~アスカside~
守護騎士達が俺の元に現れて3年以上が経ち、俺は20歳になった。
え?年齢計算が合わないって?それは、夜天の書の収納領域に入っていた駄女神特性のダイオラマ魔法球(これからは別荘とよぶ)を使って守護騎士達と戦闘訓練などをしていたからだ。それにこの別荘は中がトリコの世界の生物がウヨウヨ居て戦う相手や食べる食材に苦労しないし、捕まえた生物の調理の仕方が書かれた本や生物を調理する調理器具が一通り揃っていると言う一品だった。
そんな感じで俺は学校のはずれに家をログハウスを建てそこで守護騎士達と暮らしながら生活をしていた。
その間紅き翼の高畑が俺やネギに接触してきたが、高畑は俺やネギを通してナギ達を見ていたのでそれからは殆ど顔を合わせずに別荘や家で守護騎士達とイチャイチャしていた。合わなくなる様になると今度は俺の家に来ようとしたが、シャマルの結界によって家に来れなくだんねんしたようだった。
そんな感じで守護騎士達の好意がカンスト気味の今日この頃、俺はメルディアナ魔法学校を卒業します。
「卒業証書授与━━この七年間良く頑張ってきた。だがこれからの修業が本番だ気を抜くでないぞ。
アスカ・スプリングフィールド君。」
「はい。」
俺の名前が呼ばれるとあっちこっちから
「オイあれが。」
「ああ、親の七光りで卒業かよ。」
とか色々な声が聞こえた。
ちなみに今の僕の姿は10歳位で身長は143㎝位にしてあります。
卒業式が終わった後、卒業課題を見て直ぐに俺は家に戻ろうとして、校長に呼ばれている事を思い出し校長室へ向かった。
校長室に着くと中から声が聞こえてきたが俺はそれを無視しノックをして、
コンコン
「失礼します。アスカです。」
校長の返事を待たず中に入った。
「お~。来たかアスカ。」
「それで校長何のようですか?」
「うむ。お前の卒業課題は何じゃった?」
「日本で教師をすること。ですが?」
「そうか。それは大変じゃのう。」
「そうですね。この課題を見たとき正直、貴方の頭が湧いているのかと思いましたよ。」
「サラリと毒をはくのぉ、アスカ。じゃが決定事項じゃ、最早覆らぬ。故に行ってこい。そして
「遠慮しますよ校長。」
「なにを遠慮するのじゃ?」
「
俺の言葉にさっきまで黙っていたネギが、
「何てこと言うんだよアスカ!?」
と言って来た。
「五月蝿いなぁ。本当の事じゃないか。」
「本当って如何いう意味なのさ!?」
「そんなの自分で考えれば?それで、校長、用はこれだけですか?」
「うむ、そうじゃが?」
「そうですか。あ、それと俺は、11月までには向こうに行きますから、修行先に連絡をよろしくお願いしますよ。」
「そんなに早く行ってどうするのじゃ?」
「俺は日本語が出来ますが、日本語が出来るといっても完璧じゃ有りませんから、早く向こうに行って慣れておこうと思ってね。」
「そうか。わかった。先方にはその様に伝えておこう。」
「ありがとうございます。それでは失礼します。」
そう言って俺が出て行こうとすると、
「まってアスカ!」
そう言ってネカネ姉さんが止めてきました。
「なんですかネカネ姉さん?」
「私達と少し話をしましょう?」
「結構です。貴方たちと話すことなんてありませんから。」
そう言って立ち去ろうとする俺をアーニャが止める。
「待ちなさいよ!ネカネさんが話そうって言ってるのよ!」
「それが如何したんですか?」
「アンタ!!」
そう言って俺に突っ掛かって来ようとするアーニャに、
『跪け!』
と、言葉の重みを使いアーニャとネカネ姉さんたちを跪かせた。
「これは何なのじゃアスカ!?」
校長の問いに、
「これは、言葉の重みって言って、皆俺の言葉に重みを感じているんだよ。」
「アスカ、オヌシまさか力を隠しておったのか?」
「さぁ、どうだろうね。俺はもう帰るよ。それと、忘れてたけど先方に俺名義で8人ぐらい軽く住めるような物件を頼んどいてよ。お金はそっちに着いた時に払うからって。『んじゃ。また明日とか!』」
そう言って、俺は最後に球磨川禊の用に括弧を付けて挨拶をし校長室を出て行った。
~アスカside end~
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※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。