No.393093 IS ~運命を切り裂く剣~ 説明会/彼の目的2012-03-17 15:46:30 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1828 閲覧ユーザー数:1807 |
トライアルEを倒した後、
一真が、セシリアが怪我をしていたので、彼女をお姫様抱っこしながら保健室へ運ぶ途中、千冬と若干驚いている一夏に会い、明日、今日の事を保健室にいるセシリアのところで、話すことをが決定した。
次の日、
保健室には、セシリア、一真、一夏、千冬の4人が集まっていた。
「で、昨日のことについて話をするんだけど、何か質問はあるかい?」
「「ハイ!!!」」
「じゃ、じゃあ最初は、一夏君から。」
「あの怪物はなんですか?」
「あの怪物ってトライアルEのことか…。」
「「トライアルE?」」
「剣崎、それは私も気になっていたことだ。
話せ。」
「言われなくても…。
トライアルEとは、トライアルシリーズの中の1体だ。
昔、広瀬義人が作っていた人間データとアンデッドの細胞を合わせて作った実験体だ。」
「ちょっと待ってくださいまして。
アンデッドとは一体何ですの?」
「あぁ、そうだったな。
アンデッドとは、1万年に1度行われるバトルファイトだ。
彼らは、自らの種の繁栄を賭けて戦っている。
以前のバトルファイトではヒューマンアンデッドのおかげで人類の繁栄が成り立ったわけだ。」
「ということは、剣崎。
私たちがこの世界にいられるのは、そのヒューマンアンデッドのおかげだというのか?」
「その通りです。」
「あと、剣崎先生。
あの剣崎先生の姿はなんですの?
あれは、ISですの?」
「あれは、ISじゃないよセシリアちゃん。
あれは、ライダーシステム。
アンデッドを封印するためのものだ。」
すると、今度は、一夏が疑問に思ったことを聞いた。
「封印っていうと?」
「アンデッドは、細胞のひとかけらまで消し去らないと不死身だ。
だから、それを一定のダメージを与えて封印しなければならない。」
「で、あの戦闘で使ってたトランプみたいなカードは?」
「あれは、アンデッドを封印したカードだよ、一夏くん。
封印したアンデッドの能力を使って、変身したり攻撃したりするんだよ。」
「へぇ、でも、なんで剣崎先生が?」
「あぁ、俺は適合率が高かったから。
ISもそうだろう?
適合率が高くなければ使うことができない。」
「で、でもいきなり戦えって言われたら戸惑うでしょ。」
「それが仕事だったから。
それに、その仕事に誇りだってあった。
それを通して、初めての友達を作れたし、仲間だって作れた。」
「怖いけど、優しい上司。
牛乳好きな、小説家見習い。
頼りがいのある先輩。
仲間のために戦った後輩。
そして、無愛想だったけど、人類のために戦った親友。」
「だから、この仕事を続けられたんだ。」
それを聞いた2人は感動した。
「へぇ、すごいなぁ。」
「そうですわね。」
「で、なんでその剣崎先生がここにいるの?」
「それは、君を守るためなんだ。
一夏君。」
「お、俺を!?」
「そうだ。
今は詳しく言えないけど、君はとある組織に狙われている。
だから、それを防ぐために俺はここにいるんだ。」
「そうだったの!?
千冬ねぇ「織斑先生と呼べ。」…織斑先生は知ってたのか?」
「あぁ。」
「なら何でおれに!「お前に言うと、いつも単独行動をとろうとする。それに、勉強にも集中できんだろ。」うぅ…一里…ある。」
「じゃあ、これで終わりだ。
このことは、他の生徒には内緒にしてもらえるかな?」
「「わかりました。」」
「では、これにて解散!」
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運命を変えた一人の男がいた。
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運命の切り札を掴み取れ!part9