この前の高町なのはさんに魔法が使える事を教えてから数日が経ちました!
あれから学校で会いましたけど、最初はぎこちない態度でしたが
数日経ったら普通の状態に戻りました!
今日は月村すずかさんのお家にお呼ばれされました……
僕は今バス停に居ます!高町なのはさんと待ち合わせしてるので♪
まぁ、フェイト・テスタロッサさんの登場だよね!
また原作キャラに会える!でも、僕は傍観してるから会えないんだよね~……
どうやって会おうかな~?
そう考えてると高町なのはさんと、その兄高町恭也さんがバス停まで来ました!
「命君おはよう~♪」
「おはようございます……」
「君が命君か?」
「はい……」
「そうか、俺は高町恭也!
なのはと友達になってくれて有り難うな!
これからも宜しく頼む!」
「はい……
此方こそ、宜しくお願いします……!」
「二人共!バス来たから行こうか!」
「「おう(はい……)!」」
数十分後に月村すずかさんのお家に着きました!
やっぱり大きいです……
外国のお城みたいですね~
でも、神の星のお城より小さいけどね……(汗)
ピンポーン!
高町なのはさんがチャイムを鳴らしました
そして、数秒後に扉が開き美人のお姉さんが出てきました
ノエル・K・エーアリヒカイトさんです!
名前が長いのでこの人だけはノエルさんにします……
「恭也様、なのはお嬢様、そして命様ですね?
いらっしゃいませ!」
「ああ、お招きに預かったよ!」
「こんにちは~♪」
「初めまして……
神羅命と言います……
宜しくお願いします……!」
「はい!宜しくお願いしますね♪
どうぞ!此方です!」
僕達は、お屋敷の中に入ってちょっと歩きました
そして、皆さんが居る所に案内されました!
「なのはちゃん!恭也さん!それに命君も♪」
「すずかちゃん!」
「月村さん……」
「なのはちゃん!いらっしゃい!
貴方が命君ね? 初めまして!
ファリン・K・エーアリヒカイトです!宜しくね♪」
「はい……
此方こそ宜しくお願いします……」
「恭也、いらっしゃい!
そして、初めまして命君!宜しくね?」
「ああ!」
「初めまして……
宜しくお願いします……!」
「ふふふ……
すずかに話を聞いてたけど……
実物を見ると可愛いわね~♪」
「……///」
「あー!お姉ちゃん!
命君取ったら駄目だよ!」
「あら? 誰も取るなんて言ってないわよ?
すずか貴女、もしかして……」
「そ、それは……///」
「お茶をご用意致しましょう……
何が宜しいですか?」
「任せるよ!」
「なのはお嬢様と命様は?」
「「私も(僕も)お任せします……!」」
「かしこまりました!」
「ファリン!」
「はい!了解です!お姉様!」
「じゃ、私と恭也は部屋に居るから」
「はい!其方にお持ちします!」
ノエルさんとファリンさんが一礼をして何処かへ行きました
僕と高町なのはさんは二人の所に行き椅子に座りました
すると、足元に居る猫全員が僕に寄ってきました……
『にゃー!』
「命の所に猫が集まったわね……
好かれる体質なのかしら?」
「「そうみたいだね!」」
僕は猫を見るだけにしておけば良かったんですが……
猫を触ったり抱いたりすると僕は緊張感が無くなってしまうんです……
つまり無口じゃなくなり、いつもの僕になります……
僕は猫のポーズを取り、笑顔でにゃんにゃんする
「にゃんにゃん♪」
『にゃんにゃん!』
「「「……」」」
「はっ!? 見ました……?」
「「「ばっちりと!」」」
「(カァァァ)……///」
「「「(((可愛いすぎる!)))」」」
「それにしても、相変わらず
すずかのお姉ちゃんとなのはのお兄ちゃんは
ラブラブだよね~」
「うん!お姉ちゃん恭也さんと知り合ってから
ずっと幸せそうだよ!」
「家のお兄ちゃんは~どうかな?
でも、昔に比べて優しくなったかな?」
「へぇ~……」
「良く笑うようになったかも!」
「そっか!」
「そういえば、今日は誘ってくれて有り難うね?」
「僕も誘って頂き、有り難うございます……」
「ううん、こっちこそ来てくれて有り難う!」
「今日は元気そうね?」
「ふぇ?」
「なのはちゃん最近元気無かったから……
もし、何か心配事あるなら話してくれないかなって
二人で話してたんだけど……」
「すずかちゃん……アリサちゃん……」
いつの時代も友達というものは良いものですね……
でも、僕はどうなんだろう……
この子達と友達になれてるのかな? 僕は前向きに生きなさいって
お姉ちゃんに言われてるけど
でも、まだ前世の事を引きずってしまってる……
もしもこの子達に裏切られたらって考えると怖いかな……
前世では友達が一人も出来なかったから……
僕は友達を作るのが怖いのかもしれないね……
ここは勇気を出して聞いてみよう……
「命君? どうしたの?」
「「命(君)?」」
「あの……
3人にとって僕は友達……なのでしょうか……?」
「「「……」」」
「……?」
「「「ぷっ……あははは!!!」」」
「え……?」
もしかして違ったのかな……?
やっぱり僕は……
「何言ってるのよ!私達は最初に会った時から友達に決まってるじゃない!」
「「そうだよ!」」
「……」
「「「み、命(君)!? どうしたの!?」」」
「ぇ……?」
「泣いてるよ……?」
「泣いてる……? 僕が……?」
僕は頬を触れてみると涙が流れてました……
これは嬉し涙? 僕を友達と言ってくれたから……?
「……有り難う……///(ニコッ)」
「「「っ//////!?」」」
あれ? どうしたのかな?
僕は泣きながら笑顔で有り難うって言っただけなのに……
「きゅいーん!」
ユーノ君が猫に追いかけられてます!
ご愁傷様ですね……
「ユーノ君!」
「愛!駄目だよ!」
ユーノ君と猫が部屋の入口へ向かった時
ファリンさんが来ました!
これは……何とかしないといけないよ!
そう思った僕は誰よりも早く行動する
「はーい!お待たせしました!
苺ミルクティーとクリームチーズクッキーでーす!」
ファリンさんの足元にユーノ君と猫が回る
僕は急いで向かいユーノ君を追いかけてた猫を両手で抱き上げる
お姫様抱っこに近い感じかな?
「追いかけたら駄目だよ……?」
「にゃーん!」
「よしよし……良い子だから邪魔しちゃ駄目だよ……?」
「にゃん!」
どうやら分かったようです!
僕は絶対神なので存在する全ての生き物や物に声を掛ける事が出来るんだよ!
つまり此方からの声を相手が分かる様にしてるって事!
向こうからの声も神力集中すれば分かるんだけどね~♪
「命君有り難う~♪」
「いえ……
折角のお菓子とお茶を地面に落っことしたら勿体無いので……
それに、ファリンさんが怪我したら大変ですから……」
「命君……///
ハッ!? 急に寒気が!?」
「「「(((命(君)に心配されて羨ましい……)))」」」
「ユーノ君もおいで……」
「きゅ!」
僕はしゃがんでユーノ君に僕の肩に登る様に言う
お菓子とお茶を持って僕達は外に出る
僕は猫を抱きながら自分の椅子に座る(ユーノ君は高町なのはさんの肩に居ます)
う~ん……やっぱり猫は癒されるね♪
「しっかし……
相変わらず、すずかの家は猫天国よね!」
「ふふふ……♪」
「でも、子猫達可愛いよね!」
「うん!里親が決まってる子も居るから
お別れもしなきゃならないけど……」
「そっか……
ちょっと寂しいね……」
「でも、子猫達が大きくなっていってくれるのは
嬉しいよ!」
「そだね!」
う……? 猫が1匹草の向こうに行っちゃった……
そろそろフェイト・テスタロッサさんが来る頃かな?
高町なのはさんが気づいたみたい?
『なのは!』
『うん!すぐ近くだ!』
『どうする?』
『えっとー……えっとー……』
『お二人共ちょっと良いですか……?
僕に提案があるのですが……』
『『命(君)!?』』
『ユーノ君がジュエルシードのある方向に走って行って
それを高町さんが追いかけるのはどうでしょうか……?』
『それだ!』
『うん!それで行こう!
命君有り難うね♪』
『いえ……
僕は猫が心配なだけですから……』
『ふふ……
それでも有り難うね?』
『ハイ……///
それから……』
『『? 何?』』
『気を付けて下さい……』
『うん!いつもの事だけどね……』
『何か嫌な予感がするので……
いつも以上に警戒を怠らずに……』
『『うん!』』
『もし、何かあれば僕も手を貸しますから……』
『『分かった(の)!』』
そして、念話が終わりユーノ君が草むらの方に走っていく
確か猫がフェイト・テスタロッサさんに攻撃されるんだっけ……?
それだけは防ごうかな~……
例え小さなダメージだったとしても
僕の前で猫を攻撃はさせないよ……? フェイト・テスタロッサさん……♪
「ユーノ君!?」
「あらら? ユーノどうかしたの?」
「うん!何か見つけたのかも?
ちょ、ちょっと探してくるね……」
「一緒に行こうか~?」
「大丈夫!すぐ戻ってくるから待っててね!」
「ちょっとお手洗い行ってきますね……」
「「いってらっしゃい!」」
僕は館の中に入ってお手洗いに向かいます!
そして、トイレの中で瞬間移動をする
シュン!
どうやらユーノ君が結界を張ったみたいだね!
ジュエルシードが発動しました!
大きい~……原作知識はあるけど、これ程とはね~……
でも、可愛い!歩いてるけど周りがドスンっていうね……
……来た!
フェイト・テスタロッサさんからの電撃が来たので
僕は猫の前に空中で立ち止まる
森羅万象のバリアで電撃が消えました♪
「命君!」
「……」
「バルディッシュ!フォトンランサー電撃!」
「何処の誰かは存じませんが……
猫を傷つけるなら容赦はしませんよ……?」
「くっ……」
「猫さん……
貴方が持ってる石渡してくれないかな……?」
『にゃー!』
「うんうん……良い子だね……
有り難うね……?」
どうやら渡してくれる様です!
僕は猫の頭を撫で撫でしてます!
『にゃー!』
猫が叫びながら縮んでいくと近くにジュエルシードがありました
それを僕は拾って猫も抱き上げます!
「それを渡してください……」
「猫を平気で傷つける子には渡したくないです……」
「そうですか……
でわ、力ずくで奪います……!」
「「命(君)!」」
そう言ってフェイト・テスタロッサさんが
バルディッシュを鎌みたいにして僕に向かって来ます
でも、僕にはバリアがあるので威力が弱い攻撃は絶対通じないのですよ♪
ガキン!
「魔法障壁……?」
「貴女の攻撃は絶対に通らないですよ……(ニコッ♪)」
「……(可愛い)///」
あれ? フェイト・テスタロッサさん顔赤くない?
戦闘中に風邪引くなんて原作知識にはないし……
どうしたんだろう……?
「それでも、ジュエルシードを渡してもらいます……」
何度もバルディッシュで切り掛かって来る
ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!
意味無いのにね……これだけ無駄な攻撃してるのを見ると
ちょっと哀れというか……可哀想に見えてくるね……
そう思ってる内に高町なのはさんが来ました!
「命君大丈夫!?」
「っ!? 同系の魔導師……ロストロギアの探索者か……
バルディッシュと同系のインテリジェントデバイス……」
「僕はこの猫連れて戻るので……
後はご自由にどうぞ……」
「あ……
待って……!」
「何か御用ですか……?」
「お願いです……
ジュエルシードを渡して下さい……」
「命君!渡したら駄目だよ!」
「生き物を傷つける者に渡す物は何もありません……
ですのでお引取りを……」
「もう傷つけないと約束します……だから……」
「人間はそう言って何度も生き物を傷つけて来た……
約束を守った者は一人も居なかった……」
「命君……」
「お願い……ぐすっ……です……
渡して……ひっく……下さい……」
「(遂に泣きだしましたか……
それにしてもフェイト・テスタロッサさんって
まさか泣き出すとは思いませんでした……(汗)
原作知識では、そんな風に見えない気がしたのですが
これも僕が来た事による不具合やバグなのかな……?)」
「命君……? 女の子泣かしたら駄目なの!」
「……(ハァ……)
僕の負けですよ……
渡してあげますよ……」
「本当……!?」
「「命(君)!?」」
「但し……
2度目は無いので気を付けて下さいね……?」
「うん……有り難う……」
「もし……また動物を傷つける場面を見たら……
そのデバイスとジュエルシードを壊します……
……良いですね?」
「……(コク)」
「でわ、お二人で戦って下さい……」
「「「え……?」」」
「言い訳に聞こえますが……
僕はタダで上げるとは言ってません……
それに初対面の貴女に譲ると思いますか……?
初対面の貴女より何度も会ってるこっちの子に渡すのが道理ですが……
そこは差別になってしまうので……
お二人が戦って勝ったらジュエルシードを渡します……
それが嫌なのでしたら渡せません……」
「うん……分かった……」
「え!? ちょ、ちょっと待って!」
「どうしました……?」
「どうしました? じゃないよ!
どうしてこの子と戦わなくちゃいけないの!?」
「どうしてって言われても……
どちらもジュエルシードを探してるのですから……
仕方ないじゃないですか……
嫌でしたらこの子に渡しますよ……?」
「それは……」
「なのは!戦おう!
勝ってジュエルシードを元の世界に返そうよ!」
「ユーノ君……うん!私やってみるよ!」
「決まりましたか……?
僕は離れてるので思う存分戦って下さい……
周りに被害が出ても後で直すので大丈夫ですよ……」
「「分かった(の)……!」」
「でわ……始め……!」
其処から原作の様に高町なのはさんが負けました……
ちょっと可哀想なので後で傷を治しておきましょう!
勝ったのを確認すると此方にやって来ました
「勝ったよ……? ジュエルシードを渡して下さい……!」
「はい……
約束通り渡しますよ……!」
「有り難う……」
「いえ……
僕の方こそ意地悪してごめんなさい……(泣)
どうしても猫を傷つく姿は見たくなかったんです……」
「ううん……(涙目可愛い……///)
私の方こそ猫を傷つけようとしてごめんね……?」
「いえ……
でも、これからは本当に気をつけて下さいね……?」
「うん、気をつけるよ……
それじゃまたね……?」
「はい……
また会いましょう……(ニコ)」
「うん……///
あ、名前聞いても良いかな?」
「ふぇ? 僕の名前ですか……?」
「うん……!(驚いた顔も可愛い!)」
「僕の名前は神羅命です……貴女は……?」
「私はフェイト・テスタロッサだよ♪」
「それではテスタロッサさん、また会いましょう……」
「うん!それとフェイトって呼んで……?」
「まだ名前では呼べないです……
もう少し時間が経ったら自然と呼びますので……」
「そっか……
それじゃ、仕方ないよね……
じゃ、命!またね!」
「はい……!」
フェイト・テスタロッサさんがそう言うと空を飛んで帰っていきました!
僕は高町なのはさんの元へ向かいベホマで傷を治します
「凄い……
デバイス無しで魔法を使うなんて……」
「僕が使う魔法は少し特別でして……
デバイス無しでも使えるのですよ……
よし……これで大丈夫でしょう……
高町さんを運ぶので僕の肩に乗ってくれますか……」
「あ、うん!」
僕はお姫様抱っこで高町なのはさんを持ち上げて屋敷へ向かいます
帰る前に後ろを向いてお姫様抱っこで手がふさがってるので
指をパチンとならして神力で自然を直しておきました
途中で高町なのはさんが起きて自分の状態と僕の顔を見て
凄い赤面をしてました!何故でしょう……?
お姫様抱っこは分かるのですが……
普通は僕にされると嫌がると思うのですが……
そこら辺は気にしないでおきます……
そして、屋敷に着いてアリサ・バニングスさんと月村すずかさんが
こっちに気づいた様です!
それから僕達は夕方までお喋りして月村すずかさんのお家を後にしました!
屋敷に戻ってからは高町さんが元気無いようですね……
無理もないですよね……魔導師としての初めての敗北ですし……
僕が原因っていうのもありますが罪悪感が物凄いです……
僕達はバス停で別れて僕はそのまま自宅へと瞬間移動しました!
帰ってからはお腹を空かせた3人のお姉ちゃんが玄関まで来ました!
これから夜ご飯を作らなきゃと思いながら僕はキッチンへと歩みを進めた……
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どうも~!神夜晶です!
今回はフェイト登場という事ですが・・・(他にも多数原作キャラ登場)
上手く書けるか分かりませんが頑張ります!
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