多くのご希望有難う御座いました!
→1.仲達様のぱんつ全部洗濯しちゃって一刀様の元へ出勤させる
「体張りました」
この悪戯を仕掛けるには仲達様の朝の沐浴のすきに全てを済ます必要があります。
士載には特に何も教えずに未洗いの下着を洗わせて、未使用の残りの下着はこっちの箪笥からあっちの箪笥に移すふりして甕の中にぼっちゃーんと。
沐浴から上がられた仲達様から御褒美にたんこぶ一つ頂きました、桐花様と違って我々の業界では拷問です。
仕方ない水を絞っただけの下着でも付けて行くか、と仰られたので御風邪を引きますよ、それにスカートに染みて恐ろしく恥ずかしい事になりますが、と申し上げると顔を赤くして暫く呻かれた挙句のーぱんで出勤されました。やったね!
…勿論これで終わりなはずはないですよ?
普通だったら仲達様の長いスカートの中に誰一人気づく事無く、単に仲達様が落ち着かずに一日が過ぎるだけですがそれじゃつまらないじゃないですか?つまらないですよね?ってことで今回は二人の方に御協力頂きました!
まずお一方目は、くだらない事をする時といざという時だけ頼れる、警備部の先輩にしてメンマ色に輝く暇魔人こと星さん!
そしてお二方目は仲達様の御親友にして魏の金枝玉葉の御嬢様、曹真字は子丹様!
星さんには姜維をいじりたおす時には全面的に御協力する事を条件に御承知頂き、子丹様は日頃から仲達様の駄目っ娘振りには心を痛めて(?)いらしたので『それに今日は元々私の番ですしね』と二つ返事でした。
ここから先は私は歩哨という重要にして神聖な仕事をしながら一刀様のお部屋を見てるだけです。
さぁて、仲達様が一刀様のお部屋に入りますよー。
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コンコン。
「一刀様、仲達で御座います」
「はぁーい、どうぞ」
柔らかいノックの音と共に、穏やかで優しい声。
仲達さんの生活指導――――最近は生活習慣が確立してきたのでちょっとした問診だけで済んでしまい、その後は他の仕事のお話か仲達さんと少しお茶をして終わりになる事が多くなってきたが――――の時間だ。
「む、もう司馬懿殿が来られるような時間でしたか。では私は交代の時間ですので」
最近は警備を強化してもらっているのでほぼ常に誰かしら部屋の中か外にいてもらうようになっており、この時間までは星に居て貰ったけれど交代の時間みたいだ。
「警備御苦労様です。…一刀様、御茶を御淹れ致しますね。趙雲殿も如何でしょうか?」
「いや、もう出るのでお気遣い無用。折角の司馬懿殿の御時間を邪魔しては申し訳ござらんしな」
「まあ、そんな…」
薄紅色に頬を染めてはにかみながら、仲達さんが星に背を向けてお茶の用意を始める。
月の淹れてくれるお茶も美味しいけど、仲達さんのも美味しいんだよな。
「では主殿、失礼する…おっと」
「うん、お疲れ?」
扉の方へ歩きだす星の手からカラン、と音を立てて得物の槍が滑り落ち、その穂先が地に落ちる。
すると反対側の柄が、落ちる寸前に槍を掴み直した星の手を支点に跳ね上がる。
その柄に、ふわりと捲りあげられる。
仲達さんのロングスカート。
「あ」
その中には。
その中には、お茶の用意のため後ろへこころもち突き出した格好の、仲達さんの肌色の。
肌色の――――――?
そのなめらかな曲線に魅入っていたのは一瞬か、数秒か。
ばさっ!!!!!!
「!!!」
一瞬で振り向く仲達さんの真っ赤な顔と、部屋中に響き渡るスカートを押さえた音で我に返る。
今確か。でも仲達さんのお尻が見えたような。生の。普通は下着が見えるもので。
…なんで?
「それでは」
何事も無かったかのように部屋から去っていった星。こちらを一度も見なかったから気づかなかったのだろうか。
残された、仲達さんと俺の二人。
「「……………」」
気 ま ず い。
て言うか仲達さんやばい泣きそうだよ!?
どうすりゃいい、綺麗だったよ?とか言う所?しかしのーぱんだったとしたら仲達さんマジ泣くだろ!?ベージュ?ベージュだったのか?とりあえず見なかったことにするのが大人の皇帝だよな穿いてるか穿いてないかも分かんなかった振り、これ一択ヒアゥイゴー。
「あの、仲達さん、」
…コンコン。
そんな事を考えていると、再び扉をノックされた。
「一刀様、子丹ですが仲達来ていませんか?あ、いたわね仲達!貴女今日その…ちょっと忘れ物しちゃったんですって?言ってくれれば私のを貸したのにってあら、何で泣くの!?」
それは楓(子丹の真名だ)が空気読めてないからだろと心の中で突っ込んだ。悪意はないんだろうが…
「まぁ…そんなことが…」
スカートを押さえたまま赤い顔をしている仲達さんの代わりに事故の経緯を簡単に楓に説明した。
「士季ちゃんに聞いたわ、穿いてなかったのは本当に不運な偶然ですもの、」
そうだったのか…やっぱはいてなかったのか、ってか言わなくてもいいんじゃないか?
「『お粗末なものをお見せして申し訳ありません』と謝れば、一刀様もお許し下さるわ。ね、一刀様?」
「いやその表現は待て」
仲達さんが『やっぱりお粗末だった…見たくもないものを見せてしまった…』って考えてるのが丸わかりな表情になって顔色も悪くなってきてるぞオイ。
「一刀様?何か問題が?」
「いや、お粗末なんてことは勿論無いって」
「一刀様…!」
仲達さんの表情が見る間にぱあぁぁ、と明るくなる。普段落ち着いてるのに、こういうとこ可愛いよな。
「仲達、一刀様は貴女を気遣って口ではそう言ってくれてるけれど本心では正直微妙な尻だったとお思いなのですから、ね、早くお詫びしなさい?」
「なんでそっちに煽るんだよ!?」
楓、こないだ『仲達の尻は良い、あれは呉王など物の数でない美尻だ』って自分で言ってたじゃんかよ!?
「はっ……はい…そ…粗末な、ぐすっ…」
「待った待って仲達さん!泣かないで!ホントに仲達さんのはその…素敵だから!」
「………!ほ、…本当でしょうか…」
胸の前で指を組んで目尻に涙を溜めたまま、再びぱあぁぁ以下略な瞳で俺を見つめる仲達さん。可愛いよ、可愛いのになぁ…。
「…三国の数多の美尻を御覧になった一刀様よ、仲達?」
「………………そう、ですね…」
「待てーい!」
何で今日の仲達さんの表情が再び絶望色に染まる。
「あんま大声で言うことじゃないけど!仲達さんのお尻、本当に綺麗で魅力的だって!どーやったら信じてくれんの?」
すると楓が澄まし顔でしれっと言うんだ。
「大陸の王たるお方ならば、口先などではなく行動でお示し下さいましたら」
いや、楓に聞いたんじゃないんだけど?ていうか今日の楓はおかしい、と思ったのはずっと後になってからだった。
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皆さんお久しぶりです、士季です。
突然ですが、只今絶賛拷問中です。
どんな拷問かって、ハラ抱えて笑い転げたいのに歩哨の振りをしなくてはならないっていう拷問中。
仲達様の死角の方から御部屋をチラ見したんですけどね、一刀様が微妙な表情でスカートの上から仲達様の尻を揉み続けて、其れを子丹様が生温かく見つめてて、一体どうやったらそうなるんだよっていう…。
その仲達様は立ったまま一刀様の方へ少しお尻を突き出した格好で、うなじまで赤い顔をっていうか口を両手で隠しています。
多分あれ喘ぎ声出そうなの必死に堪えてるんでしょうね、ちょっとも羨ましくないですよ?
あ、一刀様が子丹様の方を向いてなんか言いました。
子丹様は違うって感じで横に首を振って、これまたなんか一刀様に言ったみたいですね。
「……」
「…!」
一刀様がちょっと大きな声で何か言うと、仲達様が振り向きました。あ、仲達様泣きそう。マジ泣きそうだ、あれ。
「…!」
「…!?」
「…(コクリ)」
また子丹様が何か言ってそれに一刀様が何か言うと、少し間が空いたあと仲達様が恥ずかしそうに頷いてまた後ろを向きました。
まだ尻揉み?それとも捲るの?って、おおー!
「………!」
一刀様やりました、尻に顔埋めましたよ!さすが処女の手ほどきから変態プレイまで変幻自在、夜も帝王一刀様!そこに痺れる憧れる!
「………………!!……………………!」
そして尻に頬ずり。嬉しいのか嫌なのか、こっち向きで微妙な表情の一刀様。
それも皇帝の御仕事(ホントかよ)ですから頑張って下さいね、あとあまり遠くない未来に私の事も一つ宜しくお願いします!
片や仲達様、もぉ膝がカクカク震えて腰なんか痙攣してますよ?
「………………!!!」
うわぁ…。
遠目で見てもはっきりわかる位、仲達様がびくんびくんと震えて多分恥ずかしい事になったっぽいです。ちょっとやり過ぎちゃいましたかねぇ…でも多分本人恥ずかしながらも嬉しいでしょうからオッケーですかねきっと。
失神して崩折れかかった仲達様を一刀様が慌てて支えると、子丹様と何か二、三言お話して仲達様を抱っこでお控えの間に連れて行き、お一人で戻ってこられました。多分控えの間の寝台に寝かされたんでしょうね。
これで悪戯はこんどこそ完了です、ってあら、子丹様が何か仰りながら部屋のカーテンを次々に閉めていってますよ?
あ、ここから先は以前仰っていた『すーぱー楓たいむ』ですか、張り切って下さいね。
私のいる方のカーテンを閉め切る前の一瞬に、一刀様に分からないように私に向けて親指を立てられた子丹様素敵です本当に有難う御座いました。
「あ、仲達様。起きられましたか」
仲達様が目を覚ましました。あのままほっとくと控え室の寝台が仲達様ので凄い事になってしまうのと、火照った身体のまま目を覚ましたりすると一刀様のお部屋を覗いて一人で凄く寂しい事を始めかねないと思ったので、近くにある警備部の仮眠室におぶってきましたが仲達様背高いんで重いです。その二つの脂肪の塊のせいかも知れませんが。
「…ああ、士季か…私は……?」
「一刀様の控え室でお休みになっていて、子丹様が『疲れている様なので休ませるように』と私をお呼びになったのでお運びさせて頂きました。ちなみにここは警備部の宿直室です」
そうか、と仰ってしばらくすると記憶が戻ってきたようで、突然顔を朱に染めると顔を背けるように寝返りをうちました。
どうやら恥ずかしながらも嬉しかったらしいです、この駄目な人。
仲達様、激怒している時と幸福な時の『気』は外にダダ漏れで、その表情は見えなくても弟子歴ウン年の私の見立てに間違いはないでしょう。
(尻、自信持てました?)
(良い事あったじゃないですか、のーぱんで!)
煽りたい。超煽りたいですが命が惜しい。死亡遊戯始めそうな自分が怖いので私は引き上げることにしました、これで今度こそおしまいです。
強いて言うなら、後日仲達様がお部屋で姿見に向かって両手首を腰に当てて御尻を振ってニコニコしていたところを司馬家六女の恵達ちゃんに見られ、
真っ赤になって『下着のほつれを確認していただけだ』と弁解していたのを見て笑い死にするかと思った程度です。
いい事をすると気分がすっきりしますね!では次行ってみましょー!
1.『今の仲達じゃ一刀の好みに合わない』と騙してキャラを変える練習をさせる
2.偉い人とか熟女の方々とかに気づかずに暴言を吐かせる(うちのBBAとか)
3.なんらかの変態プレイを常識と誤解させる(その2)
4.一刀+仲良し数人でイカサマ王様ゲーム
5.その他(具体案戴けると有難いです)
前回3.も多くご意見戴いたんで考えてはいますが他もオッケーです。
それではお願い致します!
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拙作「司馬日記」の外伝で、仲達さんの弟子の士季(鍾会)ちゃんが悪戯をします。