No.326577

桔梗√ 全てを射抜く者達 第28射

黒山羊さん

4L1540円の麦焼酎を飲み始めた黒山羊です。
驚いた事にそんなに不味く感じない。あれ?もしかして、俺の舌がおかしくなった?
そんな訳ないですよね?誰か何とか言って下さいよ!

最後になりますが、

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2011-10-30 17:34:51 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:4566   閲覧ユーザー数:3301

桔梗√ 全てを射抜く者達   第28射

 

 

 

 

視点:一刀

 

日付は…何月何日か分からないが、巴郡に戻ってきた次の日だ。

俺達は疾走している。目的は真桜の拿捕だ。

 

何故、俺が真桜を追いかけているかと言うと、朝起きてからの今までの流れはこんな感じだ。

朝起きた。何故か俺は一人で桔梗さんの部屋で寝ていた。二日酔いで頭が痛い。二日酔いで思い出したのだが、俺は二日酔いするほど飲めば、必ず夜中に目が覚める。だが、今回はその夜中の記憶が無い。

珍しいな。あんだけ酒を飲んで、夜中に目が覚めないとか、初めてじゃないだろうか。

まあ、良い。えぇーっと、朝起きてからの事を説明しないとな。

二日酔いが酷いから、今朝のランニングは夕方ぐらいにすることにした。

やることが無い俺はハンモックで惰眠を貪り、適当に昼飯を食べて、その後散歩をしていた。

散歩をしていると、掛け声が聞こえてきた。凪達の声が訓練場から聞こえて来た。

 

俺は暇だし、面白そうだったので、訓練場へと向かった。

三人はどうやら新兵の訓練をしていたらしく、俺が来た時に丁度休憩となり、新兵はヘタレこんでいた。

凪達は次の訓練をどうするかで相談し合っていた。

で、休憩は終わり、訓練が再開された。俺は訓練風景を見学した。

凪の訓練は戦場の厳しさを身をもって教えるやり方だ。沙和は以前教えた海兵隊の訓練だ。

そして、二人の訓練は両方とも上手く行っていた。

だが、真桜の訓練は見たことが無い。そのため、これから行われる真桜の訓練は楽しみだった。

俺は段差に座り、真桜の訓練を見る事にした。

 

「エエェか!今から指示通りに素早く動けば、此処にある厳顔様の生写真を1枚ずつ進t」

 

桔梗様の生写真という言葉が出た瞬間に、兵達の表情が及川のスケベ顔と被った。

あの下種な顔をする及川が『○○たん、ペロペロ』と言っていた事を思い出す。

桔梗さん(生写真)が一般兵ペロペロされる?

俺は自分が無力であると言う証明が実証される以上にそれが許せなかった。

 

俺は自分の出す事の出来る最高の速度で動き、真桜の頭を左手で鷲掴みした。

真桜はあまりにも急な事だったのか、動かなかった。

沙和は俺から発せられている気に怯えると同時に、凪と同様に戸惑っていた。

3人とも此処まで怒気を発しているおれを見るのは初めてだったからだろう。

真桜は冷や汗を垂らしながら、震える声で言った。

 

「たた隊長?どないしたん?目が怖いで?」

 

「真桜?桔梗様の写真をどうするって言ったのかな?

俺の聞き間違いじゃなかったら、桔梗様の生写真を進呈って聞こえたんだけど、気のせいかな?」

 

「えぇ?せやけど……アカンかった?」

 

「写真を欲しがっている奴の目が危ない。あれは完全に性欲丸出しの目だ。

桔梗様の生写真が一般兵にペロペロされるかもしれないのを俺は黙って見ていろって事かな?」

 

「えぇ!?そんなつもりあらへんって!ちょっと!隊長!堪忍やて!

せや!天の御遣い様っちゅー敵の将を倒したら、厳顔様と魏延様の生写真3枚ずつ進呈や!

アンタら、気張って行きや!全軍!天の御遣いに突撃や!」

 

真桜は突然無茶苦茶な命令を出した。真桜の軍は俺に向かって突撃してくる。

俺は驚き、真桜を放してしまった。その隙に真桜は逃げだそうとした。その時だ。

 

 

 

 

「真桜!!」

 

「焔耶姉さん!?」

 

「よくも、血閻葬なんて物騒な武器を作ってくれたな!覚悟しろ!」

 

「ウチの作った血閻葬知ってんのー。嬉しいわ!って状態やなさそうやね。

目標変更!天の御遣い様と魏延様や!一斉に掛かって、いてこましたれ!天の弓と鈍砕骨が無いからって油断しなや!どっちか倒した奴には毒舌軍師徐庶ちゃんの生写真も進呈や!」

 

真桜がそう言うと真桜が指揮していた部隊が俺と焔耶の方に凄い勢いで向かってくる。

真桜は俺と焔耶が驚いている間に逃げ始めた。まあ、良い。あとでOSHIOKIが必要だな。

 

それにしても、新兵は下心とスケベ根性丸出しだ。

根性を叩き直してやりたいところだが、500人近い相手を二人で、相手にするのは骨が折れる。

俺はCQCの構えを取りながら、凪と沙和に提案する。

 

「凪、沙和。自分の映った写真が一般兵の元に行き、写真の中の自分がペロペロと舐められるかもしれない最悪な未来を回避したいなら、手を貸せ。」

 

「御意!これから訓練を始める!友軍の将の天の御遣い様と魏延様を護れ!

これは実戦だ!気を抜くな!訓練だと気を抜く奴は戦場でも気を抜いて死ぬ事になるぞ!全員突撃!」

 

凪が命令すると、凪の軍は真桜の背後を突く形で突撃を掛けて来る。

沙和はテンパってしまい、『好きな方について、戦え!クズムシ!』などと言うカオスな命令を出してしまった。沙和、指揮官としては失格だが、俺はそんなカオスな命令結構好きだぞ。

沙和の軍が両軍に混じり、凪の軍と真桜の軍がガチの演習を始めた。

あくまでこれは演習。殺し合いでは無いため、武器はチャンバラ用の武器だ。

真桜側の軍の士気は非常に高い。凪の軍が若干のされているように見える。

だが、そこに救世主が現れた。

 

「凪、左翼と右翼を横に展開。中央は防御の体系を取りながら、後退。

そして、左翼と右翼を移動させ、真桜の軍を包囲しちゃって下さい♪物欲塗れ変態お下劣野郎の動きを封じ込めちゃって下さい♬」

 

「杏里様!分かりました!」

 

「さすがは、軍師様だな。こんな瞬時に状況を判断し、軍を動かすなんて。」

 

「唐変木すけこましクズ野郎は巨乳脳筋族族長と一緒に、盗撮女を捕まえて下さい♬

私も自分の写真がどっかの誰かに汚されるのを黙って見ていて気分が良いものではありません。

目ん玉に五寸釘を打ちたい気分です。

きゃわわ♫早く真桜を捕まえないと一刀さんの目ん玉が瞑れちゃいます♪」

 

「サンキュー、杏里」

 

すぐに、真桜と焔耶を追いかける。

真桜は城に向かって逃げていた。丁度、城への長い階段を登り始めた所だ。

俺もダッシュで向かい、真桜を捕まえようとする。

桔梗さんの生写真死守の為に燃えていた俺は焔耶や真桜と互角なぐらいの速さで走っていた。

自分の中の士気がこんなにも運動能力に影響を与えるのだと俺は正直驚いている。

 

真桜が階段を登り切った時に、俺が階段を20段程登り、焔耶が中腹まで登っていた。

真桜は振り向き、壁をいきなり螺旋槍で殴った。何のつもりだ?その時だった。

 

 

 

 

「「なっ!」」

 

階段の段差がいきなり閉じた。階段が急な斜面になったのだ。

城へと続く階段は石畳で出来ているため、斜面になるとツルツルで、そこに留まる事が出来ない。

俺は前のめりにこけ、斜面を滑って行く。大阪の土曜日にやっている吉●のアレ、そのままだ。

そして、そんな俺の上に焔耶が滑り落ちて来て、俺は頭部を強打した。

 

「いやー。こんな時に城を改造したのが役に立つなんて思わへんかったわ。」

 

真桜はそう言うと、再び逃げ始め、焔耶は立ち上がり、別の方の階段へと向かったのか、そんな風に聞こえた。俺は頭を打った衝撃で動けないため、立ち上がれず、顔を上げて見る事も出来なかった。

 

そんなくたばりかけの俺の頭にある場景が思い浮かんだ。

それは及川が桔梗さんを見てハアハアして、真桜は傍からそれを見ている場景だった。

たった3秒しか見えなかったが、絶望というには十分だった。

 

「許すまじ!及川!許すまじ!真桜!」

 

俺は開いた手を思いっきり握り締め、立ち上がろうとする。

頭を撃ったせいで平衡感覚がおかしい。だが、そうも言ってられない。

桔梗さん(生写真の)の貞操の危機だ。俺はこんな所でくたばっている場合じゃないんだ。

何としても真桜の持っている桔梗様の写真をなんとかしなければ!

俺が桔梗さん(生写真)を護らなくて、誰が護るんだ!

俺は四つん這いになり、空に向かって吠えながら、立ち上がる。

 

「まおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉう!!!

まだだぁぁぁぁ!!まだぁ終わっていなぁぁぁぁぁぁい!!!」

 

俺は両頬にグーパンチをして気合を入れ、平衡感覚に気合を入れる。

感覚良好。負傷箇所無し。ハイテンションだ。Distorted Tranquilizer(ディストーティッド・トランキライザー)を服用した時ほどではないが、全てを鮮明に感じ、最適行動がとれる。

今だったら地の果てまで、真桜を追いかけられそうだ。

 

だが、急がば回れだ。慎重になって、冷静に行動しなければ、ミッションは失敗する。

一度相手を完全に見失った場合の相手の捕獲方法について、会社で習った事を思い出す。

慎重にトラッキングするのが、最良だと思いだす。

だが、斜面は30度近くあり、長さは50m近くあるので、この斜面を登り切ることが出来ない。

却下だ。

 

相手が身内なら、相手の行動範囲と現在の行動目的などを総合的に考え、行動する。

行動範囲はこの町だな。この町から出ていくとは思えない。

次に、目的だな。目的は俺と焔耶からの逃走。ほとぼりが冷めたら、おそらく出て来て謝るだろう。

だが、焔耶に捕まりそうになったら、桔梗さん達の生写真をばら撒いて、その場に居る人達を使って混乱させて、逃走するだろう。だから、焔耶よりも早く捕まえなければならない。

穏便かつ慎重に、そして、確実な方法だ。具体的に俺が取るべき行動は何か?

 

「アレで行こう。」

 

俺は早速移動開始。目的地は城のある部屋だ。まず、城に向かわなければならない。

この急斜面を登るつもりは毛頭ない。先ほど、言ったが、俺の体力や今の装備では無理だ。

だが、俺は城へ行くことが出来る。

 

 

 

 

その手段は井戸だ。

俺は以前、誰かに攻められて城から脱出する時の事を考えて、この町全体の井戸の調査をした。

どの井戸とどの井戸が繋がっているのか、俺はすでに把握済みだ。

俺は近くにある井戸へと向かった。

 

「確かこの井戸はCⅢW2だったような………正解だな。」

 

俺は井戸の石に彫りこまれた文字を読む。CはCastleのCで、Ⅲは番号を表している。

Cの他には色々あるのだが、簡単に説明しよう。

OはOut、つまり、街の外側の森に繋がっているという意味だ。

TはTown、街に繋がっている井戸と言う意味だ。

FはFree、独立していて何処とも繋がっていない井戸だ。

 

WはWalkのWで、歩いて行けると言う意味だ。

2つ目の文字のW以外にはDがある。Dive、つまり潜る必要があると言う意味だ。

 

2と言うのは、城から2番目に近いという意味である。

要するにCⅢW2は、城から2番目に近い井戸で、CⅢの井戸に歩いて行けると言う意味だ。

 

余談だが、街にある井戸の殆どはFだ。

理由は城からの脱出ルートの調査だった為、街の井戸が何処に繋がっているかを掘ってまで調べようとは思わなかったからだ。行ける範囲では調査はしているので、1割はF以外の記号で表されている。

 

俺は早速、井戸に備え付けられた紐に捕まって、井戸を降りていく。

着地すると、横穴が真正面にあり、すぐに見つかった。

CⅢW2の井戸からある道は一本道で、迷子になる心配は無い。

真っ暗だが、壁に手を付けているため、ぶつかる心配も無い。

水の中を歩いているので、抵抗が大きいため、歩行速度は遅いが、底が岩盤であり、水位が膝ぐらいまでしか無いため、歩くこと自体は困難ではない。

 

俺は出来るだけ、急ぐ。目的の場所に真桜より先に行き、待ち伏せをする為だ。

真桜より先に着かなければ、このミッションの意味は無い。

全ては桔梗さん(生写真)を護りたいからだ。

俺は桔梗さん(生写真)を護りきり、俺が無力だと言う事象を否定してやる!

 

CⅢに辿り着いたようだ。上が明るいのがその証拠だ。

俺は左右の壁に手と足の裏を当てる。そして、手と脚を交互に動かし、上へと登って行く。

途中でねずみ返しがあったが、問題無く登り切り、頭だけを出して周りの様子を見る。

 

周りに誰も居ない事を確認すると、すぐに井戸から出て、繁みへと隠れる。

潜入任務は初めてだが、会社で訓練は受けているので、何に注意しなければならないのかは心得ている。潜入任務の基本はノーキルノーアラートだ。こんな所で真桜に遭遇する訳にはいかない。

故に、俺は素早く誰も居ない繁みへと隠れた。

 

俺は周りの気配を注意しながら、ズボンを絞り、水気を取る。水滴を地面に残すわけにはいかない。

そのため、絞れない靴は此処において行く事にした。此処から先は裸足だ。

だが、裸足でも濡れたままでは不安だ。俺は砂を足の裏に塗し、擦って水気を取って行く。

よし、これで準備は完了だ。

 

次に俺は現在地と目的地の確認を行う。

現在地はCⅢの近くの庭の低木の影だ。目的地は……

此処から100mも無い。繁みの中を匍匐前進しながら確実に進んで行けば、ノーキルノーアラートだ。

後は侵入し、内部に身を隠したら良いのだが………。

 

「これは!?」

 

 

 

 

視点:真桜

 

「ハーハー、焔耶姉さん。ほんま無茶苦茶やで。

階段のからくりが発動する前に階段の一部を破壊して、動かへんようにするなんて、反則やわ。

あのからくり作るのに、何日かかった思うてんねん。ホンマに。

でも、あん時に野良犬が来てくれへんかったら、絶対に捕まっていたわ。あぁー、危なかったわ。」

 

ウチは工房の扉を開けながら言う。

はあー、やっぱり工房の空気はエエェわ//////癒されるわ//////

ここで、指を動かすのが最高やね。さて、ほとぼりが冷めるまで、何作ろう?

 

先日、からくり御遣い様3号君を作る為の開発費が天引きになったから、研究開発費が正々堂々と貰えるようなからくりでも作ろうか。せやな、例えば、隊長の世界の武器!

暴徒鎮圧や戦場で使う用に作った『すもーくぐれねーど』の改良でもしようかな?

それとも、それ以上に効果のある『すたんぐれねーど』の開発をしようかな?

それとも、鉄砲かな?でも、火薬は危険物だから量産に向かへん。軍に導入するのは無理やろうな。

まずは、簡単そうなアレを作って、改良していく方針で行きますか。その方が量産できるしね。

さてと、とりあえず、適当に工具を持って、何か弄っていたら、なんか出来るやろう。

 

「ん?何や?この木箱?」

 

見たこと無い木箱がウチの部屋の隅に置いてあった。

なんや、この木箱?ウチはこんなモノ此処に置いた記憶はあらへんで。

『すもーくぐれねーど』が入っていたら、大変なことになるから、木箱を軽く蹴ってみる。

木箱はゴソッと変な音を立てる。なんか怪しいな。

普段やったら、こんなの気にしないんやろうけど、焔耶姉さんと隊長に追われている身やから、どんな些細な事でも怪しく感じてしまう。天の国言葉で言うなら、『警戒ふぇいず』言うやっちゃ。

それに、危険だと感じている時はどんな些細な事も気にしなアカン。

此処が戦場やなくてもや。そう隊長に叩きこまれた。

 

ウチは木箱の蓋を開けようと蓋に左手を掛けた。右手には螺旋槍がある。

変な事にこの木箱蓋と箱本体がくっついているみたいで、離れへん。

ウチは箱の奥を持ち、持ち上げ、箱の裏を浮かせて、右側から箱の中身を覗いてみる。

箱の中には何もあらへんかった。でも、ある事に気付いた。この箱、底が抜けてる。

けったいな箱やな。底ぬけている箱って、椅子代わりにしかならへんやん。

ウチは木箱を元に戻す。捨てへんのは、からくりを弄る時の椅子がちょう欲しかったからや。

 

ウチは適当に工具を取るために部屋の中を歩き回り、さっきの木箱の上に座った。

すると次の瞬間、顎を持たれたウチは後ろに倒される。完全に油断していた為、防御することが出来なかった。こんな事をするのはウチの知っている中では一人しか居ない。

 

「隊長!何処におったん?」

 

「お前が木箱を持ちあげた瞬間、お前の背後に回り込んだ。そして、椅子に座った瞬間CQCを使ったというわけだ。

さあ、真桜。観念して桔梗様の生写真を全て提出しろ。

そして、誓え。もう二度と桔梗様の写真を取らないと。さもなくば………」

 

「さもなくば?」

 

 

 

 

「この工房が火の海だ。」

 

 

 

 

「参りました。」

 

ウチはポケットに入れていた桔梗様の生写真を全て渡す。

隊長は何も言わずにそれをポケットに入れた。

 

「なあ、隊長?その写真。どうするん?」

 

「………………………………………どうしよう?」

 

「隊長?」

 

「どうするんだ、俺?桔梗様の生写真を。飾るのか?だが、それでは真桜から生写真を貰った一般兵と同じじゃないか!しかも俺の部屋に飾っていると桔梗様が俺を抱き枕にして寝に俺の部屋に来るから、桔梗様に見つかってしまう訳で。見つかってしまうと桔梗様に嫌われてしまう可能性があるしな。では、処分するのか?………どうやって処分するんだ?焼くのか?確かに焼いたら、確実に処分できる。処分は確実にできるが、桔梗様(生写真)を焼けるのか?……………………………………………ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!ごめんなさい!桔梗様!焼かないから!勘弁して下さい!そんな顔をしないでください!では、俺の部屋の机の引き出しにしまっておくのか?封印するのか?桔梗様の生写真を封印するのか?封印できるのか?暗くて狭くて木の引き出しに、俺は桔梗様(生写真)を封印するのか?いや!不可能だ!出来る筈が無い!私に愛しの思い人を封印できるはずが無いだろう!では、どうする?考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!考えろ!」

 

「隊長、ちょっとしっかりしてな!!」

 

「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

いきなり隊長は叫ぶと、何処かに走って行ってしまった。

心配になったウチは隊長を追いかける。

 

「見つけたぞ。真桜。覚悟は良いな?」

 

「ちょ!ま!焔耶姉さん」

 

それから、ウチは焔耶姉さんに血閻葬の文句を言いながら、散々追っかけまわされた。

道具の善悪ってのは使う人次第やのに、勘弁してほしいわ。

 

この数刻後城を囲む水堀にうつ伏せで浮かんでいる隊長が見つかったということを後日ウチは聞いた。

凪が城壁の上から水堀に向かって跳び込む隊長を見たと言う。

生写真は水堀の水を吸って、ふやけてしまったらしく、桔梗のばっちゃんの写真はこの世に無い。

 

 

 

 

どうも、黒山羊です。

 

今回のお話はどうだったでしょうか?

以前から段ボールネタが欲しいというご要望がありましたので、このような形で答えたつもりですが、如何だったでしょうか?段ボールを被って歩く描写が一文字も無い?ごめんなさい!

どうやって、他のキャラと段ボールを被った一刀と絡まそうか悩んだんです。

だってね。真桜と桔梗以外は城の外の訓練場に居て、城には来れない。

で、城に居るのは真桜と桔梗だけ、真桜が段ボールとエンカウントしたら、話がおかしくなるし、桔梗様とエンカウントしたら、どうなるか、考えましたが、まるで思い浮かびませんでした。

 

で、焔耶と真桜との絡みなのですが、よくよく考えてみれば、焔耶の怒りって理不尽すぎww

というわけで、酒を飲んで色々考えましたが、無理でした。

 

それから、一刀がまたバグりましたねww

いやあ、アレ書くの結構大変なんですよwwえ?二回続けてはクドイ?

ごめんなさい。反董卓連合で一刀のピュア成分が減っているような気がしたので、こんな暴挙に出ました。お許しください。

 

それと最後に一つ。MGSシリーズをプレーした人は分かりましたか?

「スネーク!まだだ!まだ終わってない!」をパクりましたww

 

という訳で、最後のシメをしましょう。

それでは御唱和下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へぅ( ゚∀゚)o彡°

 

 


 
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