川神百代、川神一子、椎名京の三人は、とある青年のことで落ち込んでいた。
その青年は、ある日を境にヤドカリに欲情するような人間になってしまい女性に一切の異性を抱かなくなってしまい、そこで川神百代が、同学年クラスの矢場弓子に相談して彼女に力を協力してもらったのだが………。
「ヤドカリ病はなくなったが、矢場弓子に恋に落ちてしまうとは……」
京はワナワナと震え、その背後には鬼神のオーラがあった。
「あわわわわわ~~~!!」
一子はその京の現状に怯えて震えだす。
「しかし、なんでいきなりこんなことになっただろうか?」
唐突過ぎる出来事に百代は悩む……と。
「………もしかして」
百代の言葉が京に火がついた。
「犯人はモモ先輩か――――!!!!」
―――その日から川神百代は一生、椎名京に恨まれる運命になった。
「はい、あーん」
「あーん」
パク、モグモグ。
「美味しい?」
「うん! 弓子が作る料理は最高っ!」
当然、何も知らない二人は永遠の幸せを満喫するのだった。
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誰かの差し金で強いられているだ!!