はいはいこんにちは!皆さんの『あいどる』、仲達様のとこの士季ちゃんですよ!
このSSでは皆さんのコメントでダメっ娘にして私の師匠、仲達様に悪戯を仕掛けちゃいます。
ところでお初に訪れて頂いて、私や仲達様の事をご存じない方は『司馬日記』というSSなんか読んで頂けちゃうと有難くって、状況としては司馬日記10のあたりになります。
さて、仲達様にどんな悪戯を仕掛けましょうか?一週間以内に戴いたコメントの多数決で決めさせて下さいね。
質問もお受付致しますよ!
とりあえず私の方で思いついたものを挙げちゃいます。
1.仲達様のぱんつ全部洗濯しちゃって一刀様の元へ出勤させる
2.偉い人とか熟女の方々とかに気づかずに暴言を吐かせる(うちのBBAとか)
3.なんらかの変態プレイを常識と誤解させる
4.その他(具体案戴けると有難いです)
それではお願い致します!
(戴いたコメント)
→3.なんらかの変態プレイを常識と誤解させる
「むむむ」
簡単そうで意外と難しいことに気がつきました。
ってのは大体のことは誰かしら既におやりだったりするんで(星さん情報)。
あと実はそのプレイは普通じゃないってばれた時の私の命の保証とか。
となると…うーんそうですね、ちょっとずれるかもしれませんが自己責任で自滅してもらいましょう。
そうと決まれば早速一刀様の控え室、通称月様のお部屋へ。
「こんにちはー月様、警備部の鍾会です」
「あ、士季ちゃんこんにちは。どうしたの?」
「いえちょっと、夜の当番表ちょっと見せてもらって宜しいですか?」
「ええ、いいですよ。これですからどうぞ」
「有難う御座います」
にっこり笑顔の月様やさしーなー。うちの仲達様とはえらい違い…だけど、
裏で『回数こそ少ないけど後宮で一番偉い人』って言われてるらしいから無礼の無い様注意注意。
さーて、次の私の洗濯当番の日はー…っと。明後日か。で、その日一刀様と同衾されるのは…曹操様か。うん、これはイケる。
「あのー月様、次の私の洗濯当番ですがちょっと家庭の事情で都合悪くて、仲達様が代わって下さるとの事なので仲達様にやらさせて下さいませんか?」
「え?いいですけど…士載ちゃんでもいいんじゃないかしら?まあ仲達さんが宜しければ私は構いませんけれど」
「あー、それも考えたんですがほら、うちの仲達様って一刀様にお熱ハンパ無いじゃないですか?
前々からやりたそうな顔はしてたんですがあの性格ですんで、まあいい機会でもありますので」
「…ああ、そういうことでしたら」
曲がりなりにも中堅官僚の仲達様に洗濯させるの?と小首を傾げる月様に説明すると
生温かく微笑まれて了承してもらえた。
さーて次は仲達様の方へっ、と。
「あ、仲達様仲達様」
「ん、士季か」
「明後日洗濯の当番になったんですって?」
「…洗濯?」
「あれ?聞いてないですか?」
月様と同じく首を傾げる仲達様。ってそりゃそうです私がついさっき月様にお願いしてきたんですからねー。
「聞いていないぞ、そもそも洗濯当番とは何だ」
「洗濯当番って一刀様のお部屋の手拭いと、寝 台 の 敷 き 布 の 洗濯の当番ですよ。
基本的には私ら新人や下級官吏の仕事なんですけど、明後日だけどうにも都合つかなくて仲達様にお願いするって」
「…なんだって?もう一回言え」
はい目の色変わりました。
「明後日だけどうにも皆都合が」
「そこじゃない、何を洗うと言ったんだ!」
「一刀様の寝台の敷き布です敷き布!御使用後の!」
怖ぇ!前から知ってましたけどマジ怖いです仲達様、胸倉掴まないで下さい。
半端ないじり方は命取りですよ!
「そう、か………まあ、うん、やり手がいないのであれば仕方ないな。総務部の私が責任を取ってやらねばなるまい」
うわもうなんかこの人嬉しそうだ。きっと『一刀様のお使いになった敷き布にさわれる…』ってだけで喜んじゃってんでしょうね。
しかし今日はここからなのですよ!
「そーですか、それは良かったです。仲達様なら良からぬ事にはお使いにはならないでしょうしね」
「…良からぬ事?」
よっしゃ食いついた!こっから先笑うな、絶対笑うな私。
「…ほら、その晩に一刀様が寵姫の方をお招きしてたら敷き布に付くじゃないですか、何かと」
「………!」
何のことだかわかった様で頬を染める仲達様可愛いです仲達様。
「要は洗濯の為にそれを持ち帰ってですね、特に一刀様をお慕いしててもご寵愛の機会に恵まれない中級・下級官吏はそれを孤閨の友にしているのですよ」
「………な、なぁっ…!」
耳まで真っ赤な仲達様、たまんねー!たまんねーですよ!何このいじってオーラ!?
「夜な夜な、一刀様のが付着した部分をくんかくんかと」
「く、くんかくんか!?」
「す―――――っ………(タメ3秒)はぁ―――――、とか、それこそぎゅっと挟み込んですりすりとか」
「★×○※!?」
口をぱくぱくとさせる仲達様、チョロ過ぎです。これからは心の中でチョロ達様と呼ばせて頂きます。
「まあ、品行方正な仲達様には関係の無いお話かとは思いますが」
「う………うむ。それで…お預かりした御洗濯物は何時までに返却すれば良いのだ?」
「お預かりしてから三日後です。結構皆自分の仕事も忙しいですから」
「そうか……三日か…それと、その…」
仲達様がごほん、と視線を外して咳払い。
「その、…し、士季は、あー、御洗濯当番をしたことは、あるのか?」
「ありますよ」
「そ…そうか。………で、その……士季はだな」
赤い顔をしたまま、ちらちらとこちらを見ながらごにょごにょと言っている仲達様に
『なんですか?聞こえないので大きな声で仰って下さい♪』といじめても良いんですがここはひとつ察してあげましょう。
「しましたよ」
「…………その…………どうだ?」
「凄かったですよ、指とかふやけちゃって。気がついたら半裸で朝になってました。一刀様をお慕いしてる処女には麻薬みたいなもんですね。…それはともかく明後日、宜しくお願いしますね」
あくまで洗濯の感想を聞くふりをする仲達様にご期待通りの感想でとどめの煽り。
ごくり、と喉を鳴らした仲達様を尻目に私は自分のお仕事に戻りました。
さてそれから二日後の夜な訳ですが。
「…縛られました」
他に誰も居ない自室の寝台で寝っころがりながら呟いてみます。当然誰も来ませんが。
赤い顔して『士季の警備部見習いとしての訓練の為』とか言いながら縛った先を柱に括りつけられても到底信じられませんが、
折角の現場をおさえられないのは残念です。
まあ私を縛る時点でもう今頃ナニしてるかは決まったも同然ではありますけれど。
しかし翌朝、腫れぼったい目をした仲達様に縄を解いてもらって朝食に行くとちょっと面白いことがありまして。
司馬家の三女の淑達様、今年の同期入庁で年は上ですが仲よくしてもらってるんですけども、がですね。
「ねぇ、士季」
「?はい、淑達様」
「夕べ、猫が屋敷の中に出たみたいなのよ」
「?…はぁ」
「一匹だけで一刀様一刀様あんあん、って鳴く頭が銀色な猫が。私はそんな寂しい猫じゃなくて、幸せな飼い猫になって見せるわ。二人で頑張りましょうね」
とか仰るもんでハイって言うに言えないし、仲達様は『か、一刀様をお慕いしていれば誰でもするものだろう!』と
真っ赤な顔で箸をへし折って怒り出すしで大変でした、っていうか楽しませて頂きました。
結果:ちょっとずれた気もしますが…成功?(一刀様の使用済み敷き布でひとり上手な仲達様)
さぁて、次は何をしましょうかね!?
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拙作「司馬日記」の外伝で、仲達さんの弟子の士季(鍾会)ちゃんが悪戯をします。
元々R-18に掛かると思ってHPの方で作成して見ましたが、
「…これならTINAMI的にセウト?」かと思い転載致しました。
運営様から御指導や強制削除があれば従います…。