No.373983

恋姫無双 普通の人と乱世を駆けろ! 第29話

ssnowwさん

もすかう!もすかう!

2012-02-06 20:24:18 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:4561   閲覧ユーザー数:3489

 

 

前回までのあらすじ

 

1 攻め込むぜ~!

 

2 三姉妹登場これで・・・

 

3 汚物は消毒だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀side

 

 

星、詠達と別れた俺達は順調に進んでいた。

 

今のところ遭遇した黄巾党は幸いにも数百、多くても千に届くか届かないかという数であった。

 

遭遇した連中とは戦うこともあるが数、質の差で快勝。・・・まぁ戦う前に包囲→説得で殆どが降伏する

 

将が少ないなか三姉妹は大分働いて貰っている。そんな時・・・

 

「一刀様!」

 

大声を出し、駆け足で入ってきたのは関靖。

 

「何かあったのか?」

 

と聞く。

 

「斥候からの報告で4里先で数千から数万の黄巾党が諸侯の軍と戦闘中!」

 

「4里先・・・曹操の領地との境付近か?」

 

俺が横にいる巴に話かける。

 

「恐らくそうでしょう。領地に侵入して来るので防衛の部隊を派遣した・・・と思います」

 

「対応はどうする?」

 

「関靖さん、曹操軍の旗印は分かりますか?」

 

「ええと・・・確か、青に夏侯の旗印です」

 

「妹の方か・・・」

 

「曹操軍の重臣ですね・・・ここは曹操軍を援護して貸しを作りましょう!」

 

「分かった。円!騎兵4000を連れて先行し曹操軍を援護しろ!

 黄巾党を掻き回してやれ!俺たちも急いで向かう!」

 

「御意!」

 

と言うと円は天幕から出て行く。

 

「全軍急いで準備をしろ!」

 

 

 

 

夏侯淵side

 

 

華琳様の命を受け流琉と共に青州との境での防衛中、4000程度の黄巾党が攻めてきた。

 

「秋蘭様!対応はどうしますか?」

 

こちらの手勢は2万、それに城に篭っている・・・本来なら出る必要は無いのだが・・・。

 

「出撃しよう。敵は雑兵、それに兵はこちらが上回っている。ここで敵を削れれば防衛も

 楽になるだろう・・・。私が1万で出るから援護をしてくれ」

 

「了解しました!」

 

こうして1万を率いた私は4000の雑兵を叩くために出撃した。

 

 

・・・・

 ・・・・

  ・・・・

 

 

「くそ!・・・伏兵だと!」

 

予想外だった。策も必要無しと突撃したのが間違いだった!

 

予想外だ!敵が策を使うとは・・・。

 

普段ならこんな失敗はしない物を・・・もっと慎重に動くべきだったか!

 

「がはははは!このまま殲滅しろぉ!」

 

遠くから声が聞こえる。突撃した瞬間逃げ出したから追いかけると両林から数千の敵兵が

 

飛び出してきた。伏兵・・・と分かった瞬間には既に遅く、前後を挟まれてしまった。

 

伏兵はおよそ4000程度。兵数で勝っていても油断と驚きで士気が下がっている。

 

「はっ!」

 

弓を放ちながら何とか包囲を脱出しようと試みるが、壁が厚い。

 

最初は流琉の援軍にも期待したが、あちらにも敵はいる様で戦いの最中だ。

 

・・・せめて一人でも多くの敵を!

 

「ぐわっ!」

 

隣、前、横、後ろの味方の兵が倒れていく姿が見える。

 

「華琳様、姉者・・・」

 

そんな時・・・前の敵に見覚えの無い数千の騎馬隊が突撃して行くのが見えた。

 

「曹操軍を援護するぞ!全軍突撃!」

 

 

 

円side

 

 

 

「曹操軍を援護するぞ!全軍突撃!」

 

多いな・・・曹操軍は壊滅寸前。残って戦っているのは6000程度・・・残っている兵も士気が低い。

 

「止まるな!駆け抜けろ!」

 

指揮を出しながら俺自らも敵に突っ込む。

 

「うわああああ!」

 

「ぎゃあああ!」

 

俺に斬られた黄巾党の連中の声が聞こえる。

 

数人が集まって逃げようとしている集団を見つける。

 

「・・・あれが敵大将か」

 

少し後方に一刀様率いる本隊が見える。そして目の前には敵総大将と思われる人物がいる。

 

「公孫賛軍、張郃だ!行くぞ!」

 

「フン、ガキか!我が名は波・・・」

 

この先を彼が話すことはなかった。なぜなら振り向きざまに首を切ったから。

 

後方で『全軍突撃!』と言う声が聞こえる。

 

どうやら任務は終了したようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

お久しぶりです。忘れている人もいるかも・・・。

 

なぜだか最近めざせモスクワにはまっている作者です。

 

テストがあったりなんやかんやで更新できませんでした。しかも短いし・・・。

 

そこんところお許しください。

 

暫くテストがツずくので更新がまた遅くなるかもしれません。ごめんなさい、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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