No.333797 仮面ライダーEINS 第二十二話 一・騎・四・弦しがない書き手さん 2011-11-13 08:30:10 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:698 閲覧ユーザー数:695 |
これまでの仮面ライダーアインツは……
「天ノ川学園高等学校の生徒諸君。俺は今回ここで公演する事になった雨無一騎だ」
「身体に星座?」
「仮面ライダーは助け合いさ。そうだろ、フォーゼ」
「ああ!俺は全ての仮面ライダーとも友達になる男だ!」
「上出来だ、行くぞ!」
* *
――2011年11月21日 17:10
――月
――ラピットハッチ
「おお……」
まず最初に出たのは感嘆の言葉だった。
放課後、仮面ライダー部の面々に連れられ、仮面ライダー部の部室であるラピットハッチに……宇宙に到着した。
「ここが月なんだな。なんか不思議な感じだ」
「先生で入るのは、雨無先生が初めてっすよ」
「それは光栄だ。なんなら顧問になってやろうか?」
* *
――宇宙
――無限のコズミックエナジーを秘めた、神秘の世界
――若者達はアストロスイッチでその扉を開き、未来を作る。
――Space on Your Hand!!
――その手で宇宙を掴め!!
* *
* OP:Switch On! *
――2011年11月21日 17:12
――月
――ラピットハッチ
『Hi.一騎』
「ん?」
アインツコマンダーに着信が入り、晴彦と通信を開始する。
『ほー、やっぱ衛星使っているから月に居ても電波受信できるんだね。ちょっと安心したよ』
一騎がコードを入力し、大画面モードに切り替える。そうすることで仮面ライダー部全員に晴彦の顔が見える様になった。
「すげえ、学園都市すげえ!」
「ホント次世代って感じするね!」
とりあえず弦太朗とユウキは興味津々で食い入り、他の面々も少し遠巻きにその画面を注視した。
『Hi.仮面ライダー部の皆さん。僕は仮面ライダーアインツのオペレーターの橘晴彦だよ』
晴彦がそう自己紹介をすると仮面ライダー部の面々が仰々しく頭を下げるのであった。
『あ、君が歌星君だね』
「?」
唯一アインツコマンダーの画面を見ていなかった賢吾に思わぬ声がかかった。
『なるほど、お父さんの面影があるね』
「父さんを知っているんですか?」
『直接面識があるわけじゃないけど、論文なんかは拝見しているよ。二十年近くたった今でも色あせない素晴らしい科学者だよ』
「……」
『ところで一騎、ちょっと気になる事があるんだけどいいかな?』
「敵に関しては詳しい事は分からないのか?」
『それも含めてさ。歌星君、モニターを拝借してもいいかな?』
「……はい」
了承を得たところで、一騎がアインツコマンダーからケーブルを伸ばし手頃なモニターに接続した。読み込みに時間がかかるのか、資料が無くても会話できる内容を話し始める。
『まず、氷川さんからの情報だけど、連中は……まあ察しが付いているよね』
「ああ」
『まあ聞くだけ無駄だよね。仮面ライダー部の皆さんは分かる?』
晴彦の問いかけに全員が顔を横に振った。
「かつて風都ライダー達が戦い、壊滅させることができなかった巨大組織だ」
「風都……これ?」
そう言って友子が持っていた端末で、風都新聞の記事を表示させた。厳密にはアインツが敵対している組織とは別の組織の事件だが、あまりにもショッキングな事件だったせいか、かなり大々的に報道されていた。
「そう。その事件を解決したのは風都ライダー二人だ。そしてついこの間……ん?確かフォーゼはオーズと共闘してなかったか?」
「オーズ!元気なのか?」
やはり面識があったのか。友となった仮面ライダーの名前に、弦太朗が強く反応した。
『うん、今は戦いを終えて旅に出ているはずだよ』
「あいつもいろんな物を失った。だからもう一度手を伸ばすんだとさ」
旅に出る前、挨拶に来たのが遠い昔のように感じていた。
「まあオーズが解決した事件でも裏でも絡んでいたという情報もある。そればかりじゃない」
アインツコマンダーがモニターに接続した途端。モニターに多数の情報が表示され始めた。
「連中、アストロスイッチに目を付けやがった」
* *
――2011年11月21日 17:21
――月
――ラピットハッチ
「ふくろう座?」
『うん、今は既に使われていない星座だね』
「ノクシュア・ゾディアーツってところか?」
賢吾がゾディアーツの名前を決定したところで、少し大きめのテストルームを見つめた。
その中にはフォーゼとアインツが、向かい合って稽古をしているようだ。
「どうした。そんなもんじゃこの先やってられないぞ!」
「強え……」
圧倒的にアインツが圧していた。
力ではなく技で圧しているのはいつものことだ。それにフォーゼとアインツで決定的に違う物があった。
「うおお!!」
フォーゼが残りの体力を削ってまで放った渾身のストレートは、アインツに受け流され、そのまま体勢を崩して地面にへたり込んだ。
「フォーゼ、お前にはアストロスイッチという汎用性に富んだ手段がある。臨機応変に換装しろ」
「汎用性……臨機……換装」
「そっちからか……」
頭の足りなさに少し落胆しながら、アインツは変身を解除した。
それに釣られてフォーゼも変身を解除する。
「要するに、スイッチを使うところは使え。あとそれと、むやみに体勢を崩す様な攻撃をするな」
経験が違った。既に五年以上戦っている一騎はそれなりの場数と修羅場をくぐり抜けている。それに比べて弦太朗は、今まで修羅場もあったかもしれないが、それでも経験で勝っている事はないはずだ。
「デカい一撃はダメって事ですか?」
「ダメじゃない。やるからには確実に当てろってことだ」
そう言ってへたり込んでいた弦太朗を手を持ち立たせる。
「こうやって立ち上がらせるのも、身体が知っているからだ。実戦を重ねれば身体で覚える」
「練習が大事ってことっすか」
「その通りだ」
そのままテストルームを出てきた二人に、隼と美羽がタオルを手渡した。
「精が出ますね」
「先輩としては、出来るならずっと付いていてやりたいんだが……俺にも本拠地って物があるからな」
美羽の質問にかなり年の離れた後輩を心配する台詞が本心から跳び出した。
「けど、先生も仮面ライダーなら講演会で俺が動かせなかったのも納得いきました」
「いや、あれは済まなかった」
そう言って隼に対して軽く頭を下げる。年上の謝罪に驚いた隼も釣られる様に頭をさげ、その場に小さな笑いができあがる。
「君のプライドを傷つけてしまった。脚本でも考えるべきだったかな」
「え、脚本とかないんですか?」
「おいおい、ハンサムとこのバットボーイの下りは完全にアドリブだぜ?」
そう言って弦太朗の肩をぽんぽんと叩いた。
「そういえばJK、先生の情報仕入れているとか言ってたよな」
「そうなんすよ、雨無先生が仮面ライダーに関わっているって情報が入ってたんですけど……まさか仮面ライダーそのものとは」
「はっはっは、裏では結構有名なんだがな。まあアインツに俺が変身しているのを知っているのはほんの一部さ」
「けどあんな強い敵が来たときに雨無先生が来てくれてよかったです」
ユウキはそう言いながら愛嬌を振りまいた。
「いや、俺はあいつが新しい仮面ライダーを潰しに動くって情報を得て講演に来たんだ。今思えばかなり無理矢理あけてもらったよ」
「……あいつはなんなんです?」
今まで殆どしゃべってなかった賢吾が自分から口を開いた。
「あいつが使っているスイッチだが、あれはオリジナルのゾディアーツスイッチをコピーした際に生じた副産物なんだ」
一騎は、よく皆が座っている円卓に座り、賢吾と顔を合わせた。
「普通のゾディアーツスイッチはコズミックエナジーを吸って徐々に強化され、ラストワン状態になる……であってるよな?」
『そのエネルギーを吸うという期間を別のエネルギーで補っているのが今回の代物さ。最初からラストワンの手の付けられない状態って事』
賢吾の近くにモニターから晴彦が付け加えた。
「よく調べていますね」
『そりゃ研究者だからね』
「おそらくあいつは、そのスイッチの実働実験およびフォーゼの戦闘力調査が目的だ。あわよくばフォーゼを撃破もしくは……アストロスイッチの強奪……といったところか?」
そう言って天を……ここは月なので宇宙を仰いだ。
「俺が干渉しサソリ野郎を撤退させた以上、今日はこれ以上ちょっかいを出してこないだろう。今はスイッチャーの正体を探るのが先決だ」
「……そうですね」
――2011年11月22日 15:42
――天ノ川学園高等学校 アメフト部部室前
「やっと追い詰めたぜ!この……えっと」
「そこまでだ。財団X」
バガミールで所在を知った二人の仮面ライダーが、財団Xのエージェントと対峙していた。
普通ならこの時間はまだギリギリ放課後ではない。エージェントが動きやすいこの時間にホームルームを抜け出てきた弦太朗と、それに苦言は言わなかったものの苦い顔で反応した一騎が、白襟のエージェントを睨み付けていた。
「さて、サソリ野郎が出てくる前に終わらせますか!」
スコーピオン・ゾディアークにとってはこの状況は予見していないことだろう。
今回はフォーゼだけではなくアインツの情報網も合わさっているのだ。
「仮面ライダーアインツ……雨無一騎」
「ああ、そうだ。なんの実験か知らないがこれ以上好き勝手な真似はさせない。何より!!」
一騎が珍しく声を荒げた。そして人差し指を勢いよく突き立て財団Xのエージェントに突き立てた。
「若者の未来を奪う!それだけは俺の……仮面ライダーとしての誇りが絶対許さない!!」
一騎の激高に対してエージェントはスイッチを押すという行動で答えた。ノクシュア・ゾディアーツから吐き出されたエージェントの抜け殻が周囲の空気を戦場に一変させる。
アインツコマンダーにコードを入力しアインツドライバーを腰に召喚する。その横では弦太朗がフォーゼドライバーを腰に巻き、四つのスイッチを起動した。
4――9――1――3――
3――2――1――
――変身!!
――変身!!
白い煙の中からはフォーゼが、白い光球からはアインツが現れた。
そしてフォーゼは宇宙に向かって両手を広げ、アインツは人差し指を相手に突き刺し、いつもの台詞を言いはなった。
「宇宙キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
「さあ、派手に行こう」
何か入ったし、アインツの決め台詞のかき消されたが問題ない。仮面ライダーフォーゼとアインツが戦場に登場した。
何時スコーピオン・ゾディアークの横やりを受けるか分からない。早い目に、そして派手に行こう。
まずフォーゼが若々しくノクシュア・ゾディアーツの顔面に拳を突き立てる。しかしラストワン状態の彼にその拳は弾かれる。
しかしそれをカバーする様にアインツはドロップキックで全体重をかけてふっ飛ばす。
それを追撃する様にフォーゼは、起き上がったノクシュア・ゾディアーツを投げ飛ばす。さらに背中からジェット噴射を伴いながらノクシュア・ゾディアーツに蹴りの追撃を与える。
「それだよ、それだよフォーゼ!」
2――2――2
――超変身
『SPLASHFORM!!』
緑のスプラッシュフォームに換装し、武器を持ってパワーを制する。
フォーゼの隙を埋める様にスプラッシュロッドで文字通りの横やりを入れる。
「やっぱ、ライダーは助け合いっすね!」
「おいおい、独り立ちしてくれよ」
今度はアインツの番だ。
踊る様な連撃を、身体を回転しながらノクシュア・ゾディアーツに打ち込んでいく。
顔面から始まり、横腹、太股、そして足下。経験と知識に裏付けされた的確な攻撃は、力強い突きによって終わりを迎える。
『一騎!』
「何だ!?」
二人と一体の間合いが開いたところでアインツの相棒から通信が入り、フォーゼにもレーザースイッチの呼び出し音が鳴る。
『奴が使っていた代替エネルギーはフォトンブラッドだ!』
「ってことは撃破すれば汚染されるって事か!」
起き上がったノクシュア・ゾディアーツを見て、アインツは空中に跳び上がりスプラッシュロッドで突き飛ばす。これを受け止めたノクシュア・ゾディアーツはスプラッシュロッドを掴み、拮抗した状態になる。
* BGM:Giant Step *
『歌星くん、どこか爆発しても影響のない場所はあるかい!?』
『……おい、パワーダイサーを使うぞ!』
「ええ、マジ!?あれ帰ってくるときにひやっとするんだよな……」
「ん?どうなってるんだ?」
丁度ノクシュア・ゾディアーツの顔面をスプラッシュロッドから変形したスティックモードでひっぱたいたところだ。
『宇宙で戦います』
「マジで!?」
『凄いね、一騎。最近の若い子は宇宙でも戦えるんだね』
「若いってお前!お前もまだ23歳じゃねーか!」
通信に気を取られ後ろを狙われていたが、それをフォーゼがラリアットでしっかりカバーする。
ちなみにアインツの中身は27歳である。仮面ライダー部の面々とはほぼ一回り違うと言っても過言ではない。
「分かった。面倒は見てやるからあとは若いもんで頑張れ!」
年寄りはやけくそにアインツコマンダーを開き、コードを入力する。
5――5――5
――リミットカット
『SPLASH!!Release!!』
アインツの身体に雷がまとわりつく。アーマーの縁に金の意匠が現れ、腕にもエネルギーの経路が繋がりその流れも金色に変化する。
纏われていた雷が振り払われ、アーマーの色が戦場を駆け巡る緑風へと染まり、瞳とアーマーから疾風があふれ出した。最後に暴風のマフラーが形成され風になびく。
そして手にしていたスプラッシュスティックが変化を始め、スプラッシュハルバートへと進化する。
それでノクシュア・ゾディアーツに迫ったアインツを確認して、賢吾はパワーダイザーとマシンマッシグラーを戦場に招集する。
『急げ、如月!』
「マジでやんのかよ……」
と言いつつも信頼している相棒の指示にしっかり従う。
その間にもアインツはスプラッシュハルバートのリーチの長さと自身のスピードで、パワーをいなしきっていた。
『Machine set』
マシンマッシグラーとパワーダイザーが合体し、大技の準備が始まる。
『Turn on』
ロケット打ち上げの様にマシンマッシグラーが横倒しになり、フォーゼの視界一杯に宇宙が広がり始める。
『READY……』
「よっし!行くぜぇ!」
――3
カウントダウン開始とほぼ同タイミングでスプラッシュハルバートがノクシュア・ゾディアーツに突き刺さる。
2――2――2
――ライダースプラッシュ!!
『MAXIMUM!RIDERSPLASH!!』
――2
カウント2で、スプラッシュハルバートに電撃は迸り、必殺技が発動可能になった事を知らせる。
――1
そしてアインツがおもいっきり腰を入れながらハルバートを掴んでいる左腕を思いっきり大空に突き上げる。
――Lift Off!
最後にノクシュア・ゾディアーツとフォーゼが同時に空に打ち上げられた。
その途中でマシンマッシグラーのフロント部分に捉えられたノクシュア・ゾディアーツはなすがままに重力からの離脱を余儀なくされる。
『一騎、リミットカットの攻撃力で撃破できなかった以上、フォーゼのパワーだけじゃ足りないかもしれない』
「よし、こっちも派手に行こう」
打ち上げられたノクシュア・ゾディアーツとフォーゼを見ていたアインツは、再びアインツコマンダーを開きコードを入力する。
――超変身
『BLAST!!Release!!』
二回目のリミッター解除だ。
アインツの身体に雷がまとわりつく。アーマーの縁に金の意匠が現れ、腕にもエネルギーの経路が繋がりその流れも金色に変化する。
纏われていた雷が振り払われ、アーマーの色が青へと染まり、瞳とアーマーから怒濤があふれ出した。
ブラストアクスガンはより射撃に特化した大型のボウガン、ブラストアーバレストに変化している。そしてすぐさまコードを再入力する。
8――8――8
「ライダーブラスト!」
『FULLPOWER!RIDERBLAST!!』
そして大空に向かってそれを構えた。
・・・
・・
・
地球の大気圏を突破したフォーゼは、しっかりとノクシュア・ゾディアーツを見据え、マシンマッシグラーの背を踏みベルトのスイッチを起動する。
『Roket,Drill,Rarar,on』
青い宇宙を背に、フォーゼが必殺技を発動させた。
『Roket,Drill,Rarar,LimitBeark!』
――ロケットドリル宇宙キック!!
直撃した。姿勢制御用のスキルを持っていない以上必然だろう。
だがノクシュア・ゾディアーツはフォーゼ自慢のドリルを受け止めていた。
「何!?」
しかしアインツが先手を打っていた。
フォーゼの後ろから大気圏を突破してきたブラストフォームの必殺技がノクシュア・ゾディアーツに直撃した。
「流石先生だ!」
――フォーゼ・アインツ!ダブル宇宙キック!!
・・・
・・
・
地上ではブラストフォーム自慢の情報収集能力でゾディアーツ撃破を知ったアインツが静かに宇宙を見上げていた。
「いや、俺は蹴ってないぞ?」
――2011年11月22日 17:54
――学園都市連絡橋
一騎は天高を後にした特急列車に揺られていた。名残惜しいが、相手がコズミックエナジーに関する情報を得た以上、こちらはすぐさま手を打つ必要があった。
今は晴彦と通信で状況をデブリーフィングを行っているところだ。
『どうだった、フォーゼは?』
「少し……無責任な事を言ってしまったかもな」
『え、いきなり後悔から?』
晴彦の言葉に一騎はゆったりと椅子に身体を預けた。
「だが夢は呪いといっしょだ。呪いを解くには夢を叶えるしかない」
『彼ならきっと出来るさ』
「……そうだな。そんな気がする」
『そういえば一騎』
「なんだ?」
『ちょっと気になる事があってさ』
晴彦がそういうと、アインツコマンダーに波形のグラフが二つ表示された。
『上がアインツのエネルギー波長、下がコズミックエナジーの波長』
「波形が似ている……のか?」
二つのグラフが合わさるなどして、二つのグラフがよく似ているということがよく理解できる。振幅にかなり強弱があるが、周期がほぼ一緒というのも共通点だろう。
「こりゃ不味いぞ」
『え?』
「連中、最後の鍵を得たかもしれないぞ」
* *
――??
――??
「やった……やったぞぉぉ!!」
とある研究者が喜びの咆哮をあげた。
その喜びは、新たな生命を授かった家族の様な喜びであった。
「これで完成する!全ての生物が恐れ!畏怖した究極の闇が!!」
その研究者が睨んでいたモニターには、一騎と晴彦が見ていたコズミックエナジーの波長のグラフが、そしてもう一つ名前も付けられていないグラフが不気味に映し出されていた。先ほどのアインツのエネルギー波長と同じく、このエネルギーもコズミックエナジーに酷似している様だ。
「アインツ!貴様は仮面ライダーによってもたらされた技術によって滅びることになるのだ!」
その蠢く笑い声はただ不気味に響くのであった。
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この作品について
・この作品は仮面ライダーシリーズの二次創作です。
執筆について
・隔週スペースになると思います。
・日曜日朝八時半より連載。
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