真 恋姫夢想 四人の警官 第四話
視点:ロイド
うそだろ…?
そう思った。
なぜなら、俺たちの前にいる女の子が自分のことを、
「おお、これは、申し遅れた。私は超雲、そして後ろにいるのが程立と、戯志才だ。」
とか、言ったからである。
すると小声でランディが、
「(趙雲ってあの趙子龍だよな?)」
「(おそらく、そうだよ)」
「(でも、趙雲って男のはずよね?)」
「(そのはずです。確か蜀の将だったはずですが…)」
「何を話している?」
「いっいえなんでもないですよ!」
「む、そうか。ならよいのだが…」
「そういえば、あなた方の名を聞いてませんでしたね」
「ああ、すいません。俺はロイド。」
「俺は、ランディだ」
「私は、エリィよ」
「私は、ティオです」
「そういえば、あなたたちはどうしてこんなところに?」
「ふむ、お主らがあの三人を倒しているのが見え…」
「どうしました?」
「あの三人はどうした?」
「えっ?あっ!逃げたな…」
「ふむ、まあいい、ところでお主らどこか行くあてはあるのか?」
「あはは…残念ながらどこにも…」
「そうか、なら私たちと共にこぬか?」
「そうですね~風たちも旅をしているので調度いいのではないでしょうか?」
「いいんですか?」
「そうですね、あなたたちがいいと言うなら、私も異議はありません」
「そうか、ならば行こうではないか」
「「「「よろしくお願いします」」」」
と、言うことで俺たちは彼女たちと共にたびをするのであった。
幽州~
「そういえば、なんでここに来たの?」
「ここには、公孫賛という方がいてな、その人の下で客将でもして、路銀を稼ごうと思ってな」
「どうする?俺たちもそうしようか?」
「そうね」
「そうですね」
「しゃあない、それしかないだろ」
「ってわけで、趙雲さん、俺たちもそうするよ」
「そうか、たしかにおぬ主たちほどの腕前ならできるだろ。なにしろこの私よりも、強いのだからな」
「いや、あれは運がよかっただけだよ」
「そう謙遜するでない。本気の私を倒せるのだから」
そう、俺たちはここに来る途中趙雲さんと仕合をしていたのだ。
えっ?戯志才と程立はどうしたって?
あの二人は、曹操さんの所に行くといって途中で別れたのだった。
そして、俺たちと趙雲さんの戦績は、俺と趙雲さんが三勝一敗で俺の勝ち。
ランディと趙雲さんも三勝一敗でランディの勝ちだった。
ちなみに、エリィとティオは武器があれなのでやっていない。
「まあよい。とにかく行こうではないか」
そして俺たちは、城に向かうのであった。
公孫賛の城~
「うん分かった。ではこれからよろしく頼むぞ」
目の前にいる赤い髪の女性が公孫賛だそうだ。
第一印象はなんというか、普通だ。
「そこ!普通とか言うな!」
「ええ!なんでわかったんですか?」
「なんとなくだ」
「そうですか…」
ちなみに、おれたちは武官として仕えていた。
エリィとティオもである。
そんなやり取りをしていると、
「公孫賛様大変です!賊がでました!」
いきなり兵士さんが飛び込んできた。
「何だと!全員出撃準備!賊を倒しに行くぞ!お前たちも来い!」
「「「「「はっ!」」」」」
というわけで、賊退治に行くことになりました。
だいじょうぶかなぁ…
続く~
あとがき
こんばんわ、Lisaです。
次回はロイドたちの初陣です。
お楽しみに~
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これはある作品から来た少年少女たちの話です。
一刀出ません。
文才ないです。
それでもいいかたはどうぞ。