No.392196

真剣で勘弁して下さい・・・

夜凪さん

※注意 神様チートテンプレ転生物です。

もう一つ執筆中のリリカルと同じで刀語系列です。チートの能力もリリカルと同じのがありますが、読んでくれると嬉しいです


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2012-03-15 23:08:12 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:4631   閲覧ユーザー数:4405

 

 

 

 

真剣で!?01話!? 世の中可笑しいと思うんだ

 

 

 

 

 

何かついさっき神様とか名乗る変な爺さんが

 

 

「間違えて殺しちまった。転生させてやるから許して!」

 

 

的なこと言ってきたから両手両足の間接外した爺を椅子にして詳しい話しを聞いた

 

 

1 転生先は地球の日本だと

 

2 その世界に合わせた特典をくれると

 

3 これは俺からの願い「なるべく普通の世界でよろっ!」って感じで

 

 

即効でおkした

 

 

退廃的な生活をしようとニート一直線な計画を考えていたら爺から「欲望に忠実だのぅ・・」と言われた

 

 

当然!俺は自分の欲望に正直に生きていく!!これだけは死んだ世界の時と変わらない。つか変わりたくない。変わってたまるかッ!!

 

 

とそう言い返すと爺はため息を吐きながら

 

 

「特典は後々に渡すからの」

 

 

そう言われ俺の体が感じたのは浮遊感。下は奈落の底何だろうか・・・

 

 

そんなことは考えてたら俺の意識は深い闇の中へ落ちていった

 

 

 

 

 

● ● ● ● ● ● 

 

 

 

 

 

次に気がついた時、今度は真っ暗な空間に居た

 

 

目の前には棒立ちしてる筋肉質のおっさん

 

 

「(特典の説明をするぞ)」

 

 

この声って爺じゃね?

 

 

「(お主の頭に直接語りかけておる。)」

 

へぇーそんなことできんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、話しを端折るってまとめてみると

 

 

1.鑢七実の才能

 

見取り稽古

虚刀流の技・奥義

「忍法・爪合わせ」

「忍法・足軽」

「凍空一族の怪力」

 

※時期が来れば使える様になっている

 

 

2.滅多なことが無い限り死なない身体

 

3.「忍法・骨肉細工」

 

 

 

 

取り敢えず特典をこれだけあげるって言われた。俺自身刀語のファンだったから文句ない筈だったのだが

 

 

・・・・・・・・・・・ん!?

 

 

ちょっと考えてみた・・・・可笑しくねぇ?今回貰える特典は転生する世界に合わせた能力が貰えるんだよな?

 

 

普段通りの生活がしたいなら家事スキルとかで良い筈だろ?まあ、転生した世界では自堕落生活万歳するがな!!でもそれを抜いても俺の言う普段通りってのは朝起きて、学校行って、帰って寝るって感じの筈だ。・・・・なのに何・故・に、こんなに危なっかしい能力ばかり!?

 

 

あれか、つまり転生先では常に命の危険があるような生活をせにゃならんとそういうこと何でしょうか!?

 

 

つか・・・・滅多なことが無い限り死なない身体って何すか?俺って今から死地にでも向かうのでしょうか?

 

 

 

因みに何故全部が刀語の技なのか聞いたところこの爺が刀語のファンだった。

 

死ぬ前のセカイでは俺だってかなりのファンだったためお互いにテンション上がりまくりで話していると爺がポロっと口から出した言葉で一気に冷めた

 

 

俺が死んだ理由が刀語の最終回を見てて鳥肌が立ってテンションが上がってたから・・・・とか言い出したのでワンパン喰らわせておいた

 

 

「まあ、特典についてはわかった(諦めた)けど・・・これから何をしろと?」

 

 

そうつぶやいていると一枚の紙が落ちてきたのでそれを拾い読む。

 

 

『 流石に虚刀流が使えても経験が無かったらどうしようもないじゃろうと思ってな、お主の前に居る男はわしが創った物じゃ。お主の修行の相手をしてくれる。かなりスパルタな設定にしておるから5年掛かる修行が5ヶ月で終わる様に設定しておるぞ。それからその空間は腹は減らんが眠気は襲って来るからの。それでは頑張ってくれ。 尚、修行が終わり次第勝手に転生するようになっておる。もう会うことは無いじゃろうが達者でな   神』

 

 

 

 

・・・・・・・・今までの人生で運動何て学校での体育くらいしかしたことの無い俺に5年掛かる修行が5ヶ月で終わる様な超ハードスケジュールとか鬼畜過ぎんぞあの爺ッ!!!

 

 

「では早速訓練を始める。」

 

 

「うぉ!お前喋れんのかよ!!今まで置物みたいに動かなかった奴がいきなり喋んなよ!!心臓に悪いっての・・・」

 

 

 

「ふん、そんなことはどうでもいい。訓練の説明をする」

 

 

 

そう言って俺に差し出された一枚の紙

 

 

どれどれ。スパルタってどんな感じなのかねぇ・・・・・

 

 

その紙に目を向けて・・・

 

絶句した。

 

・・・・・

 

 

「頭可笑しいんじゃねぇの!?何だよこのスケジュール!!お前脳が沸いてんのか!?」

 

 

紙にはこんなことが書かれていた

 

 

朝4時起床

直ぐに組手開始──7時間

 

 

午前11時

 

身体の休息を兼ねたひたすら虚刀流の型の訓練──7時間

 

 

午後18時

 

その日学んだ組手と型の訓練を含めた実技戦闘訓練──9時間

 

 

 

合計23時間。途中休憩一切無し。残り1時間は好きに使ってよし

 

 

 

などと、かなりわかりやすいカリキュラム表を見て・・・戦慄した

 

 

「・・・あ、ありえねぇ・・・・つかたった一時間で何が出来んだよ・・・」

 

 

「直ぐに寝ることをオススメするぞ。・・・さて、では確認も済んだ所で今が大体7時半だから、11時まで3時間半の組手だ。今から投げたり蹴ったり突いたり刺したり締めたりするから、生き残ってみろ!!少しでもやる気のない様子が見えたら殺すからな。始め!!!」

 

 

「うわぁああああああああ!?」

 

 

こうして悲鳴が虚しく響き渡ったのだった・・・・

 

 

 

 

 

こうして地獄の様な・・・・・否、地獄の訓練が始まった

 

 

 

 

● ● ● ● ● ● ● ●

 

 

 

 

 

あれから1年たった。5ヶ月じゃねぇの?とかいう質問は却下だ。

 

 

始めは失神しては叩き起こされるという単純作業のが毎日毎日繰り返し行われた。

 

 

あのおっさんにとっては単純作業かもしれないが、俺は一日に何度閻魔大王らしき人物や冥府の番人らしき人物とよろしくしたことか・・・・考えるの止めよう。鬱になる

 

 

身体全体から血が溢れ出し、それが血溜まりを作り、身体の関節と首を締めつけられる・・・・そんなことは最早日常だった

 

 

訓練開始二日目に反抗して自由時間以降も寝続けていたらおっさんから腹に落花狼藉を喰らわされた。

 

お前虚刀流使えんのかよ!?と言ったら

 

 

「お前に教えるんだから当然だろう」

 

とか真顔で言われた

 

 

その日、痛む腹を我慢しての訓練は初日の非じゃなかった・・・

 

 

ついでに少ない残り時間が更に半分減らされたことは転生してからの生涯忘れることは決して無いだろう

 

 

 

 

ってな感じで終わった・・・。

 

 

やっと訓練という地獄から開放された毎日寝る時間は30分だけで残りは全部訓練・・・・・・。

 

 

虚刀流の技は全て獲得した。

 

 

奥義も全てマスターした。

 

 

寝ながら歩ける、走れる、闘える、食べれる、という自分でも「こいつぁ、パネェッ!!」と思う様な恐ろしい力すらゲットした。

 

 

おっさんを殺す為(マジで)にオリジナルの虚刀流の技や奥義だって創った。

 

 

でも何故か身体の筋力などが成長しなかった。

 

 

毎日頑張った筈なのに睡眠時間はどんどん減っていったのは物凄く疑問だった。

 

 

因みに訓練を始めて2ヶ月たった頃

 

 

特訓は辛い。確かに辛い。異常に辛い。

 

何度も死にかけるような過酷な訓練ばかり。

 

しかし、俺はそんなこと気にならないほど眠かった。

 

だから狂ったように型を覚え、奥義を覚え、戦い方を覚え、おっさんとの実戦訓練をしてる間ずっと

 

『寝たい。眠たい。夜寝てみたい。昼寝してみたい。朝も寝てみたい。っていうか寝てみたい。絶対に寝てやる。次こそはおっさん殺して寝てやる。寝まくる。寝まくってやる!寝て、寝て、寝て、寝て、寝て、寝て、寝て、寝て、寝て・・・死ぬまで寝てやる。・・・・・糞ったれ!もう死んでた』

 

そんなことをずっと唱えてるうちに・・・・・

 

 

「知らん間に一年立ってて、最後は全力でおっさんぬっころしたんだよな・・・。人間殺れば出来るもんだね・・・なんだろ、視界が歪んでるよ」

 

 

と、こんなことがあったのさ

 

 

 

と、まあ、ここまでにしよう。

 

現在、この空間には俺一人である。

 

あのおっさんは俺との最後の組手で今までの恨みを込めて全力全壊の七花八裂・改で殺した。

 

 

 

 

 

 

 

さて、じゃあ行きますか!

 

 

と一年前の様に落とし穴が出るのを待っているのに一行に穴が空かない。

 

 

・・・何故だ?

 

 

その疑問は一瞬で消し飛んだ。

 

 

不意に俺の身体に影出来ていた。

 

 

俺の頭上を確認すると落ちてくる超巨大ハンマー。

 

 

打ち付ける部分に『転生いってらっしゃ~い』と書かれていた

 

 

「・・・これが・・・シュタインズ・ゲートの選択か――」

 

 

プチッという音と共にその場から姿が消えた

 

 

 

 

 

 
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