんてあってたまるかい!
「『残響死滅』との今後の蜜月の予定は―――――」
「あ・り・ま・せ・ん!」
今後って。前もヤったみたいになってるけど。
まだ清らかだから。本当に。
「ほうわぁ!!!」
ぺと。
え?何かが俺の胸にハリついて・・・。
「シリコンパット・・・?」
しかも体にシリコンパッドが張り付き取れない。
「会長、これ何ですか?」
「え?シリコンパッド知弦仕様。」
ずん。
どし。
「重い・・・・」
床に沈んでしまった。
「うふふ。私の胸って、そんなに大きかったかしら?」
うわ。触りてぇ。あの胸の艶。
でも俺は動けない。
「おお、鍵が女に見えてくるぜ!」
「これなら、先輩×中目黒君が成立しますね♪」
成立してたまるかい!
「誰か助けて・・・・」
触りたくても、欲しがる男はいない。
いいから、誰か――――。
「わぁ。たくましい美乳ね。キー君」
ぷにぷにと突かれる。
「うわっっ!ちょ、待って、沈む・・・」
「重いでしょう?」
知弦さんはニヤッと口をゆがめる
「ま、待ってくださ・・・・地面にめり込む・・・・!」
地面にめりめりとめり込んでいく俺。生徒会メンバーを上目づかいでしか見れない。
「キー君・・・。また会いましょう。・・・・・あの世で」
「!?」
そうして俺の記憶は彼方へと消えていった。
「何これ!!俺何にもひどいことしてないぞ!!」
「私のこと貧乳呼ばわりしたじゃない!」
「本当のことじゃないですか」
「なっ・・・!ばかーっ!」
「あべしっ」
そうして俺の記憶は彼方へと消えていった。2度目。
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生徒会の一存のパロディ。
第1弾。
前のアカウントの時の投稿とは少し変更しました!