No.348714

真病姫無双 呉を見守るは最凶の忍 8

護衛さん

久しぶりの更新

2011-12-17 23:02:15 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:4867   閲覧ユーザー数:3861

「一刀~」

「どうしたんだ?そんなにあわてて」

「わらわ宛にこんな物が来たのじゃ」

「どれどれ・・・ふーん」

「一体何じゃったのじゃ?」

「相国になった董卓が洛陽で暴政してるから一緒にやっつけようってさ」

「うむ~・・・参加するのかや?」

「別に~・・・参加しなくてもいいんじゃないか?」

「何言ってるんですか!?」

「だって~めんどいじゃん」

「確かに遠いですが・・・参加しないと周りの豪族から非難されますよ」

「んじゃ軍師として一技はどうするんだ?」

「それは・・・建前としてすこしでも参加したほうがいいのでは・・・?」

「参加か・・・動かせる兵数はいくらだ?」

「えっと・・・本拠地の防衛に5万・・・国境に3万・・・残り1万5千くらいですが・・・」

「まぁそれだけあればいいんじゃないか?ってことで美羽」

「何じゃ?」

「連合に参加するって返事出しておいてくれ・・・誰か!」

「はっ!」

「今から軍儀始めたいんだけど・・・・呼んできてくれないか?」

「御意!」

「一刀は相変わらずじゃのぉ」

「何が?」

「わからないならいいですよ・・・・美羽様、すこし手伝ってください」

「わかったのじゃ~」

「何が相変わらずなんだかな・・・」

「それで・・・連合に参加すると?」

「建前とういか・・・どうでもいいから参加するだけ」

「それで誰が行くのですか?」

「はいはーい!アタシいきたい!」

「却下」

「なんでさ!?」

「まぁ既に決めてるからなぁ・・・今回は俺と一技だけでいくよ」

「あの・・・一刀さん?」

「一刀さん何をいって」

「何って・・・なぁ」

「こっちに返答求めないでください!はぁ・・・一刀様がいない間もしかしたら敵が来るかも知れません」

「ですから、皆さんには防衛のためにいてほしいのですが・・・理解してくれますか?」

「なるほど・・・なら、仕方ありませんね。ですが一刀さん?」

「ん?」

「ちゃんと帰ってきてくれないと泣いちゃいますよ?」

「あははは、わかったよ・・・大丈夫だろ、一技もいるし」

「相変わらずでため息が出ますね」

「あははは」

「では、一旦軍儀は終わりにしましょう・・・あ、一刀様」

「どうかしたか?」

「(二人っきりで話したいので・・・後で部屋にお伺いします)」

「(わかった)」

「(コンコン)一刀様」

「開いてるよ」

「夜分遅くすみません」

「それで・・・話って?」

「はい・・・劉協様が即位なさってから密かに洛陽に草を放っていたのですが・・・」

「誰も戻ってこないんだろ?」

「はい・・・お役に立てずスミマセン」

「まぁ気を落とすな・・・アチラが上だったってことだ・・・なら、連合については何かあるか?」

「はい、袁紹が発起人の連合ですが、どの諸侯も楽して手柄を得ることばかり考えてるのがほとんどでして・・・あ」

「ん?」

「一人いました・・・かなりのお人よしが・・・」

「誰だ?」

「公孫賛だったような・・・」

「公孫賛か・・・噂じゃ旧友の劉備は董卓側についてると聞いてるが・・・?」

「はい、そのように噂は流れておりますが・・・友より忠義をとったと思われます」

「今の漢に忠誠か・・・立派なものだ」

「連合ですが、有力なところは・・・袁紹、曹操、馬騰、孫策っといったところでしょうか」

「うげっ、曹操いんのかよ」

「お知り合いで?」

「知り合いも何もここに来る前に一時期仕えてたんだが・・・なんつうぅかなぁ」

「一刀様?」

「曹操にはお兄ちゃんと呼ばれるし・・・そのせいで臣下に睨まれるし」

「おにいちゃん・・・」

「一技?」

「なっなんでもありません・・・あはは」

「そうか?(いつになったら兄と言うのか・・)」

「一刀様?(お・・・おにいちゃん(テレテレ))」

「・・・・できる限り情報を集めておいてくれないか」

「はい!」

「それじゃぁ・・・寝るか」

「では、僕は失礼します」

「一緒に寝ない?」

「え?」

「いやか?」

「いやではないですが・・・あの僕男ですよ?」

「知ってるがどうかしたか?」

「いえ・・・その・・・女の子の代わりはできませんが・・・」

「何言ってんだ?一緒に寝るだけだぞ」

「そっそうですか(ショボン)」

「ん?(なでなで)」

「かっかずとおにいちゃん!(だきっ)」

「さぁ寝ような」

「は~い!」

 


 
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