俺がこの地に降り立ってから何日が過ぎただろうか。いま俺が何をしているかというと.....
「ふぁ~~~~いい天気だな~」絶賛現実逃避中です(キリッ
だってしょうがないじゃんこの世界のことまだ全然わからないしこの前は気にしてなかったけどなんでちゃんと会話できるんだよ!?
そのくせ文字読めないし、どうなってるんだまったく。おや?あちらから向ってくるのは俺の唯一のオアシスではないか?
「北郷さーん!どこに行ってたんですかまったく。」
知ってると思うが一応紹介しておこう。俺の心のオアシスこと瑠玲ちゃんだ。今日も癒されるぜ......
「どうしたんですかニヤニヤして、何かいいことでもありましたか?」
そういって瑠玲は微笑む。
いいこと?今俺の目の前で起きてますよ、えぇ。
じゃなくて「なんでもないよ。それよりどうしたの?何か用事?」
「あーやっぱり忘れてたんですね。今日は読み書きの練習だって言ったじゃないですか。もう」
さっきの微笑みから一転ぷく~っと膨れる瑠玲
「ごめんごめん。こうも天気がいいとつい...ね?」
「はぁ...しょうがないですね。じゃあ今からやりますから屋敷に戻りますよ。」
そういうと瑠玲は俺の手を引いて屋敷に向かっていった。
「ちょ、瑠玲そんな引っ張らなくても逃げないよ。」
「嘘です。いつもそういって逃げちゃうんですから。だから私が手を握ってないとダメなんです!」
「わかったわかった。おとなしくついていきますよ。」
「分かればいいのです///」
そう言われて俺は屋敷へ引きずられていった。顔が赤かったのは気のせいだろうか?
屋敷についてそうそう村長に出会ってしまった。まずい.....
「おやおやこれは北郷殿。水蓮と手なんか繋いで......結婚する気になったか?」
「爺様!!これは違くてですね......////」
ほらなやっぱりこうやって遊ばれるんだ瑠玲顔真っ赤だぞまったく
「村長まだ俺たちはそんな仲じゃないよ。」
「ほう。まだとな?よかったの水蓮。将来的には嫁にもらってくれるそうじゃぞ北郷殿は」
「......./////」
瑠玲はより一層顔を赤くしているようだ
「だぁ~~~~!!あぁ言えばこういうなぁまったく!俺はこれから読み書きの練習しなきゃだからそれじゃ!」
そういって村長から逃げるように俺たちは部屋へと向かった。
「水蓮、二人っきりになるからといってあまりはめをはずすでないぞ。」
ニヤニヤしながら去り際俺たちにそんな言葉をかけてきた村長。そのあと瑠玲との読み書きの練習が気まずい空気になったのは言うまでもなかった。
その日の夜、俺は昼間のうちに借りておいた木刀を片手に庭へと向かった。
「こっちに来てから全然鍛錬してなかったからな」
そうつぶやくと軽く素振りを始める。そうしていくうちに鍛錬に没頭していく。
「やっぱり体を動かすのはいいな何も考えなくて済む.....」
「なかなかの武をお持ちのようですな」
「こっちでどれくらい通用するかわからないけどそれなりに動けるつもりですよ村長。」
「かっかっか。やはり気づいておったか。」
「覗き見なんて趣味悪いですよ」
まぁまぁ、といいつつ村長は腰を下ろした。
「お前さんも隣に来い。」
俺は言うとおりに村長の隣に腰を下ろした。
「なんですか?珍しく真面目な顔して。」
「.......最近、賊の動きが活発になってきているらしい。」
「それで?」 俺はちょっと動揺したのを隠しながら続きを促した。
「うむ。そこで北郷殿の腕を見込んで頼みがある......うちの若い者達を鍛えてくれないだろうか?」
「それはみんなを守る....この村を守るのを手伝ってほしいと?」
「そうじゃ。受けてはもらえんじゃろうか?」
俺は迷いなくこう答える。
「わかりました。引き受けましょう。」
「良いのか?」
「それが村のために、拾ってくれた村長への恩返しになるのなら構いません。」
「間接的にでも、いや直接命を奪うことになることがあるとしてもかの....?」
その言葉を聞いたとき俺は返事に戸惑いながらもこう答えた。
「はい。そういう時代に来たということは理解しているつもりです。」
俺はこの時理解していなかったのだろう人を殺すという意味を.......
「そうか。ではワシはこれ以上何も言わん。」
そういうと村長は立ち上がった。そして「明日皆に紹介する。と言ってもまぁこの数日でずいぶん村の者たちと仲良くなったようじゃからみなお主のことを知っておるがの。」
そう。俺はこの数日読み書きの練習とともに村に出て親睦を深めていたのだ。ただ女の子と仲良く話していると瑠玲が来て何かしら理由をつけて俺を連れて行くのはなんなのだったろうか?
「じゃから今日はもう休みなさい。」そういって村長は去って行った。
「そうだな。今日はこれぐらいにするか。」
かるく汗を拭き俺は寝室へと戻り一日を終えた。
次の日村長に呼ばれた場所に行くとたくさんの男たちが集まっていた。見知った顔ばかりだ。
そんな中、村長が口を開く「皆よく集まってくれた。今日は他でもないこの村のために集まってもらった。最近、賊の活動が活発になってきておる。そこで自分たちの身ぐらいは守れるようにと
ワシは考えた。そして武術の稽古を北郷殿につけてもらおうと思う。北郷殿一言お願いしまする。」
そういうと皆の視線が俺に集まる。
深呼吸をして口を開く。「みんな今日は集まってくれてありがとう。俺はこの村に来て日が浅いけどこの村が好きだ。だから俺の好きなこの村を守りたい。力を合せてみんなでこの村を守っていこうじゃないか。」
一瞬の沈黙ののち男共から歓声が上がる。
「当たり前だ~!俺もこの村大好きだからな!!」
「そうだそうだ!賊の好き勝手させてたまるか!!」
「俺たちの力見せてやろうぜ!!」
作「瑠玲ちゃんは俺の嫁だ~!このヤリチン!!」
みんな.....うん。これなら賊が来ても何とかなりそうだ。
あと最後の奴後でO☆HA☆NA☆SHIが必要みたいだな。覚悟しとけ。 作 ごめんなさいorz
こうして村のみんなに武術の稽古をつけることになった俺だったが一か月みっちりみんなをしごいたおかげで多少打ち合える様になっていた。
だがこんなに早くみんなの力が必要になるとは思っていなかった。この報告を聞くまでは......
「賊が来たぞ~~~~~~~~~!!!!」
次回へ続く
前回に引き続き全然出番のない瑠玲こと水蓮ちゃんです。
いや出してあげたいんですけどね?そこは作者の腕がぼろくそなので.......
だからってわけじゃないですけど水蓮のプロフィールを書こうかなと思います。
姓 瑠(りゅう) 名 玲(れい) 字 白夜(びゃくや) 真名 水蓮(すいれん)
性格・・・世話焼き とても明るい
容姿・・・黒髪でロング 上品な立ち振る舞い スリーサイズは本人の希望で内緒だがナイスボディだといっておこう。
特徴・・・武術はまったく駄目であるが頭の回転が速く内政などには向いていると思われる。村のみんなとも仲が良くお姉ちゃん的存在。狙っている男も多いとかなんとか.....
一刀に対しては意識はしているがまだ好きという段階ではないが落ちるのは時間の問題?流石われらの種馬。
こんなところです。
ほかに知りたいことがあれば。コメントください。お答えします。
こんな駄文に付き合っていただきありがとうございます。ではまた次回!!
一「おい待てよO☆HA☆NA☆SHIが終わってないぜ?」
作「.......orz」
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ここの一刀君は武将と打ち合えるくらい強化しています
オリキャラも少し出します