No.341717

思いついたので投稿してみた

土竜さん

授業中ふと思いついたので文章にしてみた。
続ける気は今のところはない。
気まぐれで続けることはありそうだけど。
何かのオマージュでは無いと思います。

2011-11-30 23:23:33 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:308   閲覧ユーザー数:303

 

やあやあ、四週目お疲れ様。

 

まぁ、四週目というよりは四回目の人生の終わりだな。

 

で、何か掴めたかな?

 

あ、良いよ?どうせ喋れないだろうから思うだけで良いさ。

 

じゃもう一度聞くよ。

 

何か掴めたかな?道具を何も持たず助けに行くことに。

 

(辛い)

 

そうか。

 

よし、今回はボーナス付だ。

 

次の三つの道具の中から選んでくれ。

 

一つ、鋭刃。

 

二つ、弾丸。

 

三つ、堅盾。

 

さて、どれを選びたい?

 

そうだな、助言をするならば、

 

鋭刃は猪突猛進しがちになる。

 

詰まる所どこぞの猪になりかねんってことよ。

 

立ち回りが悪けりゃ孤高の馬鹿一人、されど慕うものは膨大だ。

 

ま良けりゃ八方美人の英雄(ヒーロー)の出来上がりさ、けれども妬む者も少なくない。

 

弾丸は撃つしか能のないチキン野郎の真似事になるぞ。

 

前線に回れば最長の牽制者、仲間に出番は譲らない。

 

後方は支援上手、足止めしますので止めをよろしくお願い。

 

堅盾は守ることしかなく攻め手に欠ける。

 

しかし侮ることなかれ、後方の見方には傷一つ付けさせない。

 

迫りくる刃に恐れる事もせず唯直向に弾き返す。

 

て所だな。

 

で、だ。

 

どれにするのかな?

 

(えっと、―かな)

 

はは、―にするのか!

 

ふふふ、お前らしいな。

 

じゃ、次だ。

 

どの部位が大切だ?

 

頭か、腕か、脚か。

 

(―だ)

 

……ほう、それは何故?

 

(―がなきゃ、――することも出来ないだろ)

 

オーケー、この二つで良いんだな?

 

(ああ)

 

じゃ、気張ってけよ!

 

行ってらっしゃい、我が弟。

 

御行きなさい、我が息子。

 

行って来い、愛しき家族。

 

もう死ぬなよ、我が良き好敵手(ライバル)

 

では始めよう。

 

十人の少女を救うために物語から作り出された少年の奮闘記を――

 

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択