No.326601

真・恋姫✝無双 帰って来た者 二十二話

DOWANNGOさん

こんにちわ~
今回はグダグダです。
では、始まり~
10/1物語の構成が矛盾するので修正しました。

2011-10-30 18:16:00 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:3923   閲覧ユーザー数:3164

今の光景を学者が見たら感動の涙で前が見えなくなるだろう。

洛陽の城の玉座の間にて彼の英傑達が集まっているのだから。

蜀の英傑達は彼の大徳の王『劉玄徳』

蜀の軍神と言われる『関雲長』

劉玄徳の頭脳伏龍鳳雛の『諸葛孔明』と『鳳士元』

呉からは江東の小覇王『孫伯符』

それを守るのは呉の宿将『黄公覆』

呉の頭脳は彼の美周郎『周公謹』

そして、魏からは覇王『曹孟徳』

それを守るのは魏武の大剣『夏候元譲』

魏の頭脳は王佐の才『荀文若』

 

「さて、軍議を始めよう」

 

俺はそう言って貂蝉を見る。

おい、貂蝉、俺が見たからって腰を振るな、気持ち悪い。

 

「まずは『外史』の概念について説明しましょう。

外史とは可能性の世界。

可能性があるだけ世界は存在するわ。

私達は管理人。外史を管理するのが仕事」

 

「そこまでで質問は?」

 

誰も居なかったので貂蝉に続きを催促する。

 

「今回の敵は外史の内の一つの世界に居る『解放軍』

一刀ちゃんが自分の世界に帰る時にちょっとした失敗で行った世界で所属した軍と

解放軍に協力している者達。

解放軍に協力しているのは外史を否定する者達」

 

「ここまででは?」

 

俺がそう聞くと周瑜さんが手を上げる。

 

「どうぞ」

 

「敵の狙いは何なのだ?」

 

「一刀ちゃんの捕獲よ。

解放軍は自分達の世界に連れて行けば自分達の世界の乱を鎮めることが出来る」

 

「外史を否定する者達の利益は?」

 

「この外史を消すことができるわ」

 

「「「!?」」」

 

こいつは……

いきなりそんな最悪なことを言ってどうするんだ……

 

「貂蝉、過程から説明しろ。

いきなりそんなことを言っても理解出来ないだろうが……」

 

「そうね。

なら『あれ』を見せるべきかしら?」

 

「!」

 

まさか……『あれ』って……!

 

「貂蝉!『あれ』だけはやめろ!

俺が華琳に殺される!

おい!及川!管輅!許子将!何をする!」

 

「かずぴ~がうるさいと貂蝉が説明出来ないんや」

 

「北郷よ少し黙っていろ」

 

「ごめんね~」

 

くそ!こいつら……!絶対に楽しんでやがる……!

 

「一刀は何を焦っているのかしら?」

 

「さぁ?分かりません」

 

「では、見せるわよ~

ぶるわぁぁぁぁっ!」

 

やばい!逃げないと!

 

「お前等!離せ!殺される!……お前等、もしかして……」

 

「「「(ニヤリ)」」」

 

「お前等ぁぁぁぁぁっ!」

 

俺が叫んだと同時に『あれ』が終わったんだろう。

皆俺を見ている。

『あれ』とは俺の記憶だ。

それは三つの記憶だ。

一つ目は桃香が居る蜀で乱世を鎮めた記憶。

二つ目は呉で呉の皆と幸せに暮らした記憶。

三つ目はこの世界の記憶だ。

 

「一刀……」

 

「ひっ!」

 

やばい……華琳が悪鬼羅刹の様な顔をしてる……

華琳だけじゃない。

嫉妬神(俺命名)の愛紗や蓮華も悪鬼羅刹の様な顔だ……

 

「ご主人様……」

 

「一刀……」

 

やばい……ゆっくりと皆が俺に近づいて来てる……

こうなったら神様に聞くしかない!

神様!助けて!(極限状態の為頭がイカレました)

 

『諦めようよ』

 

『逃げ場無いよ』

 

『ここは全員を閨に攫え!』

 

『モゲロ』

 

神様全く役に立たないな!

それでもあんた等神様か!

 

「「「一刀(ご主人様)覚悟は良い(ですか)?」」」

 

「嫌だぁぁぁっ!死にたくなぁぁぁいっ!」

 

俺はそう叫びながら暴れる。

すると

 

「ちょ、かずぴ~やめろや!」

 

「ひゃんっ!、腕がちょっと当たったぁ……」

 

「っ!何をしているのじゃ!」

 

拘束が和らいだ!

良し!このまま黒いオーラを気にせず行くぞ!

 

「かずぴ~!やめろ!」

 

「だ、だめぇぇ……」

 

「や、やめるのじゃぁぁ……」

 

そして

 

「よっしゃぁぁぁぁっ!」

 

拘束が離れ俺は及川の鳩尾に一発入れて及川を気絶させてそのまま走った。

 

「死んでたまるかぁぁぁぁっ!」

 

 

「「「待ちなさぁぁぁぁっい!」」」

 

俺は絶対に捕まらない!

捕まったら死んでしまうんだから!

三時間後

 

捕まった……

三時間ずっと走っていれば絶対に皆疲れると思ったのに皆疲れることは無く

俺を追いかけて最後には思春と明命に回り込まれ捕まった……

因みに俺は縄に縛られている。

 

「追いかけっこも終わったからどう言う意味か教えてくれないか?

貂蝉殿」

 

「ええ、一刀ちゃん……もう良いわね。

ご主人様はこの外史の原点にしてこの外史の創造神。

ご主人様が居なくなるとこの世界は神を無くし存在することが出来なくなってしまう……

だからこそ私達はご主人様を連れていかれることを絶対に阻止しなければならないわ」

 

「では、北郷が居ない間はどうしていたのだ?」

 

「ご主人様が居ない間は私達が頑張ってたのよ。

世界にご主人様が居るような幻覚をかけてたの」

 

「そんなので騙せるのか?」

 

「ええ、世界は複雑に見えて単純だから」

 

及川みたいに単純なら良く分かるな。

多分及川ならそこそこに美人が居たって言えば喜んで行きそうだし。

 

「でもそれは長続きしないわ。

持って五年。だから、今回はそうとうギリギリだったわ」

 

「そうか、で?俺達の勝利条件は?」

 

このままだと俺達は永遠に守備側だ。

 

「解放軍の世界とこの外史を分離させる。

私達の勝ちはそこよん。

それ以外の勝ちは無いわん」

 

成程、俺達が攻めに転じることは無いってか……

きついなぁ……

 

「守備戦って嫌なんだよなぁ……」

 

面倒だし……

 

「では、ここまでで良いな。

北郷は私達の部屋に来てもらうぞ」

 

「何を言っているのかしら?

冥琳、一刀は私達の部屋に来るのよ?」

 

「ご主人様は私達の部屋に来るの!」

 

おっと?これはやばいような……

 

「私達のだ!」

 

「私達のよ!」

 

「私達の!」

 

今の内に縄を解いて……

 

「「「何をしてるのかしら(の)?」」」

 

「ひっ!」

 

皆どうしてそんなに敏感なんだ!?

 

「そうだわ。

一刀にはここに居る全員を相手にしてもらいましょう」

 

え?

 

「それは良いわね……」

 

ちょ

 

「ご主人様~よろしくね~」

 

マジかよ!?

 

「「「覚悟は良いかし(ら)?」」」

 

「いやぁぁぁぁぁぁっ!」

 

この後あったことは絶対に言わない。

と言うか何も思い出したくない……

もう、この役及川に変わって欲しい……

後書き

 

皆さんにお知らせがあります。

投稿の仕方を変えます。

今までは一日毎に作品を変えていましたが二週間ごとに作品を変えます。

今日から二週間はこの作品と『にじふぁん』様の方の作品。

次の二週間は『寂しがり屋の女の子の為に』と『にじふぁん』様の方の作品。

とどんどん変えていきます。

この仕方の方が良いと思ったので試験的にやってみます。

では、また次回です。


 
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