No.402169

第15話 プレシア&クロノ登場

神夜 晶さん

どうも!神夜晶です!

今回はクロノ登場という事で・・・

私はリリなのの作品を色々見てるんですが

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2012-04-03 18:14:44 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2801   閲覧ユーザー数:2699

「フェイト!」

 

 

「なのは!」

 

 

お二人が同時にジュエルシードに触れてお互いの武器にひびが入りました

そして、僕達の視界が一瞬だけ光に包まれて青い光が空を突き抜けました

その中心からお二人が出てきてデバイスが傷ついたのか地面に下り立ちました!

 

 

「大丈夫……? 戻ってバルディッシュ!」

 

 

テスタロッサさんがデバイスを元の状態へと戻して

ジュエルシードを見てます!もしかして、手で封印する気じゃ……?

もし、手で封印するとなると魔力も要りますし……

第一手に怪我を負っちゃいますね……

そうなるとアルフさんが悲しむよね~……

もしテスタロッサさんが手で封印しようとしたら僕が封印してあげよう!

あ!予想通り手で封印する気ですね!

 

 

「フェイト!」

 

 

仕方ありませんね……ちょっとの間眠ってもらうよ?

テスタロッサさんがジュエルシードに触れる前に

僕は瞬間移動でジュエルシードの近くへと移動しました

そして、僕はテスタロッサさんの首へと手刀を入れました

ヒュッ!トン!

 

 

「うっ……」

 

 

ドサ!

テスタロッサさんは気絶して倒れました

 

 

「「命(君)!?」」

 

 

「フェイト!命、あんた……私達の邪魔をする気かい!?」

 

 

「……」

 

 

僕は何も言わずにジュエルシードを掴みます

そして、封印をしたいと思います!

 

 

「……」

 

 

僕は今持っている1/10の魔力で封印作業を行います!

ジュエルシードが僕の手の中で暴れてますが

関係ないよ!僕の手というより絶対神にそんなの効かないんだからね!

シュゥゥゥ……

どうやら無事に封印出来たみたいだね!

アルフさんがこっちに駆け寄って来ました!

 

 

「それをこっちに渡しな!」

 

 

「はい……」

 

 

僕はあっさりとアルフさんに手渡しで渡します

アルフさんはビックリした顔でこっちを見ています!

 

 

「命? 良いのかい……?」

 

 

「言った筈ですよ……?

僕はそんなのいらないと……

それに僕が封印しなかったらこの子が手で封印してたでしょう……

手でも封印出来ますがテスタロッサさんの手が傷つきます……

そうなると貴女はこの子を心配するでしょう……?」

 

 

「当たり前だよ!この子は私の大事なご主人様だからね!」

 

 

「心配するという事は少なからず負の感情になるという事……

僕は貴女を悲しませたくないので僕が封印したんです……

それに、この子の手が傷つかないという理由もありますけどね……」

 

 

「そ、そうかい……///

感謝するよ、命!」

 

 

「貴女が笑ってくれるのでしたら……

封印くらい訳無いです……

それに……僕を傷つけられるのは

全ての世界を通して只一人ですから……」

 

 

「へぇ~……随分と自信あるじゃないか!」

 

 

「それより……早くこの子を連れて戻っては……?」

 

 

「おっと、そうだったね!

じゃぁね~命!」

 

 

「はい……」

 

 

アルフさんはテスタロッサさんを連れて帰って行きました!

高町さん達も此方に近づいて来ました!

 

 

「命君!何であの子達にジュエルシードを上げちゃうの?」

 

 

「そうだよ!何で僕達に渡してくれなかったのさ!」

 

 

「あの子は自らの危険をかえりみずに

ジュエルシードを封印しようとしました……

僕はそういうのを見たくありません……

ですので、僕が封印したんです……

何故あの子達に上げたのかと言いますと……

勇気を称えた努力賞という感じですかね……?

勿論、高町さんがあの場面で同じ事をしようとしたら

僕は貴方達に渡してましたよ……?」

 

 

「「そっか……」」

 

 

「そろそろ僕は眠たくなって来たので……

帰りますね……」

 

 

「「うん!」」

 

 

「それでは、高町さん……

また明日学校で会いましょう……」

 

 

「うん!またね命君!お休みなさ~い♪」

 

 

「お休みなさい……Zzz」

 

 

僕は睡魔に負けずに目を頑張って開いて家へと瞬間移動します

家に着いてお風呂にさっと入って髪をネプテューヌお姉ちゃんに乾かしてもらって

今日は紫お姉ちゃんと一緒に寝ます!

それでわ、お休みなさい……

 

 

「お休みなさい、お姉ちゃん達……」

 

 

「「「お休みなさい!」」」

 

 

そして、翌日……

僕はいつも通りの6時ぴったりに起きます!

隣では紫お姉ちゃんが僕を抱き枕状態にして寝ています!

僕は気づかれずに瞬間移動でベッドを離れます

そして洗面所に行き水で顔をさっぱりさせます!

冷たいけど気持ち良いよ♪

お姉ちゃん達が起きる前に僕は朝ご飯の準備をします!

今日の朝ご飯はサラダに甘口のカレーです!

僕はこんな身体なので食べる量が少ないですが

15㌔をいつまでも維持出来ます!

僕は慣れた手付きで手早く作ります!

 

 

「~♪~♪~♪」

 

 

僕は鼻歌を歌いながら作っていきます

数十分後にカレーを作り終えて

作ってる間にお姉ちゃん達は起きて来て

今は皆で朝ご飯を食べてます!

 

 

「もきゅもきゅ♪」

 

 

「「「(いつ見ても可愛いわ(ですわ)!)」」」

 

 

「もきゅもきゅ……♪」

 

 

僕達は朝ご飯を食べ終わりました!

今日も美味しく出来たよ♪

 

 

「「「「ご馳走様でした!」」」」

 

 

今僕は後片付けをしてます!

後片付けが終わって僕は普段着に着替えました!

今日は学校ですが休みます!

着替え終わってから、お姉ちゃん達に外出する事を伝えて僕は外に出ます!

そして、僕は今テスタロッサさんの家の下に来て居ます!

何故かと言うと……時の庭園に行く為です!

あの人……プレシア・テスタロッサさんに会う為です!

さてと……気づかれない様に時の庭園に行こうかな~♪

僕はテスタロッサさんの部屋へと向かった

神の目で見たら居なかったので「屋上かな?」と思い屋上へと浮遊していった

此処で引き返して家でお姉ちゃん達と一緒に居れば良かったと……

後で後悔する羽目になるとは今の僕には想像も付かなかった

まさか、あんな事になるとは思いもよらなかったのだから……

 

 

「お土産はこれで良しと……」

 

 

「甘いお菓子か~……

こんな物あの人は喜ぶのかね~?」

 

 

「分かんないけど……

こういうのは気持ちだから!」

 

 

僕が屋上へ行くと時の庭園に飛ぶ前でした!

早めに来て良かった~♪

 

 

「次元転移、次元座標……

876C 4419 3312 D699 3583 A1460 779 F3125

開け誘いの扉『時の庭園』テスタロッサ主の下へ!」

 

 

そう言い終わると魔法陣が勢い良く輝き出して

お二人は転移しました!

僕も時間を空けてテスタロッサさんの魔力を追って瞬間移動をしました

僕が転移して行くと鞭の音が鳴り響きました

奥へと足を進めると大きい扉の前に

アルフさんが体育座りをして耳をふさいでました

何故……? 僕はアルフさんに駆け寄りました

 

 

「命!? 何で此処に!

いや、それよりもフェイトを助けておくれ!」

 

 

「え……?」

 

 

「フェイトが……フェイトがあの人に叩かれてるんだよ!

もう見てられないよ……」

 

 

アルフさんの頬に一粒の涙が落ちました

僕は只事じゃない事を察してそれ以上聞くのは止めました

僕が神の目で中を覗いて見みました……

でも……それが間違いでした

何度も何度もテスタロッサさんが女性に鞭で叩かれてました

叩かれる度に悲鳴を上げて……

あれは……プレシア・テスタロッサさん……?

 

 

「何……これ……」

 

 

どうして自分の子供を叩くの……?

そう思ってると僕の頭に生前の記憶が蘇りました

 

 

『お前がいらないからなんだよ!』

 

 

『お前はこれから私達のストレス解消の道具よ!』

 

 

『お前なんか死んじゃえよ!』

 

 

僕が何をしたと言うの……?

ねぇ……誰か教えて……

 

 

『お前は生きてるだけで邪魔な存在なんだよ!』

 

 

その言葉を聞いた瞬間に僕は足を引いて首をゆっくりと横に振って

涙を落としたのも気づかずに悲鳴を上げた……全ての世界に届く位の声で……

 

 

「ぃ……ゃ……ぃゃ……

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!」

 

 

「み、命!? 急に叫んでどうしたんだい!?

これは……怯えてる……?」

 

 

微かにアルフさんの声が聞こえてきたのを最後に僕は意識を失った

そして……『絶対神』神羅命に新たな感情が芽生えた

それは……“無”

其処から命の瞳から光は消えて髪は黒色になった

 

 

 

「命!どうしたんだい!?

黙ったと思うと動かなくなって

今度は髪の色が黒色に変わるし……」

 

 

「……」

 

 

「大丈夫? いきなり叫んだからびっくりしちゃったよ(汗)」

 

 

「……」

 

 

「ちょっと、本当に大丈夫?

いつもなら無表情でも返事返すのに……」

 

 

命は無表情、無感情のまま大きな扉を殴って開けた

其処にはバインドで繋がれたフェイトとそれを鞭で叩くプレシアが居た

 

 

「貴女ね? さっきの叫び声は……

この時の庭園に来てまで叫び声を上げて

一体何がしたいのかしら?

それに……私に魔力を感じさせずにどうやって来たのかしら?」

 

 

「命……?」

 

 

「フェイトの知り合いなのかしら……?」

 

 

「はい……ジュエルシード探しの途中で出会いました……」

 

 

「へぇ~……

それで、何か用かしら?」

 

 

「……」

 

 

シュン!

命は瞬間移動をしてプレシアの前に立って

腹を勢い良く殴りつけた

殴られたプレシアは後ろに勢い良く吹き飛んで行く

 

 

「ガハッ!?」

 

 

「母さん……!命何するの……?」

 

 

「……」

 

 

命は何も答えないままフェイトを見る

そして、命の髪が動いてフェイトのバインドを斬る

ドサッ!という音を立てながらフェイトが落ちた

普段の命じゃない事に気づいたのか呼び掛ける

 

 

「どうしたの命……?

いつもと違うよ……?

髪の毛が黒色になってるけど染めたの……?」

 

 

「……す……」

 

 

「え……? 何て言ったの……?」

 

 

「殺す……」

 

 

「……っ!? 駄目だよ!

母さんを殺さないで!」

 

 

「殺す……」

 

 

「お願い……止めて……

止まってよ命……」

 

 

「……」

 

 

そう繰り返してる内にプレシアが口に血を付けながら歩いてきた

思った以上にダメージを負っている様だ

 

 

「いきなり殴るなんて失礼じゃないかしら……

そもそも、何故貴女が私を殺すのかしら?

理由が思いつかないのだけど?」

 

 

プレシアが理由を求めても命は答えなかった……

しかし命が口を開いて言葉を発した

その言葉には一つ一つに重みがあった

 

 

「……我が主人格の願いにより……

……プレシア・テスタロッサ……

……貴様を殺す……」

 

 

「主人格……? 何を言ってるのかしら……」

 

 

「本当にどうしたの命!?」

 

 

「……我が主人格は自らの過去を思い出してしまい……

……助けを求めた……

……その理由がプレシア・テスタロッサ………

……貴様にあるのだよ……」

 

 

「私にあるですって……?

私は貴女に何かした覚えは無いわよ?」

 

 

「……貴様がこの者……

……フェイト・テスタロッサを虐待した事で……

……主人格は過去を思い出してしまった……

……だから、貴様を殺す……

……それが主人格の願い……」

 

 

「命の過去にそんな事が……?」

 

 

「それで……? 私を殺すですって?

やってみなさい!その前に貴女を殺してあげるわ!」

 

 

プレシアがそう言いながら魔力弾を放つ

しかし、命の周りにある透明のバリアに弾かれる

 

 

「貴女……本当に何者なのかしら……?

この私の魔法が通じないなんてね……

ありえないわ……」

 

 

「……貴様ごときの力で我に傷を付ける事は不可能だ……

……大人しく殺されるがいい……

……我から逃げ切る事は不可能……」

 

 

「くっ……

黙って殺される訳ないでしょう!」

 

 

そう言いながら何度もプレシアは魔法を放っていく

次第にプレシアが息切れを起こしていった

 

 

「……諦めたか……?

……なら死ぬがいい……」

 

 

「くっ……此処までなの……?」

 

 

命は虚空から刀身が黒い日本刀の様な物を出した

それは見る物を恐怖させる唯一無二の剣

“全てを破壊した最後の剣”である

これは命の前世より前の命に関係しているので

この剣の秘密は、いつか明らかになるだろう

それを見た二人は恐怖していた

 

 

「何なのその剣は……? 背中が凍る程恐ろしいわ……

保持している魔力が凄まじいわ……

ジュエルシードが玩具に見える程にね……

その剣を私に貰えないかしら……?」

 

 

「何て魔力……

それにこの感じは……」

 

 

「……人間がこの剣を欲するなどありえない事だ……

……この剣は我が負の感情により出来た剣……

……人間である貴様がこれを持つとどうなるのか……

……良くて廃人、悪くて精神が死ぬだろう……

……さぁ、死ぬが良い……」

 

 

プレシアに向けて命は剣を振り下ろした

そしてプレシアに剣は……

 

 

「くっ……」

 

 

「母さん!命……止めてぇぇぇぇー!!!!!」

 

 

届かなかった……

プレシアに触れる瞬間で止まった様だ

その場にフェイトの声が響いた

そして命の髪の色が白色に戻っていく……

全てを破壊した最後の剣も消えた様だ

 

 

「命……?」

 

 

「後少しで私は……」

 

 

「フ……ェ……イ……ト……ち……ゃ……ん……?」

 

 

「うん……!そうだよ……!

元に戻ったんだね!?」

 

 

「どうして……?」

 

 

「え……?」

 

 

「どうして虐待を受けてまでこの人間を守るの……?

何で……? どうしてなの……?」

 

 

「それは……私が母さんを愛してるから……」

 

 

「フェイト……」

 

 

「分からないよ……

どうして酷い事されてそこまで愛せるの……?」

 

 

「命……

……っ!?

命……その涙は……?」

 

 

「これが僕の本来の涙だよ……」

 

 

そ僕の本来の涙の色は黒だったりするんだ……

普通の神は白いけど僕は黒いんですよね……

何百年も前に泣いた時に黒くなったんだよね……

僕はそんな事を思いながらこの場を去ろうとする

 

 

「待って……」

 

 

「母さん……?」

 

 

「何ですか……?」

 

 

「此処に来て私を殴って只で帰れると思うの?」

 

 

「貴女は僕のバリアに傷一つ付けられませんでしたけど……?

その程度の実力で僕に勝てるとお思いで?

次にフェイトちゃんに虐待行為をしたら

例えフェイトちゃんが叫ぼうとも貴女を殺します……

覚えておいて下さい……」

 

 

「命……」

 

 

「肝に銘じとくわ……」

 

 

「さようなら……」

 

 

「待って……!命!」

 

 

僕はテスタロッサさんの呼び掛けを無視して瞬間移動をした

瞬間移動をした先はこの世界の宇宙にある何処かの星かな……

生物一つ居ない只の星……

僕は其処で今保持してる魔力の全てを使おうとしています

この星には悪いですけど……

僕の感情はもう抑えれないのです……

今出せる全ての魔力を僕は解き放った

 

 

「ハァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」

 

 

カッ!世界が光に包まれていきました

数分後僕が見たのは辺りにある星さえも消えた暗い宇宙の中でした

僕は瞬間移動をして家に帰りました

家に帰っても僕の気分は晴れる事はありませんでした

まだ地球はお昼過ぎでした!

僕が家に戻るとお姉ちゃん達は心配をした顔で

お出迎えをしてくれました……

 

 

「「「お帰りなさい!」」」

 

 

「ただいま……」

 

 

「どうかしたの?」

 

 

「元気無いですわね……」

 

 

「そうね……何かあったのかしら……?」

 

 

「うん……

さっきプレシア・テスタロッサさんに会ってきたの……

其処でフェイト・テスタロッサさんが虐待されてたから……」

 

 

「もう何も言わなくて良いわ……

分かったから……」

 

 

紫お姉ちゃんが僕を抱き締めてくれました

僕は黒い涙を流して心で思ってる本当の事を言いました

 

 

「フェイト・テスタロッサさんを見たら

生前の事を思い出しちゃって……」

 

 

「また思い出したのね……

辛いなら声を上げて泣いても……?」

 

 

「そうよ!私達は何の為に居ると思ってるの?」

 

 

「私達は命ちゃんを支える為に居るんですよ?」

 

 

「「「だから、思いっ切り泣きなさい!」」」

 

 

「うん……うん……」

 

 

僕は大声を上げて泣きました

泣いて疲れたのか僕は数時間ほど寝ちゃいました……///

やっぱり誰か傍に居るのって嬉しいね!

 

 

「さて……二人共良いわね?」

 

 

「「ええ(はい)!」」

 

 

「え? どうかしたの?」

 

 

「「「そのプレシアって女を半殺しに行くのよ(ですわ)!」」」

 

 

「え!? 駄目だよ!それに今回僕が思い出しちゃったのは

僕が弱かったからだよ……

だから、半殺しには行かないで……(泣)」

 

 

「「「命ちゃんがそう言うなら(仰るなら)……」」」

 

 

「うん……有り難う///(ニコッ)」

 

 

「「「……ッ!?//////」」」

 

 

お姉ちゃん達は物凄い赤面しました!

どうしてかな? まぁいっか!

 

 

「また出かけてくるね!夜ご飯までには戻るからね!」

 

 

「「「いってらっしゃい///!」」」

 

 

「行って来ます!」

 

 

僕はそう言うと魔法で透明になって浮遊していきます

ちょうど次のジュエルシードが発動したみたいです!

僕は発動した方へと飛んで行きます!

其処ではテスタロッサさんが木のお化けに攻撃を仕掛けた場面でした!

 

 

「おぉ~♪生意気にバリアまで張るのかい!」

 

 

「今までのより強いね……

それに……あの子も居る……!」

 

 

『ウオォォォ!!!』

 

 

「ユーノ君逃げて!」

 

 

「飛んでレイジングハート!もっと高く!」

 

 

「アークセーバー!行くよ……バルディッシュ!」

 

 

「行くよ……レイジングハート!」

 

 

テスタロッサさんが鎌状の光を投げつけました!

木をバッサバッサと切り倒していきます!

僕も鎌を飛ばしてみようかな~……

そうしてると高町さんが砲撃をし始めました!

 

 

「撃ち抜いて!ディバイン……」

 

 

「貫け豪雷!」

 

 

テスタロッサさんがした手の動きカッコイイ!

僕も真似てみようかな……

よし!やってみよう!傍観だけど今回はやりたくなったから良いよね?

豪雷? の真似じゃないけどDQのあの技をやります!

あの技それは……

 

 

「グランドクロス!」

 

 

僕は胸の前でちょっとだけ神力を溜めて十字を切りました!

そして小さい光の十字架が木のお化けに当たると

地面から勢い良く光の柱が出ました

これは~……DQ8のククールが使うのより何倍もの大きさだね……

 

 

「「これは……!」」

 

 

「命……?」

 

 

「命君なの……?」

 

 

僕はレムオルの魔法を解いて4人の前に現れました

さっき会ったばかりのお二人とは気まずいけどね……

 

 

「どうも……」

 

 

「「命!もう大丈夫なの(かい)……?」」

 

 

「はい……大丈夫です……」

 

 

「「良かった!」」

 

 

「「?」」

 

 

「このジュエルシードはどうするのですか……?」

 

 

「「「「……っ!?」」」」

 

 

僕がそう言うとテスタロッサさんと高町さんがデバイスを構えました!

どうやらあの子の登場ですね……

 

 

「ジュエルシードには衝撃を与えたらいけないみたいだ……」

 

 

「うん……昨夜みたいな事になったら

私のレイジングハートもフェイトちゃんのバルディッシュも可哀想だもんね……」

 

 

「だけど……譲れないから!」

 

 

「私は……フェイトちゃんと話をしたいだけなんだけど……

私が勝ったら……只の甘ったれた子じゃないって分かってもらえたら……

お話……聞いてくれる?」

 

 

「……」

 

 

お二人が同時にその場を蹴りぶつかろうとしています!

そして、武器が重なって光が出た瞬間にあの子が来ました……

 

 

「ストップだ!此処での戦闘は危険過ぎる!

時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだ!

詳しい事情を聞かせて貰おうか!」

 

 

空気読めない子の登場ですね……

僕はそんな事を思いながらも皆に気づかれずにジュエルシードを取って

一瞬の隙を見逃さずに再度レムオルの魔法を唱えて上空へと上がっていきました……


 
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