シチュエーション:雪歩が真の家でお泊り会をするようです。お風呂を借りたのはいいが……
「真ちゃんの家って脱衣カゴとか使わないのかな……。もう服脱いじゃったし真ちゃんに聞きに行くのも……」
――カサカサカサッ!
「……ひッ!? ゴッ、ゴッ!?」
***
その頃――リビング。
「雪歩はお風呂だし、ボクはちょっと少女マンガでも……」
バタンッ!!
突然リビングのドアが開け放たれた。
「真ちゃん、ゴッ、ゴッ、ゴキッ、ゴゴゴ、ゴキっっ」
「どうしたのさ雪……」
ドアの方に目を向けると、そこには――
「ゴゴゴゴゴゴキブリが出たのーっ!!」
雪歩がいた!
すっぽんぽんで!!
「ブッ!?」
「真ちゃ~んっ! 真ちゃん真ちゃん真ちゃん~っ!」
ぽふ~んっ
雪歩がっ、すっぽんぽん雪歩がボクの胸にっ!!
「ゆっ、ゆゆゆゆゆ……っ」
「ゴキブリがでたんですぅー!!」
「おっ、おおおお、お、おちつくんだっ」
おちつくんだボク!!
「ぐすっ、ぐすぐすっ…真ちゃん…っ」
「ぐ……ぐぐぐ……」
雪歩のシルクのような肌の肩をそっと押してボクから離した。
「ゆ、ゆ、雪歩、おっ、おちつこう」
「けどけどっ」
まるで小動物のような瞳に余計に胸が高鳴る。
「ゆっ、ゆっゆき……」
ゆっくりと息を吸った。
「雪歩、とりあえず……ふふふ服を着ようか」
「ふく……? え……?」
それを言った瞬間、雪歩が止まった。
ゆっくりとその視線が自分の体に移った。
「……」
そしてボクの顔に視線が戻った。
「……」
「……」
「……」
「……」
ポーーーーッ!!
まるで沸騰したヤカンのように雪歩の顔…というか身体全体が赤くなった!!
「ひぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!」
「ゆ、雪歩おちつけっ!!」
「わっわっ私――」
「穴ほって埋まってきますぅぅぅーーーーーーーーーーっ
――ダッ!! スタタタタタタタ――……!
「うわっ、まって!! すっぽんぽんのまま走り回るなぁぁぁーーーっ!!」
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30分程度で書いたアイドルマスターの簡易SSです。
絵を描いていたらお話も出てきてしまったもので(笑)
ファンのみなさんごめんなさい!!
ホームページはこちらです。主に日記で活動しています。
http://milk0824.sakura.ne.jp/doukana/