真恋姫無双 いつまで~
???~
一刀「さよなら……寂しがり屋の女の子」
そう言って俺はこの外史から消えた。
何度目だろう。
愛した女の子の涙を見るのは……
いつになったらこの輪廻から解放されるのだろう。
??「……ご主人様」
聞きなれた声が聞こえる。
一刀「なんだ?貂蝉?」
貂蝉「平気?」
一刀「……平気、といったら嘘になるな。」
貂蝉「……」
一刀「でも、慣れちまった」
貂蝉「そう……」
一刀「ああ。それで?今度はどこの外史に行くんだ?」
貂蝉「今回は内緒よ」
一刀「なんでだ?」
貂蝉「なんでもよ♪」
一刀「……わかった」
貂蝉「ご主人様……」
貂蝉「ごめんなさいね」
一刀「お前が謝ることじゃないだろ」
貂蝉「ふふ、やっぱりご主人様はやさしいわね。ありがと」
一刀「なんだ?お礼なんかいって、変な奴だな」
そう話しているといきなり眠気が襲ってくる。
一刀「ああ、そろそろいくわ」
俺の体から光が出ると同時に俺は目をつぶる。
貂蝉「ご主人様。これをあげるわ」
目をつぶっている俺の手に何かを握らせる。
一刀「なんだ?これ?」
貂蝉「日本刀よ。銘は「天刀」(てんと)」
一刀「天か……俺にピッタリな名前じゃねえか」
すると光が一層強くなる。
そして俺の意識は落ちた。
そんな俺の耳に届いたのは、
貂蝉「ごめんなさい……ご主人様……」
貂蝉の哀しそうな声だった。
続く~
あとがき
こんばんわLisaです。
どの勢力にしようか悩んでいます。
なにかリクエストがあればコメントしてください。
それでは、おやすみなさい。
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一刀強化ものです。
地の文少なめです。