No.329663

わたしの人形は良い人形

さん

N主♂話。 しぶでの友人ちはさんとの合作。 王様Nと、Nに献上された「人形」トウヤ君の話です。

2011-11-05 00:42:59 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:3142   閲覧ユーザー数:3123

 
 

 わたしの人形はよい人形。

 目はぱっちりといろじろで、

 小さい口もと愛らしい。

 わたしの人形はよい人形。

                          ~文部省唱歌『人形』 歌詞1番

 

 その日が、何の祝いだったのかはよくわからない。プラズマ団の頂点、「王」である自分はその中心に据えられてしかるべき存在だったが、式典を取り仕切るのはゲーチスを中心とした賢人たちで、Nは一段高い場所に設けられた玉座にただ座っているだけで良かった。それが唯一の義務だったが、退屈極まりないものでもあった。手慰みになるような玩具もここにはない。最近外に出る事を許され、自由らしきものの片鱗を味わうようになった事も、全身に付きまとう気怠さを助長していた。

 背もたれに寄りかかったまま、ぼんやりと半眼で中空を見ていると漸く儀式が一通り終わったらしい。部屋全体に張りつめていた静寂に、立ち上がる気配や立ち話をする声が鋏を入れていく。Nも漸く解放される。だが、それがもたらす変化について、特に実感できるようなものはない。Nは、他の全ての人間が退席するまで玉座の上から動いたことはない。そうしなければならないと口に出して言われた覚えはないのに、その習慣は体を構成する細胞の一つ一つに染み付いてしまっている。

 

 早く出ていけば良いのに。

 

 こちらに背を向けて話し込んでいる二人を、Nは頬杖をついたまま見つめる。彼らが出ていけば、自分も部屋に帰れる。あそこにある玩具もほとんどが遊び飽きてしまった物ばかりだったが、ここよりはマシだとも言える。

 こみ上げてきた何回目かの欠伸を先ほどと同じように噛み殺していると、隣に人の気配を感じた。

 

「…何だい?ゲーチス」

 

 振り向かずに声をかけると、相手は律儀にもNの正面へと回り膝をついた。

 

「献上したいものがございます」

「玩具かい?」

 

 一瞬虚をつかれたような顔をしたが、すぐに笑みを浮かべた。

「ええ、お人形を一体。貴方様のために手掛けていたのが漸く完成しました」

 

 言葉を切ると、ダークトリニティが二人がかりで袋を運び込み、床に置いた。

 

「随分と大きいね」

 

 正直な感想を述べると、ゲーチスは笑みを深くし、腹心に向かって顎をしゃくってみせる。手の空いていた一人がジッパーに手をかける。中から現れた物に、Nは目を見開いた。

 

「お気に召されましたか?」

 

 笑いを含んだ声に、自分が玉座から半身を乗り出しているのに気付いた。席を立ち歩み寄ろうとする足が、そして部下からジッパーを下ろす役を引き継いだ手がうまく動かないのがひどくもどかしく感じられた。

 「人形」は、鳶色の髪をした少年だった。瞼は閉じられているが、その下には髪と同じ色の瞳がある事をNは知っている。鼻の先に手を翳すと規則正しい呼吸が感じられ、頬はつつけば柔らかな弾力と温度でもって、Nに応えた。首の下に手を入れて持ち上げると、半ば開いた唇の間から白い歯が覗いた。

 

「遊び相手にするも、話し相手にするも貴方の自由です。貴方様の言葉には必ず従います。ただし、あまり難しい事を言って困らせぬよう、扱いにはご注意ください」

 

「はじめまして、えぬさま」

 

 「人形」は、ゲーチスの言った通りNに従順だった。Nが咄嗟に口にした「トウヤ」という名前を彼はすんなりと、自分のものとして受け入れた。

 

 トウヤ。飴玉を口の中で転がすように、発音する。

 トウヤ。十数年前、少年が人間として生まれた時に、その名を与えた者たちがこの音の塊に託していたであろう物をNは知らない。少年はもはやカノコタウンで生まれ育ち、旅だったトレーナーではない。つい数日前にこの城で献上された、自分のために用意された「人形」だ。

 

 トウヤ。このたった3つの音の連なりでもって、「人形」のNへの帰属は確定した。他の名前は考えられなかった。Nの語彙に適当な物がなかったせいでもあるが、カラクサタウンで出会って以来、彼の興味をひきつけてやまなかった「人間」と切り離して考える事はやはり無理だった。

 Nの言葉に時に戸惑い、また反発や非難の色すら浮かべた目は、今では鏡のように目の前のNの影を映すだけである。Nの言う事は何でも聞くし、疑いも持たない。黒い物でもNが「白だ」と言い張れば、水が布に染み込むようにすぐに自分の考えを塗り替える。その事を少しだけ物足りなくも思う。

 

 今、トウヤは向かいに座ったNが画用紙にクレヨンを走らせているのを見ている。Nの手元からは、数字やx、yなどの文字からなる方程式、∫記号などが流れ出し、白い紙を埋めていく。先ほどふいに浮かんできた数式を忘れぬうちに書き留めておきたかった。Nは数式が好きだ。様々な種類の部品が一つの論理の糸に貫かれ、並んだ様は芸術品と呼んでも過言ではない。式を書き進めていても、先はまだまだ遠く、像は未だつかめない。だが完成すれば、きっと素晴らしい物になるに違いない。かつて、目の前の少年にも同じようなものを感じた。

 

 彼と、その幼馴染の少年少女、3人を表す数式はそれぞれ違う様相を呈していた。

 

例えばベルは、全ての人間が強さを手に入れられるわけではないという真実を知り、受け止めている。その中で自分の持てる知識や力を見つめ、手の中の部品を丁寧に並べていこうとしている。複雑さや難解さはないが、一本の線で貫かれたシンプルで整った式になるだろう。まるで小粒な真珠の首飾りのようだ。

 

 一方、チェレンは「強さ」という理想を=の向こうに早い段階で据えていた。達成すべき目標、解答を先に決めておくのは悪くない。証明問題がそれだ。しかし、彼は証明すべき対象についてどの程度理解しているだろう。それに辿り着くのに必要な物、邪魔な物、どちらでもない物の区別もついていない。感情のままにかき集めてみたり、あるいは捨ててみたりを繰り返し、時には近くにいる幼馴染と比較する事で、持っている物の本質を見極めようと試みる。しかし、その殆どにおいて、思うような結果を出せていない。かといって目標を諦める事もできず、迷走するしかない。歪な式だ。いや、そもそも数式と呼べるのだろうか。

 

 そしてチェレンにとっての不幸の一つは、比較対象としてトウヤを選んでしまった事かもしれない。トウヤは出会った全てを、良い物もそうでない物も、等しく受け入れる。常に数式は微妙な揺らぎを見せながら少しずつ成長していくが、ベルの場合のように壁にぶつかる様子はない。=の先にある物は未だ定かではなく、新たな要素を取り込む度に柔らかく姿を変える。

 Nも彼とは旅の途中に何度か出会い、言葉を交わす機会を持った。自分の投じた種が彼の中にどのように根を下ろしていくのか、彼の数式がどのように変わっていくかを見るのが楽しかった。完成した時の像はなかなか見えないが、きっと精緻な美しさを具えた物に仕上がる事だろう。それが見たい。そして、そのための最後の仕上げとなる一石は、是非自分の手で置きたい。そう願った。

 気が付けば、クレヨンは爪の先からわずかに頭を覗かせているだけになっていた。

 

「新しいのをとってくれるかい?」

 

 頼めばトウヤは頷き、手近な一本を取り上げる。差し出されたそれを見て、Nは僅かに目を見開いた。

 

「これじゃあ見えないよ」

 

 苦笑しながら掌を押し返せば、トウヤは黙って白いクレヨンに視線を落とした。Nとしては別に叱ったつもりはない。息を一つ吐くと、式で埋まった紙を横に押しやり、新しい一枚を広げる。

 

「書いてみたまえ」

 

 人差し指で軽く紙を叩けば、鳶色の目がNを見返す。そこにかつてのような光はない。

 

「Nさま…」

 

 少年の顔に薄墨色の影が落ちる。今の彼は表情筋を動かす代わりに、顔の角度を調整する事で、内面に生じる漣を表現しようとしていた。

 Nはクレヨンをつまみ上げる。そのまま真っ新な紙の上を横断させると、練り込まれた油の独特の匂いが立ち上った。

 

「わかったかい?」

 

 トウヤは小さく頷く。そして箱から別の一本を取り出した。支給されたばかりのそれは表層が滑らかな光沢を帯び、頂点部分が丸くなった円錐形へと続いている。それを眺め、しばし逡巡した後で彼は画用紙に先端を押し付けた。小さな握り拳の下から緑色の線が現れた。線は真っ直ぐ伸びる事もあれば曲線を描く。本数を増やしたりもする。それらを繰り返しながら段々とある形をなしていく。

 

「…それは、何?」

 

 作業の手が止まった。線は輪郭を規定する物から、色の塊を形成する物へと変わりつつあった。

 

「…わかりません」

 

 ややあってから発せられた声は、微かに震えていた。画用紙をNのいる位置からは見えないように立てる。自分が描いた物を見ようとしているが、視線は落ち着きなく左右に滑っていく。手首を掴むと、目と目がぶつかる。そこに映った自分の影を見ていると、トウヤは横を向いた。

 

「……わからないんです。…思い、出せない」

 

 掠れた声の内容に目を見開いたのはトウヤ自身だった。小さく唇を震わせ、空を見つめる。

 

 思い出せない?

 おもいだせない?

 何を?

 

 緩んだ手から、Nは画用紙を取り上げる。トウヤが描こうとしていた物について、その正体を掴むのにさほど時間はかからなかった。くさへびポケモン、ツタージャだ。アララギ博士から譲られたトウヤの最初のパートナー。カラクサタウンで、ポケモンを解放すべきと説くゲーチスの言葉に抗うようにトウヤの腕に尾をきつく巻きつけていた。演説が終わり、残された聴衆が話の内容について語り合う声、それにトウヤが加わりそうになると切れ上がった目に少し悲しげな色を宿した。Nに対しても、人間であるトウヤを「好き」だと胸を張って言った。

 

 彼が好き。

 

 好きだから一緒にいて、彼のもっと色々な面を見てみたい。それ以外に理由が要るの?

 

 好き。この単語については知っている。この部屋で、もっとも多く耳にした言葉や接した感情の対極に位置するものだ。

 

 Nが好きだ。

 

 あるトモダチは、連れ出しに来た団員の制止を振り切ってNの腕にすがりついた。

 

 人間は嫌い。でも、Nは好きだ。

 ねえ、だから、お願いだから…。

 

「サヨナラ」

 

 Nは有無を言わさずその言葉を割り込ませる。チラーミィは大きな目をさらに丸くした。大きな耳が小刻みに震え、口は小さく開いた形のまま強張った。

 

「え…ぬ…」

 

 掠れた声を強いて聞かないようにしながら、Nは自らの腕にかけられた小さな手をそっとはずした。

 

「サヨナラ」

 

 もう一度繰り返す。心なしか、声は部下たちに対するものと同じくらい硬く冷たい物になっていた。

 ここはもう君がいるべきところじゃない。

 僕もまた、君たちを傷つけた連中と同じ人間なんだよ。

 だから、僕のもとに留めて君の古傷を抉りたくないんだ。

 僕も寂しいけど、でも大丈夫だから。

 君のためなんだよ。

 ねえ、わかるよね?

 僕も君が好き。

 だけど、だからこそ、君のためにこうするしかないんだ。

 

 幻影はクレヨンの折れる音で消えた。

 

「トウヤ?」

 

 そちらを見れば、トウヤが頭を抱えてその場に突っ伏している。床に転がったクレヨンの破片、そして頭に突き立てた指にこびりついた染料の緑色が毒々しい滑りを帯びて見える。

 

「あたまが、いたい…」

 

 いたい。

 いたいよ。

 

 言葉が繰り返され、十指が鉤型に曲がっていく。食いしばった歯の間から断続的に短い息が漏れる。唇が小さく動く。誰かを呼ぼうとしている。

 

 いたい、…。

 

 後に続く名はうまく聞き取れないが、自分でない事は確かだ。そう思うと、目の周りの皮膚が引き攣っていく。

 

 いたいよ…。

 

 今のトウヤには、「主」の存在など意識の外、存在しないも同然だ。Nの方を見ようともしない。声も聞こえまい。手足が冷たく硬くなっていく。指先から洩れた冷気が部屋を凍てつかせていく。

 

 ……。

 

 唇を震わす吐息は声をなさず、そこに乗せられるべき言葉も形を成す前に崩れて空に消える。

 

 ……。

 

 ささくれだった空気を裂くようにして現れたそれに気づいたのは、Nが先だった。ポケモンはNにとって心を許す事のできるトモダチだが、このオーベムとは未だ言葉を交わした事はない。元々そういう性格なのか、命じられた事をいつも無言のうちに遂行する。種族特有の機械めいた外見とも相まって、彼を無機物の一種とみなす事も不可能ではないかもしれない。だが、ゆっくりと天井から下りてくる、その動きに合わせて硬質な表皮から立ち上る生温かく湿った匂いはまぎれもなく生き物の持つそれだ。

 そう、オーベムは生き物だ。脈拍もあり、呼吸もするだろう。他のポケモンたちと同じように卵から生まれるし、生きている限り、死も訪れるに違いない。

 だが、人形は。人形は人間ではない。どんなに精巧に作られていたとしても、外見や感触が本物に似せられていたとしても、「物」だ。「素材」が何であったかは関係ない。

 そして、トウヤは前身が何であれ、今はNの「人形」である。部下からNのために作られ、献上された。「トウヤ」という名前も、Nが与えてやったものだ。

 

 トウヤはNの物だ。

 トウヤはNの物だ。

 

 言葉は心臓の上に小さな氷柱となって落ちた。Nはオーベムを見上げ、続いて床に蹲ったトウヤへと視線を移す。もうそんな時間なのか、と誰にともなく呟く。窓のないこの部屋では時間の流れを図る事は不可能に近い。

 

「Nさま…?」

 

 肩を掴み、立ち上がらせる。指が食い込む痛みに耐えかねてかトウヤが声を上げた。半ば宙に吊り下げられる形になった少年は怪訝そうに背後のNを見やり、続いて正面を向くと、顔をこわばらせた。

 

「…嫌だ」

 

 オーベムが両手を突き出す。先端に植わった突起がそれぞれに三色の光を明滅させながら、迫ってくる。ひゅっと喉が鳴る。

 

「嫌だ…!やめてよ…!」

 

 少年は悲鳴をあげ、暴れる。先ほどまでの、Nの向かいに座ってNのする事をぼんやりと見ているだけの姿とは別人のようだ。Nが命じれば、それを行動に移す事はあるものの、普段トウヤが自分から何かをするという事はないに等しい。食事や睡眠など生理的欲求のあからさまな表明は今までのところ見られない。食べ物を目の前に置いてやっても、Nがそうするよう促さなければ口にしない。眠る時もNが介添えして横たわらせるが、その際には必ずある処置をする。

 

 鈍い音とともに、痛みが走った。少年が闇雲に振り回していた肘は鳩尾に命中し、Nは咳き込む。力の緩んだその隙をついて少年は拘束を振りほどいた。左肩についで右肩の感触が消える。咳き込みながらも伸ばした手は空を掴んだ。床に転がったトウヤは立ち上がる手間すらも惜しんでか、この部屋のただ一つの出口へと這ってでも行こうとしている。

 彼はオーベムが現れた事の意味するものを知っている。いや、気づいているというべきか。生き物としての本能が、それの出現を「嫌な物」と認識している。

 体が冷たくなっていくのを感じながら、トウヤの方を見ると、彼は唯一の出入り口に向かおうとしている。Nは半眼になる。ますます良くない兆候である。

 歩調を早め、捕まえる。羽交い絞めにして後ろを向くとオーベムも追いついた。

 

「Nさま、…!」

 

 首だけを動かして振り返る。涙で少しうるんだ目は、もはや人形のそれではない。唇が掠れた声を紡ぐ。

 お願い。それだけはやめて。助けて。許して。

 

「Nさま…」

 

 Nは黙って首を振った。逸脱を許してはいけない。拘束する腕に力が籠る。肩が壊れてもかまわない。その程度なら、直すのはそう難しくはない。

 鳶色の目がオーベムの手で覆われる。掌に植わった3つの突起がそれぞれ異なる色の光を交互に点滅させる。涙が、唾液が細い流れを作りながら、顎へと落ちていく。

 

「……」

 

 小さくかすれた声がまるで異国の呪文のような言葉を紡ぎだす。それはただの音の連なりであり、意味をなさぬままボロボロと解け、虚空に消えていく。

 やがて、ごぼり、と息を漏らしたのを最後に少年はNの腕の中で溶けて崩れた。

 

「…良い子になったね」

 

 廊下の照明は最小限の物を残して消されていた。一寸先は闇。その中を「人形」を抱えて進んでいく。

 毎晩眠った後の「調整」を欠かさない事。そして定期的に検査のためにゲーチスに預ける事。Nのために誂えられた「人形」は特別で、それ故に煩雑な手続きも必要になるのだと、引き渡しの際にそう説明を受けた。

 雑事が終わって部屋に戻ったら、まず顔を拭いてあげよう。せっかく可愛い顔をしているのだから、汚れているのは勿体ない。

 それから手も。先ほど確認したら、爪にクレヨンの破片が入り込んでいた。これもちゃんと拭ってあげる。一点たりとも汚れが残らないように。

 十字路に近づいたところで立ち止まる。血肉を具えた「人形」は抱きしめると暖かい。「調整」を終え、綺麗にしたら、抱きしめて眠る。朝になって、彼が「トウヤ」と呼びかければ人形は答える。

 

「おはようございます、Nさま」

 

 献上されたばかりの頃と同様に、Nだけをその鳶色の目に映す。どこにも行かない。他の誰かの事も考えない。ずっと彼の傍にいてくれる。一緒に遊べる。

 そこから先に変化などありえない。メビウスの環のように無限に同じところを巡り続ける時間の中に閉じ込められ、彼は理想にも真実にも偏らない透明さを、未完成の物が備える独特の煌めきを保つ。

 その美しさを最初に見出したのはNだ。だから、Nがそれを所有するのは当然の事であろう。ゲーチスもそれを保証してくれた。間違いはない。

 あるはずがない。

 

 

 

 

 

 わたしの人形はよい人形。

 歌をうたえばねんねして、

 ひとりでおいても泣きません。

 わたしの人形はよい人形。

 

 

                           ~文部省唱歌『人形』 歌詞二番

 

 
 

 
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