No.382962

その雪歩、すっぽんぽん

さん

30分程度で書いたアイドルマスターの簡易SSです。
絵を描いていたらお話も出てきてしまったもので(笑)
ファンのみなさんごめんなさい!!
ホームページはこちらです。主に日記で活動しています。
http://milk0824.sakura.ne.jp/doukana/

2012-02-25 11:38:33 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1530   閲覧ユーザー数:1500

シチュエーション:雪歩が真の家でお泊り会をするようです。お風呂を借りたのはいいが……

 

 

 

「真ちゃんの家って脱衣カゴとか使わないのかな……。もう服脱いじゃったし真ちゃんに聞きに行くのも……」

 

――カサカサカサッ!

 

「……ひッ!? ゴッ、ゴッ!?」

 

 

***

 

 

その頃――リビング。

「雪歩はお風呂だし、ボクはちょっと少女マンガでも……」

バタンッ!!

突然リビングのドアが開け放たれた。

「真ちゃん、ゴッ、ゴッ、ゴキッ、ゴゴゴ、ゴキっっ」

「どうしたのさ雪……」

ドアの方に目を向けると、そこには――

 

「ゴゴゴゴゴゴキブリが出たのーっ!!」

 

雪歩がいた!

 

 

すっぽんぽんで!!

 

「ブッ!?」

「真ちゃ~んっ! 真ちゃん真ちゃん真ちゃん~っ!」

 

ぽふ~んっ

 

雪歩がっ、すっぽんぽん雪歩がボクの胸にっ!!

「ゆっ、ゆゆゆゆゆ……っ」

「ゴキブリがでたんですぅー!!」

「おっ、おおおお、お、おちつくんだっ」

おちつくんだボク!!

「ぐすっ、ぐすぐすっ…真ちゃん…っ」

「ぐ……ぐぐぐ……」

雪歩のシルクのような肌の肩をそっと押してボクから離した。

「ゆ、ゆ、雪歩、おっ、おちつこう」

「けどけどっ」

まるで小動物のような瞳に余計に胸が高鳴る。

「ゆっ、ゆっゆき……」

ゆっくりと息を吸った。

「雪歩、とりあえず……ふふふ服を着ようか」

「ふく……? え……?」

それを言った瞬間、雪歩が止まった。

ゆっくりとその視線が自分の体に移った。

「……」

そしてボクの顔に視線が戻った。

 

「……」

「……」

「……」

「……」

 

ポーーーーッ!!

 

まるで沸騰したヤカンのように雪歩の顔…というか身体全体が赤くなった!!

「ひぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!」

「ゆ、雪歩おちつけっ!!」

「わっわっ私――」

 

「穴ほって埋まってきますぅぅぅーーーーーーーーーーっ

 

――ダッ!! スタタタタタタタ――……!

 

「うわっ、まって!! すっぽんぽんのまま走り回るなぁぁぁーーーっ!!」

 


 
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