No.390459

桂花エンド外伝 魏兵士Aは見た part9

本編の3倍って、ねぇ~おかしいよねww

2012-03-12 01:02:15 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4561   閲覧ユーザー数:3853

 

 

~part8の続き~

 

 

         時は流れて、半年後   ~呉の玉座の間~

 

 

 

   周瑜「今日はお前に言われたとおりに呉の重臣を集めておいたぞ。」

    甑「私のような一兵卒の願いを聞いていただき、ありがとうございます。

      今日は"全て"を終えたのでお話に参ったしだいです。」

   周瑜「そうか、なら話を聞こうか。」

   孫策「ちょっと待って~、まず祇栄の自己紹介をしなきゃ♪知らない人もいるでしょ?

      だから……」

   周瑜「すまんな、雪蓮。私はこの日を待っていたから、つい急かしてしまった。

      では、祇栄。皆に自己紹介を。」

    甑「は。姓は祇、名は栄、字は蔽祁と申します。職は北郷警備隊で働いております。」

   ???「へぇ~、彼が思春の脅しに耐えたんだ~。私は孫尚香ってっていうんだよ。

      一応、呉の王族なんだ。」

   ???「思春さまの脅しに耐えるなんてすごいですね、私は周泰と申します。」

   ???「貴方って、北郷隊で働いてるんですか!?警備案は天の御使い様が考えたと聞いたの

      ですが~、皆さん教えてくれないんですよ~、教えてくれませんか~?

      あ、私の名前は陸遜です~。」

   ???「穏様、魏の方に天の御使い様の話は禁句だって言ったじゃないですか、

      すみませんすみません、私の名は呂蒙です。」

 

 

   周瑜「では、自己紹介も終えたことだし、改めて聞かしてもらおうか?」

 

   俺は最初に周瑜さまに話したことを話した。

すると、呉の重臣の方々の反応は様々だった。

   孫策さまはニヤつきながら、こっちを見ている。

   孫権さまはどこか不満そうな顔をなさっている。

   甘寧さまは孫権さまと似た表情をしているが、苦虫を潰した表情に近い。

   周泰さまと呂蒙さまはどこかほわわ~というのだろうか、たまに『御使い様~』という

   声が聞こえるのは気のせいではないだろう。

   陸遜さまはどこか落ち込んでいる表情をしていらしゃっる。

 

   孫策「で、話はそれだけじゃないでしょ?」

   孫策以外「「「「「「「!?」」」」」」」

   周瑜「よく分かったな、雪蓮。いつもの勘か?」

    甑「すごいですね、孫策さまの勘は。では、申し上げます。

      隊長が助けたのは周瑜さまだけでは、ございません。

      他にもう1人いらっしゃいます、それは黄蓋様です。」

   甑以外「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」

   孫策「それは本当か!?で、祭はどこにいる!」

 

   ???「やれやれ、そう興奮せずともよかろう。策殿」

 

   俺は孫策さまに襟元を捕まれて、問いかけられたとき扉を開ける音が聞こえた。

   俺と孫策様はもちろん、この場にいる者は全員、扉のほうを見た。

   そこにいるのはもちろん、黄蓋さまだ。そして、孫策様に一喝をした。

   すると、孫策さまの目から雫が落ちるのが見えた。

 

 

   そこからが大変だった。俺は黄蓋さま帰ってきたことに感動していた孫策さまを初めに

   この場にいる呉の皆さんが黄蓋さまの方に走るのは分かる、だがちゃんと周りを見てほしかった、

   俺は呉のみなさんに踏まれて、全治一ヶ月の骨折をしてしまった。『はっはっは、そんなことも

   あるさ』という隊長の声が聞こえた気がしたが、そこで意識が途絶えた。

 

    甑「・・・うん、ここは・・・・どこだ。…っ、そこにいるのは誰だ!」

 

   俺は人の気配を感じ、武器に手をかけようとしたが武器がなかったため、叫んだ。

   

   周瑜「すまんな、私だ。驚かしてしまい、本当にすまない。」

    甑「滅相もありません、こちらこそすみませんでした。

      まさか、周瑜さまだとは思いもしなかったものですから。」

   周瑜「済んだことだ、気にするな。それに扉の後ろにいるんだろ、雪蓮。」

   孫策「ちぇ~、流石は冥琳ね。まさか、バレるとは思わなかったわ。」

   周瑜「昔から、一緒にいるんだから気づかないわけないだろ。祇栄、お前に話があるんだ。」

    甑「は。何の話でしょうか。」

   周瑜「いやなに、そんなに緊張をするな。実はな、『私の真名を預けようと思ってな』って、

      雪蓮。なんで私の心を読む!」

   孫策「うん?そりゃ、勘よ勘♪」

    甑「へ?……私のような者が預かるわけにはいきません、私は只の一兵卒ですよ?」

   周瑜「蜀や魏の上層部には預けているし、お前や天の御使いには預けたいと思っているんだ。」

   孫策「そうそう、それに預からないのは失礼よ、ってことで私の真名は雪蓮よ。」

   周瑜「私の真名は冥琳だ、受け取ってくれ。」

    甑「お二方、私の真名は甑と申します、よろしくお願いします。」

   雪蓮「うんうん、ってことで私は宴に戻るから。じゃあね~~~。」

   冥琳「って、待て雪蓮。お前ももしよかったら、宴に参加すればいい。

      宴なんて言っても飲み会みたいなものだ、だから緊張する必要ないぞ。じゃあな、甑。」

 

 

   冥琳さまが急いで雪蓮さまを追いかけ行ったが、俺はここで参加するのは無粋だと思ったので

   参加せずに眠ろうと思ったが、扉が開く音が聞こえたのでそっちを見た。

   そこに立っていたのは、酒を持った黄蓋さまの姿だった。

 

    甑「どうしたんですか、黄蓋さま。たぶん、今日の宴の主役は貴方でしょうに?」

   黄蓋「大丈夫じゃろ、それにさっきまで冥琳や策殿もここに居たんじゃろ?」

    甑「なんで、そのことを…。まあ、それで何のようですか?」

   黄蓋「いや、お前に真名を預けるついでに酒を飲もうと思ってのぅ。」

    甑「またですか、それにそんな簡単に真名預けてもよろしいのですか?」

   黄蓋「またとな。そうか、冥琳と策殿は預けたのか。

      わしの真名は祭じゃ。それに小僧にはわしの特訓に付き合わしたお礼じゃ。」

    甑「わかりました、私の真名は甑です。」

    祭「良い真名じゃな。じゃあ、一杯飲むか?それとも宴に行くか?」

    甑「いや、どちらとも遠慮しておきますよ。私は呉の者ではありませんから。」

    祭「やはり、冥琳ににておるわ、フッフッフ。」

    甑「じゃあ、俺は紫燕…ええと楠邦とどこかで食べてきますよ。」

    祭「小僧、他国の者とそこまで仲良くなるとはよくやるのぉ」

    甑「これもあれも全て隊長のおかげですよ。」

    祭「そうか、では食べ終わったらここに帰ってくるがよい。ここは客間だから

      気にすることはない。」

    甑「は。ありがとうございます、祭さま。では、行ってきますね。」

    祭「おう、気をつけるんじゃぞ。……なんだか、大きな息子ができた気分じゃわい。」

 

 

    あとがき  どうも~ma0です。

          突き指が直って完全復活・・・・だと思ったんですが偏頭痛が治らないww

          そんなこんなで、回想が今回で終わったので次で外伝は終わりですかね、たぶん

 

          今回のお話で雪蓮、冥琳、祭の三人に真名を預けてもらえてもらえましたね~、

          それにしても祭が甑を息子あt(←耳元に矢が刺さっております、すいません

 

     最近の不幸 バイト帰りに水溜りをトラックが踏んでジーパンがびしょ濡れwww

 

      ってことで、ノシ (最近、ネタが思いつかない)


 
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