オリジナルキャラクターその５・ただのドジ

薄青色の体色をした種族。他の種族と比べて痩せ細っていて小柄な体格が特徴。総じて異質な種族で、説明事が多い。頭が異常に良く、母親の遺伝子をそのまま引き継げるため、０歳の赤ん坊でも言語を理解し、プロ級の医者や科学者を遥かに上回るＩＱを持つ。繁殖力が非常に高く、一度に1～4人の子供を産むが、子供の成長力が異常で、ぬるま湯に浸しておくだけで10分で母親に近い身長まで伸びる。指先がかなり器用で、ペンや鉛筆の扱いは勿論、タイピングも非常に速い。しかしそれ以外の能力は異常なまでに下回っていて、折角の賢さを台無しにしている。腕力や体力が人間の10分の1程度で、1kｇ以上の重さの物を持つと腕がちぎれる。筋肉は一切無く、殆ど軟骨質の骨と皮だけの身体をしているため、多少の衝撃で骨が折れたり内臓が破裂する。顔の骨格が特殊で、表情を殆ど変えられない。口は円状に開く。性格は真面目だが臆病で小心者。重度の精神虚弱体質で、突然話しかけられた程度でショック死することが頻繁にある。特殊体質で、恐怖心が一定の高さまで込み上げると、心臓が体外に飛び出して死亡する変な事故死が存在する。肉類などのカロリーの高い食物を食べると血管が詰まって死んでしまうため、他の種族と違い菜食主義者。それも加熱した状態の野菜しか食べず、香味野菜やカロリーの高い野菜を除いた一部の野菜に限定される。環境の変化にも弱く、雨天時や真夏や真冬は殆ど屋内に引きこもっていて絶対に外に出ない。

産まれてすぐ一日20時間以上の低収入強制重労働を週7日、休み無しで永遠にしないといけない。ただのアホの執拗な抗議活動によって、食肉としての価値と利用が正式に認められてしまい、食肉工場で食べられる為だけに産まれては殺されるただのドジも少なくない。それは強制労働のグループも例外ではなく、仕事のノルマに追いつかない者は即座に食肉として利用されてしまう。物凄く運に恵まれない種族。