No.376303

小説 『健忘録』

今私が書ける全て。第二章。
第一章は→http://www.tinami.com/view/376294  
第三章は→http://www.tinami.com/view/376301

2012-02-11 19:23:10 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:445   閲覧ユーザー数:444

無題

 

 

 

 

 

このブログを見るのも久しぶりだ。

もう二度と見ないものだと思っていた。

いや、現に昔のブログは読んでいない。

昔の自分と顔を合わせるのは今の俺には辛すぎる。

じゃあ、なんでブログに来たのか。

こんな、誰も見ていないブログに、何故戻ってきたのか。

もともと、まだこのブログが残っているなんて、思いもしなかった。

あれから何年たったのか、もう、数えてすらいない。

年号が、日付が、曜日が、時間が意味を持たなくなってどれくらいたったんだろう。

昨日のことのような気がするし、もう、遥か昔のことのような気もする。

ああ、文章をこうやって打つのも久しぶりだ。

キーボードなんて触るのもいつぶりだろう。

それでも、体が覚えてるというのは素晴らしい。

もうすっかり忘れたと思っていたのに。

ああ、話が脱線した。

昔からの癖なのだ。話がすぐ脱線して、何を話そうとしていたかわからなくなる。

もうこっちよりずっと、そんな感じだ。すぐに話を逸らせて、煙に巻きたがる。

独り言も多くなった。

部屋から出ないから当たり前だ。

ほとんど寝て過ごしている。

他にすることもない。

寝るくらいしか、もう、することがないのだ。

で、じゃあ、なんでブログをまた書き始めることになったのか。

そう、本題だ、本題。

手紙が来たのだ。

そう、あの手紙が、俺のもとにも、来たのだ。

この時代に、丁寧に、折り目一つない手紙が。

書かれていたのは簡単な挨拶と、集合日時だけ。

数年ぶりにパソコンを付けて、日付を確認する。

書かれていたのは、四日後の日付だった。

だから俺は、来るUG一二七四年牛の月二五日十六時四十分、この家を出る。

そして、カラザへ向かう。

四百年間、死ぬために。

それが、ブログ更新の理由だ。

単純にして明快だろう? 

別に死ぬって言ったが、死ねるわけじゃない。むしろそれで死ねるなら、どんなに幸せだったろうか。

もう死なんていうものは、憧れですら無くなった。

永遠に手が届かない物にどうやって憧れろっていうんだ。

もう、諦めたのだ。何かを望むことに疲れたのだ。

だからこうしてずっと部屋から一歩も出ずに、眠り続けていたのだ。

カラザに行くのだって同じことだ、ただ、眠る場所が変わるだけ。

カラザに行って、ただ四百年寝続けるだけだ。

でも、どうしてもブログを立ち上げてしまった。

どうしてもブログを書きこみたくなってしまった。

最近、物忘れが激しいのだ。

いや、忘れるような体験すらしていないだけだろう。

でも、遠い昔の記憶たちには全部もやがかかっていて、思い出すことができない。

それが途方もなく怖かった。

だからこうしてブログに書くことにしたのだ。

カラザから帰って来た時に何を覚えているかわからない。

カラザから帰って来た時にどんな考えを持っているかわからない。

だから、どうしても、今の自分を、ここに残しておきたかったのだ。

だからこのブログは、健忘録だ。

遠い昔に読んだ小説の中に、そんな言葉があったのだ。

備忘録ではなく、健忘録。

健やかに忘れて行く自分のための記録。

まさか、こんなところで使うことになるとは思わなかったけれど、何故かひどくしっくりきた。

これから四日間、できるだけ多くのことを書こうと思う。幸い、手は疲れない。どれだえ文字を打ち続けても、昔みたいに書くのをやめる必要もない。

そういうわけで、あと三日だ。

さて、明日は、何をしよう。

 

 

 

 

 

U1274‐牛の月‐22|未選択|コメント:0|トラックバック:0|

 

 

 

無題

 

 

 

 

 

とりあえず外に出てみた。

無機質な灰色の殻がむき出しになって空を覆っている。

最初に稼働が停止されたのが、空だった。

人は無限に生きるようになった。けれど、電気は。それを生み出す燃料は、無限ではなかった。電気が無くても、人間は当たり前のように生きていけるだろう。けれど人はそれを望まなかった。電気を使わない生活なんて、認めなかった。

それはもう、資本主義崩壊宣言が発表されて数年、いや、数十年はたってからの話だ。

資本主義はあっという間に崩れ去った。

食事を必要としなくなった大多数の人間にとって、もはや働く意味は娯楽以上の意味を持たなくなった。彼らはもともと生きるために、食べるために働いている人間ばかりだった。

だから、食事を必要としなくなってからは働くことに意味を見出さなくなり、立て続けに仕事を手放し、数多くの企業が消えて行った。

もはやそこに資本主義の形跡はどこにも残っていなかった。

資本主義は、崩壊したのである。

それから紆余曲折があり、国によって一人一戸の住居が無償で提供され、全ての人間は等しく、衣食住に困らない状況へと移行した。

今では働くことは、自らの娯楽と、ささいな娯楽を手に入れるために必要な金銭を獲得するための行為にすぎなくなり、ごく少数の人間が自分の好き々々に働き、ほとんどの人間は働くなくなった。

そんななかで、冒頭の出来事である。

電気が足りなくなったのだ。

そこでさらに様々な意見が交わされ、最終的に政府は空を消すことにした。

そうして空は殻に成り下がり、無機質な灰色であり続けているのだ。

どこまでも続く灰色は窮屈感があり、このせいで外に出なくなったのではないかと勘違いするほど、うす暗くそこにあり続けていた。

俺は当てもなく、道を歩き続けた。

視界の隅にあり続けるカラザは相変わらず殻を支え続けていて、重苦しい。

どうしてあんなものに子供の頃の俺は憧れていたのだろう。

今の俺には、嘘臭い墓場にしか見えないというのに。

そう、カラザは一種の墓場と化したのだ。

生きた人間を生きたまま埋葬する墓場だ。

昔の話に戻ろう。

あの頃はまだ俺も外を出歩いていたし情報も集めていたから覚えていることも多少はある。間違いはあるかもしれないしうすぼんやりとしている記憶もあるから、どれだけ正確な情報かは自分でもわからない。けれど、わざわざ今から調べようとは思わない。ただ、今の俺が感じ、考えることだけを書き殴りたいのだ。

カラザの話だ。

空が何も映し出さない灰色になった後、カラザの存在意義も無くなっていった。もはやカラザはただの馬鹿でかい、黒くて重苦しい殻を支えるだけのオブジェになり果てたのだ。

けれど、空を表示しなくなっただけでは、電力を賄いきることは不可能だった。残っている燃料では、もって残り数年だったのだろうと思う。そうすれば、この国から電力は失われることは、まず間違いがなかった。

そんな折、一人の科学者が現れて言ったのだ。

人間を燃料に変換する手段を発明した。と。

はじめは誰も耳を貸さなかったが、彼は実際に実演してみせるといい、カラザの中に何かを用意し始めた。そして、今から三年間カラザの中にこもり、私がその実験の第一人者になろう。と、そう言い放った。

彼がカラザにこもってすぐに、ほんの少しではあるが、電力の総量が増えたことが確認された。そしてその量は一人では少ないが、数十人から数百人で十分に地域全体の電力を賄えること。そして、同じ装置を各地に作れば電力の心配をしなくてよくなることが判明された。

三年後、何食わぬ顔でカラザから出てきた科学者は盛大な拍手で迎えられた。それからカラザは、国の電力を生み出すための発電所の一つとして新たな役割を与えられ、現在にいたっているのである。

そして知っての通り昨日俺のところに来た手紙こそ、その燃料になるための召喚状に他ならないわけだ。

全ての国民からランダムに選ばれ四百年間燃料となるのが、今では国民唯一の義務である。

ちなみに燃料になるというのが具体的にどのような方法なのかは分からない。けれど、どうせ何があったって四百年経てば出てこれるし、政府側の発表としても、ただ寝ているだけで燃料を抽出できるということなので、大したことはないのだろうと思う。

俺が知っているカラザについての情報はこれくらいだ。

カラザから帰ってきたら、本当のことが分かるのだろう。

その時に読み返してみて答え合わせをするのもいいかもしれない。四百年後への課題ってわけだ。

で、そのままぶらぶら歩いたあと大学に行き、誰もいない校舎をぶらぶらと適当に歩き回り、特に何もなく帰宅。今こうしてブログを書いているわけだ。

特に何もない一日ではあった。まあ、今さらできることなんてたかが知れてるってやつだろう。

よく考えたらカラザに行く前に会いに行く友人なんてのもいないんだなぁと思い、今の世界に友達がいる奴なんてどれだけ残ってるんだろうかと考える。

俺が学校に行かなくなったのが早かったのも理由の一つだろうけど、大学の友人とも、高校の友人とも、連絡を取り合ったことなんてそういえば一度も無かった。もちろん、それ以前の友人なんて論外だ。

今さら家族に会いに行くというのも違う気がする。

第一、それこそ大学に入ってからこれまでの間、一度として連絡すら取り合っていないのだ。もうそこに、家族なんてつながりを少なくとも俺は感じられないし、親が今どこにいるのかさえ知らない。家族なんて死ななくなってしまえば、その程度の繋がりでしかないのだ。

じゃあ、俺にとってそういう、家族より大事な繋がりがあったモノってないんだろうか。

と考えて、すぐに思考を停止した。

駄目だ。そのことは考えたくない。

そのことは、もう、認めたりしたくないんだ。

だって、あいつは、死んでしまったんだ。

小説は、もう、死んでしまったんだ。

俺はもう、小説なんかに会えっこないんだ。

だから、もう、そのことは考えない。

だから、もう、小説のことなんて忘れるんだ。

だから、

だから、

もう。

 

 

 

 

 

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無題

 

 

 

 

 

ついに明日だ。

明日、俺はカラザに行くんだ。

なんだか実感がわかない。

まあ、四百年なんてあっという間だ。今まで生きてきた時間と何も変わらない。

むしろ、何も考えずに寝ているだけでいいのだから短いくらいだ。

昨日から、テンションは下がりっぱなしだ。

小説のことなんて考えたからだろう。

俺はもう小説なんて書いちゃいない。

小説について考えることも、ずっと昔にやめていた。

それでも小説が書けるかもしれないと思い、アイディアを出そうと必死になっていたこともあった。俺が小説を救うんだ、もう一度よみがえらせるんだ。っていう勘違いした情熱を持ったことすらあった。

でも、無理だった。何も浮かばなかった。全部が全部嘘にまみれた虚構の話にしか見えなくなっていた。

予想した通り、市場から小説はどんどんと姿を消していった。そして最後の灯火のように死と宗教とセックスを懐かしむような小説があふれて、その後は姿を見せなくなった。

小説はその時、完全に息絶えたのだ。

それから俺は小説のことを考えなくなったし、本も読まなくなったし、本屋に足を運ぶこともなく、ついには家すら出なくなったわけだ。

ああ、また暗くなってきた。

これだから小説について考えるのは嫌なんだ。

明日。明日は俺はカラザに向かうんだ。

そうだ、最後くらい、何かいいモノでも食べてやろうか。

長い間眠るなら、気持ち良く眠りたい。

よし、ちょっと何か食べ物買ってこよう。

そして一人の晩餐にするのだ。

それじゃあ、行ってきます。

 

 

 

 

 

UG1274‐牛の月‐24|未選択|コメント:0|トラックバック:0|

 

 

 

無題

 

 

 

 

 

ちょっと待って。

自分が見たものが信じられない。

嘘だろ

おい

嘘だろ

 

 

 

 

 

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無題

 

 

 

 

 

まだ落ち着いてない。

さっき見たものが信じられない。

俺は食べ物を買いに行ったんだ。

ちょっといい肉でも食うかと思って、家を出たんだ。

その時、すっかり忘れてたんだ。

完全に忘れてた。

突然、歩いていたら声をかけられた。

今までひきこもり続けていた自分に声をかける人間がいたことに、まずは驚いた。

そして振り向いた先には、遠い昔に見た顔があった。

バイト先の店長だ。

いや、店長だけじゃない。本屋もだ。

シャッターが下りてはいるが、俺がバイトを辞める前と全く変わらない本屋が、そこにはあった。

めまいがした。

店長は全く変わっていなかった。

人のいい顔で笑顔で、声をかけてきた。

本当にたわいもない雑談だった。

変わらないね。店長も変わりませんね。最近どう。ぼちぼちです。そっか、うちはきついよ。まだやってたんですね。そりゃやってるよ。そうだ、中入ってかない。え、でも。せっかくだし入ってってよ。ほら、あの頃からはめっきり減っちゃったけど、

新刊も、あるし

俺は、動けなかった。

新刊がある? 

そんなはずないだろ! 

小説は死んだんだ! 

小説なんてどこにもないんだ!

そう言いたかった。そう叫びたかった。

そんな様子に気づかづに、店長はニコニコしながら俺に背をむけ、ゆっくりとシャッターを上げていく。

そこには。

そこには、紛れもない小説たちが。本当に少ない小説たちが。それでも、並んでいた。

これなんかは好きだと思うよ。ほら、昔から冒険もの好きだったでしょ? あて、この辺は昔懐かしいかんじので、こっちは実験作だね。数は少なくなったけど、その分おもしろい小説が増えてるよ。まあ、全然売れないからほとんどこうやってシャッター下ろしてるんだけどね。

にこやかに店長は話しかけてくる。

そういえば、もうずーっと前。ホント、君がバイトしてくれてた頃の話なんだけど、その時に君が取り置きしといて欲しいって言ってた本、またいつか来るんじゃないかと思って奥の方に置いてあるからちょっと待ってて、今からとってくるから。

そういって背を向けて奥に向かおうとする店長を、俺は呼びとめていた。

小説は。

小説は死んだんじゃなかったんですか。

小説なんて、もう、この世に存在するはずがないじゃないですか。

小説は死んだんです。

小説なんて、もうどこにもあるわけがないんです。

そう、叫んでいた。

もっともっと汚い言葉だった。泣きながら叫んでたから、店長には何を言っているのか伝わらないと思った。

でも、店長は、困った顔をして笑いながら、言ったのだ。

何を言ってるんだい? 

小説は、ずっとあるよ。

昔から、変わらず、ずっと。

大丈夫、小説は死んだりなんかしないから。

俺は、

俺は。

そのまま何も言わずにその場を走り去った。

俺は間違っていたのか?

小説は死んでなかったのか?

それじゃあ俺は、俺は、俺は。

 

 

 

 

 

UG1274‐牛の月‐24|未選択|コメント:0|トラックバック:0|

 

 

 

無題

 

 

 

 

 

あれから、少しずつ、過去の自分のブログを読み返した。読みにくくて下手くそで馬鹿馬鹿しくて中身が無いような日記ばっかりだったけど、確実にその頃の俺が、そこにはいた。

途中でいてもたってもいられなくなり、真夜中だというのに大学まで自転車を飛ばした。

真っ暗な校舎に入り、ゼミの部屋に行き、棚を漁った。

それは、あっさりと俺の前に出てきた。

小説だ。

俺が書いた、小説だ。

下手くそでもつまらなくても馬鹿馬鹿しくても恥ずかしくても、それは、俺の書いた小説だった。

紛れもない、小説だった。

無心で、俺は自分の小説を読んだ。

本当に下手くそだった。

本当につまらなかった。

本当に馬鹿馬鹿しかった。

本当に恥ずかしかった。

でも、それでも、そこには、俺がいた。

俺の書いていた、俺の書きたかった小説がそこには、いた。

小説を死んだと思っていたのは俺だけだった。

小説を殺したのは俺だけだった。

小説を裏切ったのは俺だけだった。

小説は、小説は。

 

 

全部を読み切った時にはもう朝になっていた。

そのまままっすぐ家に帰り、もう一度、ブログを最初から読み返していた。

本を読むのが好きだった。

物語を考えるのが好きだった。

アイディアを出すのが好きだった。

小説を書くのが好きだった。

小説が、大好きだった。

そのことを、ようやく思い出した。

思い出してしまった。

読書しかすることのなかったあの頃。本を読んでいれば他に何もいらなかったあの頃。物語が好きで好きで仕方が無かったあの頃。いつか自分も世界を生み出すことができるんだと信じていたあの頃。俺は、本当に、本当に、本が、大好きだったんだ。

ああ、どうしよう。自分にも好きなものがあったんだ。大好きなものがあったんだ。思い出してしまった。そうだよ。俺は本が好きなんだよ。大好きなんだよ。ずっと忘れてた。どうしよう。俺は俺を裏切り続けてきたんだ。

悔しくて、涙が止まらなかった。

嬉しくて、涙が止まらなかった。

だって、小説はまだ生きていた。

だって、小説はまだ生きていた。

だって、小説はまだ生きていたんだ。

小説は俺を許してくれるだろうか。

昔の俺は俺を許してくれるだろうか。

今の俺にまだ小説は書けるだろうか。

今の俺は。

 

 

 

 

 

UG1274‐牛の月‐25|未選択|コメント:0|トラックバック:0|

 

 

 

無題

 

 

 

 

 

もう、家を出る時間が迫っている。

すごくすっきりした気分だ。

カラザには、たくさんの紙とたくさんの鉛筆を持っていこう。

今から四百年もあるんだ。どんなに小説を書く才能が無い俺だって、もしかしたら一本くらい小説が書けてしまうかもしれない。きちんと小説を生み出してやることができるかもしれない。

俺は小説が好きなんだ。誰になんて言われたって、小説が大好きなんだ。

そのことを思い出せて、本当に良かった。本当に本当に良かった。

そうだ、あと、カラザに入ったら絶対に空を見てやろう。本当の空を。

それが俺がカラザを好きだった本当の理由だった。

ちゃんと書いていてくれてありがとう、あの日のぼく。

ちゃんと、こうして思い出せたよ。

 

四百年後の俺がこのブログを読んだら、どんな感想を持つんだろう。

笑うだろうか。怒るだろうか。恥ずかしがるだろうか。ほめてくれるだろうか。

今の俺にはわからない。

そういえば、遠い昔は、日記が小説になっていた時代があったということを、ふと思い出した。

もしかしたら、このブログだって、小説なのかもしれない。

未来の俺のためだけの、くだらない小説。

他の誰にも読ませるつもりのない、俺のための小説だ。

そう考えると、なんだかすごく肩が軽くなったような気がする。

内容なんてどうでもいい。テーマなんて無くていい。小説はそんなに弱いものじゃない。

だって、小説は、生きているんだから。

そう考えると、少しだけ肩が軽くなったような気がする。

そうだ、途中で本屋に寄って行こう。

大好きな小説を買おう。

もうずっと読んでなかったけれど

本当に大好きな、小説を。

 

 

 

 

 

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