No.335229

真・恋姫†無双 男が向かうその先は

気持ちを入れ替えて新しい連載をします。

いちを白蓮√になるはずです。

2011-11-16 07:13:07 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:4287   閲覧ユーザー数:3104

「・・・まいった、ここはどこだ?」

 

気が付いたらそこは見渡す限り荒野だった。

 

「とりあえず情報を整理するか。俺の名は北郷一刀、聖フランチェスカの学生で年は18・・・と記憶は確かだな。なぜこのような状況にいるかは不明と」

 

そこまで呟いた後、一刀は辺りを探ると

 

「いつも使っているバックがひとつか。中身は教科書に筆記用具、図書室で借りた孫子と三国志の人物について書かれた物・・・最後に愛用の指先の開いたグローブか」

 

中身を確認すると最後に出てきた黒い本皮で出来た半指グローブを身に付け取り合えず動いてみようとすると

 

「へへっ、よう兄ちゃん。いいかっこうしてるじゃないか?」

 

いかにも追い剥ぎですといった三人組が現れた。

 

「・・・OK、取り合えずもといた世界じゃないみたいだな」

 

「おい、てめぇ。無視してんじゃねぇよ!!」

 

三人組のリーダーらしき長身の男が一刀に向かって剣を振り下ろすが

 

「・・・真剣か、決まりだな。所でオッサンなんで賊になった?それだけ暮らしが辛いか?それとも」

 

「けっ、避けやがったか。うんもん楽に稼ぎたいからに決まってんだろが!!」

 

男が一刀の問いに答えると共に再び剣を振るうが

「外道か、ならば情をかける必要もないな」

 

「!?何だとこいつ指二本で俺の剣を「ドガッ」!?がはっ」バタン

 

一刀は男の剣を二本の指で挟んで止め、そのまま男にハイキックをした。

倒れた男にさらに追撃しようとすると

 

「まってくだせぇ、だんな。兄貴はああいったが俺らの村は税が払えなかったというだけで軍に襲われてぼろぼろなんだ。それで」

 

「・・・まあいい。嘘か真か別に仲間を見捨てて逃げるほどあんたらは落ちてないようだ」

 

「それじゃあ」

 

「ひとつ質問に答えてくれたら消えてくれ。道に迷ってな、ここから一番近い大きな町とそこの指導者は?」

 

「それなら西の方角に公孫賛が治めてる町があるんだな。普通に栄えた町なんだな」

 

「・・・なるほど、ではそちらに向かうか。お前らもこれに懲りたらまともな道にもどれ。一度闇に落ちると抜け出せないぞ」

 

「恩にきるぜだんな」「ごめんなさいなんだな」

 

そういって二人は長身の男を連れどこかに走っていった。

 

それを見送った一刀は不意に

 

「いい加減出てきたらどうだ?まあ、最後まで割り込んで来なかったのには礼を言おう」

 

「やはり気付いておられたのか」

 

「面白いことをするんですねお兄さんは」

 

「自分を襲ってきた賊に道を尋ねて見逃すとは、確かに普通ではないですね」

 

現れたのは槍を持った女性と眼鏡をかけた女性、そして頭の上に何かの像を載せた少女だった。

 

一人は武人で残りの二人は知識人か。より詳しい情報が聞けそうだ。

後書き

 

心機一転、新しいのを投稿します。

 

今まで書いた事ないものなので楽しみです。

これが終わる頃には今までのも復活できると思います。

 

一刀がつけてたグローブはロックの人がつけてるようなやつです。


 
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