No.393703

聖杯は砂漠のバラの園に…【予告】

別の世界のカリスがハートキャッチプリキュアの世界に…。

2012-03-18 12:20:22 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1676   閲覧ユーザー数:1661

物語は、無限に広がる。

 

ちょっとした些細なことでも。

 

100や1000もの物語に繋がることもある。

 

これは、とある化け物がとある戦いに勝ってしまった物語。

 

オリジナルのブレイドの世界とは、違う終末になった哀しき化け物と、

 

とある少女たちと戦う、純心な闇の少女の物語。

 

 

 

 

 

彼らが出会ったのは、些細な事だった。

 

 化け物…相川 始が、自身を封印してもらう人を全て殺してしまったことだった。

 

始は、自分を封印させようとしていた親友を、間違えて殺してしまった。

 

「…なんで、なんで、最後に手を緩めた!」

 

周りに散らばるのは、52枚のカード。

 

雨の中、親友を抱えながら言う。

 

「無理に決まってる。

 だって、親友を殺すなんてsゲホゲホ!!。」

 

親友は、血を吐きながら言う。

 

「ごめん…。

 俺、無理だ。」

 

「何言ってんだよ!

 俺を封印するのはお前だろ!!!」

 

「俺、眠い…。

 ごめん、明日にしてくんないか…?」

 

「おい。

 おい!

 おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!」

 

そして、親友は朽ちて行く。

 

すると、どうだろう。

 

彼の体の中からガーバラ ジェロンド オレンジの花が出てくる。

 

そして、花から光が出てくる。

 

その光が、彼を包む。

 

次の瞬間には、親友の死体以外は、居なかった。

 

ガーバラ ジェロンド オレンジの花言葉は、希望。

 

 その希望が、彼の希望になったのだろうか知らないが彼は、いや、化け物は、少女たちが戦う世界のとある砂漠に落ちていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日、彼女…ダークプリキュアは、砂漠の使徒周辺の砂漠を散歩していた。

 

 最初、彼女は、気でも狂ったのかと思ったが、引き寄せられるように砂漠へと歩いて行った。

 

1000m弱でも歩いただろうか。

 

 彼女は、(もういいだろう。)と、思い、砂漠の使徒へ、引き返そうと思ったが、100m先ぐらいだろうか、小範囲の光を一瞬発する。

 

気になり、光を発した場所に行く。

 

「なっ!」

 

声を出すほど、目がおかしいと思うほどの光景を目にした。

 

コートを羽織った男とその頭の隣にあるきちんと重ねられたカード。

 

だが、彼女が疑ったのは、それだけでは無かった。

 

本来なら、人間にはあるはずの『心の花』。

 

それが、無かったのだ。

 

これが、化け物と少女のファーストコンタクトだった。


 
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