No.371618

新恋姫夢想 もう一度~

Lisaさん

一刀君強めです。
地の文少なめです。

2012-02-01 23:34:55 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:3545   閲覧ユーザー数:3130

新恋姫夢想 もう一度~ 第二話(外史)

 

???~

 

一刀「俺はどうなったんだ……?…そうか、俺は死んだのか…」

一刀は記憶を掘り起こす。

??「はい。あなたは死にました」

なに者かが声をかけてくる。

一刀「誰だ?」

一刀がその声に反応する。

??「私は外史の管理者の一人の飛燕という者です」

一刀「外史?管理者?」

一刀の頭が知らない言葉に混乱する。

飛燕「簡単に言えば、別の世界みたいなものです」

一刀「で、その管理者さんがなんのようだ?」

飛燕「あなたはもう一度生きたくはありませんか?」

その言葉に一刀が反応す。

一刀「っ!生きれるのか?」

飛燕「はい。二度目の人生ということです」

一刀「二度目…ということは記憶は無くなるのか?」

飛燕「いえ、記憶も技術も経験もすべて引き継げます……ですが…」

一刀「ですが、何だよ?」

飛燕「はい、信長のところではありませんよ」

一刀「なっ!そうなのか?」

飛燕「はい。なので、あなたに行ってもらうのは後に中国と呼ばれる場所です。そしてそこで天の御使いとして天下を統一してもらいます」

一刀「天下を?」

飛燕「ええ、おねがいしますね」

そういうと飛燕が一刀に手をかざしてその手から光をだす。

一刀「な、なんだ!?」

突然のことに一刀は驚く。

飛燕「今からその場所に行ってもらいます」

一刀「えっ!もう?」

飛燕「あなたの刀もあるので安心してください」

そういって何もない場所から刀が出てくる。

一刀「これは、薄桜!」

飛燕「それでは、頑張ってください」

光が一段と強くなる。

一刀「うわっ!」

一刀がそう言ったあと、その場所には誰もいなかった。

飛燕「頑張ってくださいね……」

一刀が消えたあと飛燕はそう呟いた。

 

???~

 

??「はあ~何も面白いことないわね~」

そう呟いた、褐色の肌をした女性。

 

名を孫策。史実では江東の小覇王と呼ばれる者である。

 

??「そんなため息を吐きなさるな、策殿」

そう言って、孫策を宥める女性。

 

名を黄蓋。孫呉の宿将である。

 

孫策「そうは言ってもさ~。袁術ちゃんの言いなりになるのも、もう嫌なのよね~」

心底嫌そうにする孫策。

黄蓋「まあ…確かにのう…」

同意する黄蓋。

黄蓋「あっ、そういえば知ってますかな策殿」

突然思い出したようにいう黄蓋。

孫策「何を?」

黄蓋「天の御遣いの噂じゃよ」

孫策「天の御遣い?」

黄蓋「左様。なにやら乱世を治めるための人物らしいが…」

その話を聞くと、

孫策「なにそれ!すごい面白そう!」

と孫策は目を輝かせていた。

そこへ、

孫策「ねえ祭…」

黄蓋「どうかしましたか?策殿?」

孫策「なんか、あの星落ちてきてない?」

そう一つの星が落ちてきたのだ。

そしてそれは近くに落ちた。

それを見ると孫策は、

孫策「いくわよ!祭!」

一目散に星に向かって走っていった。

黄蓋「お待ちくだされ策殿!」

そう言って黄蓋も孫策のほうへ向かっていた。

そして孫策は、

孫策「ふふ、何か面白いことが起きそうな予感♪」

と笑っていた。

 

続く~

 

 

こんばんわLisaです。

今回は短くしました。

そして、所属は呉にしました。

それでは、楽しんでいただけたら幸いです。

 


 
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