No.325769

Monthly Hero 誌上飲み会「仲良しアピールする奴らはだいたい険悪」

つばなさん

今回はタイガー・バイソン・スカイハイ様+モブで飲みます。ひどいタイトルですまん。だがなにも思いつかなかった。タイトルって難しいよね。前回からちょっと間が空いてしまいました。忙しくて……遊びまわってただけだけど…。                 キースさんまじ天使って思ってたんだけど、書いてたらだんだんあほのk・・・天使になりすぎて、ちょっと手控えました。私はちょっと天使の捉えかたを間違っているような気もします。     だんだんモブのキャラが固まってきてしまって、モブに愛情を注いでしまう今日この頃。危険! もっとヒーローズをしゃべらせないと! 編集長しゃべりすぎだ!! だが動かしやすくて以下略。

2011-10-29 14:09:06 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:720   閲覧ユーザー数:715

 すっかり定番化したこのコーナー。今回は待望のスカイハイ登場です!

 先に謝っておきます。編集長、スカイハイに失礼すぎる…。しかしそんな編集長に対しても、スカイハイはあくまでスカイハイだった。天使は酒の席でも天使であることが証明されました!

 

 

編集部新人シモン・ソシュール(以下「新」)「今回はもはやレギュラー化してしまったタイガーさんとバイソンさんのオヤジコンビ、そして読者待望のKOHスカイハイさんをお迎えして飲みたいと思います」

ワイルドタイガー(以下「T」)「紹介の仕方に悪意を感じるんだけど…」

編集長ウラジーミル・バラノフスキー(以下「長」)「まあまあ。お前らはともかく、まさかスカイハイがこのコーナーに出てくれるとは思わなかったからな」

スカイハイ(以下「S」)「今日は呼んでくれてありがとう、そしてありがとう! みんなと一緒にお酒が飲めると聞いてとても楽しみにして来たんだ!」

長「こちらこそ来てくれてありがとう、そしてありがとう! スカイハイいっぱい飲めよ! そして面白いぶっちゃけトークを!」

新「ポセイドンライン様、まさかの英断ありがとうございます! とりあえずスカイハイさん、いっぱい飲んでください、どうぞどうぞ」

ロック・バイソン(以下「B」)「MH誌の二人が完全にスカイハイを潰しにかかっている…」

T「スカイハイ気をつけろww」

S「このコーナーに出ると言ったら、バーナビーくんにも『気をつけてください』と言われたんだが、具体的になにに気をつければいいのかな?」

T「具体的にって言われると困るけどな。うーん、前回のバニーちゃんの流れから言うと、やっぱ屁かな」

S「へ?」

長「スカイハイってさ、屁とかこく?」

B「お前ら、いきなりなに言ってんの…」

S「おならのことかい? おならならするよ! するとも、もちろん!」

T「いや、そんなこと強調されても……」

R「お前、まじめに答えなくていいぞ。こんなしょうもない話…」

S「なぜだい? おならは大切だ、大切だとても! おならはにおいで健康状態も分かるすばらしいものだ。恥ずかしがることはないよ。ただし、もし人前でしてしまったときは謝らなければならない。臭いからね」

T「うん……、そうだね」

長「……スカイハイって、からみづらいな」

T「バラさんww こわいもの知らずだな! 怒られるぞ! いろんな人に怒られるぞ! あっち見てみ! ポセイドンのマネージャーさんがすごい目でこちらをご覧になってるよ!」

長「…スカイハイってすごいな」

T「言い直した! すごい勢いで軌道修正した!」

S「……僕はからみづらいのかい?(´・ω・`)」

B「そ、そんなことはないぞ! 気にするな、なあ、タイガー」

T「うん、スカイハイはおもしろいぞ! 自信持て!」

S「そうか! ありがとう、ワイルド君!」

長「スカイハイって扱いやすいな」

T「もうやめて! ポセイドンラインの人の方怖くて見れない!!」

長「いやいや、いいと思うよスカイハイ。すごい面白いと思うよKOH」

T「けして褒めてないよね」

B「タイガー以外でスカイハイに面白いとか言う奴はじめて見た」

新「KOHに普通そんなこと言わないですよね。思ってても」

B「さらっと新人くんも問題発言のような気がする!」

 

長「ところでスカイハイはバーナビーのことキライだろ?」

T「なんなのその聞きかたww いきなりすぎるしキライなこと前提かよ!」

S「バーナビーくん? 彼はすばらしい! すばらしいよ、とても!」

長「うっそだー」

B「おい」

T「ひどいwww」

S「??」

長「だって一度バーナビーに抜かれたわけじゃん。なにも思わないとかありえないだろ。そういう負けん気がないとトップになんてなれない、スポーツマンとかってそういうもんのはずだ!」

T「まー、言いたいことは分かるけど、スカイハイだから」

B「そうだな、そういうのがスカイハイらしさだから」

長「わかんねーよ、スカイハイらしさってなんなの?」

S「……スカーイハイハハーイ!」

B「!!?」

T「え?? なに??」

S「いや、スカイハイらしさが分からないとバラノフスキー君が言うからね、なにかスカイハイらしいことを言おうと思って、とりあえず必殺技を叫んでみたよ!」

T「ごめん、ちょっと意味が分からない…」

B「そんなことしなくても、お前からはスカイハイらしさが常に滲み出てるから大丈夫だぞ」

S「そうかい?」

長「……もしかしてこの人は俺なんかがイジってはいけない人なんではないだろうか?」

T「やっと気づいた??w」

長「じゃあさ、ちょっと真面目に取材っぽく聞くけど、バーナビーに抜かれてKOHで無くなった時、どういう気持ちだった?」

S「あの頃の私は非常に不甲斐なかった。思ったように活躍できなくてね、そんな自分には本当に嫌気がさしたよ。対して、バーナビーくんは素晴らしかったからね。当然の結果だよ」

長「でもさ、HERO TVのルールもおかしいと思うんだよな。タイガーの前で言うのはちょっと気が引けるんだけど、T&Bがコンビなのってズルいと思うんだよ。バーナビーはポイントすごい稼いでたけど、それってタイガーのアシストあってのことじゃん? そういうのスカイハイはムカついたりしないの?」

S「もちろんバーナビーくんの得点はワイルドくんあってのものだろうね。しかしルール上問題はない。バーナビーくんとワイルドくんが二人で協力してポイントを取り、それをどういう風に分配するのかは彼らの自由だ。それにワイルドくんもポイントを取っているから、必ずしもバーナビーくんに有利な制度だとは言えないよ」

長「でもコンビプレイできる分、T&Bの方が活動の幅が広がるじゃん。それってスカイハイに不利じゃん」

S「二人で協力することで一人よりすばらしい結果を出せるのは、この二人がそれだけの努力を積み重ねてきたからだ。たとえば僕とバーナビーくんが組んだとしても、T&Bのような働きはできずに足を引っ張り合うかもしれない。実際、コンビを組み始めた頃の二人はむしろ足を引っ張り合っているように見えたよ。今のようなコンビネーションを産むために、彼らは努力してきたんだ。その努力の結果なのだから、それを非難するようなことは慎むべきだ」

長「やだ、この人かっこいい!」

S「そうかい? そんな風に言われると恥ずかしい、だけどうれしいよ!」

長「やっぱりKOHはスカイハイしかありえないよ! バーナビーがKOHだったあのシーズンはやっぱりなにかの間違いだったんだ!!」

T「おいww 結局それが言いたかっただけだろww」

B「どこまでもアンチバーナビーだな」

 

長「まあ、スカイハイがバーナビーにムカついてないというのはとりあえず納得したことにしておいて、ほかにムカつく後輩はいないの?」

T「ホントは納得してないんだwww」

B「ていうか、どうして誰がムカつくっていう話ばかりしたがるんだよ」

長「いや、俺はヒーローズが仲良しチームだなんて認めないから! 仲良しアピールするグループはだいたい内戦状態だから」

T「勝手に内戦状態断定しないでww」

長「で、スカイハイはムカつく後輩いるでしょ??」

S「そんなことは考えたこともなかった。先輩として後輩に憤ったりしなければいけないんだろうか」

B「いや、そんなことは全然ないぞ!」

S「しかし、ぶつかりあわなければ真に分かり合うことはできないのかもしれない。ワイルドくんとバーナビーくんがそうだったように」

長「やっぱお前らめっちゃ喧嘩してたんだろ!」

T「もう俺とバニーの話はいいからw」

S「これからは、私も後輩にムカつくよう努力してみるよ! そしてもっと仲良しになる! 仲良くなるよ、もっと!」

T「いや、がんばってムカつくとか無理だろ。特にお前はムリムリ」

B「お前はお前のやり方で後輩育てていけばいいんじゃないか? こういうのはやり方に正解ってないからな。特にタイガーのやり方はエネルギー効率悪いし参考にしなくていいぞ」

長「バイソンがなんかかっこいいこと言ってる!」

T「こいつは口だけ口だけ! てか最終的には、ただの俺の悪口じゃねーか!」

S「そうだね! 僕は僕なりのやり方を考えてみるよ! それにしても、やはりみんなで飲むのは愉快だ、そして楽しい! マスター! スカイウォッカをくれたまえ!」

長「スカイウォッカ?? お前とは酒の趣味が合わん!!」

S「ダメかい?(´・ω・`)」

T「バラさんは、折紙と酒の趣味あいそうだよね」

長「まじで? 今度折紙もこのコーナーに呼んでいじめたいな」

T「いじめたいってwww」

長「折紙って酔うとうるさそうだな」

B「そんなことないぞ。ていうか酒強いんだよアイツ。あんま変わらない」

長「スカイハイは酔うとうるさいだろ」

T「めっちゃ声大きくなる。身振りも大きくなる。笑い声も大きくなる」

長「ヒーローたちで酒飲みに行ったりするの?」

T「たまに行くけど、未成年もいるから食事行くことの方が多いかな」

長「へー」

T「そう言えばこないださ、みんなで中華食いに行ったんだよ。まあ、そんな高い店じゃなかったから、『今日は俺がおごってやろう!』って言ったの。一応年長者だし」

長「そうだな、一応年長者だな。けしてスカイハイより金持ってなさそうだけどな」

T「……なんか言い返そうと思ったけど、なにも間違ってなさ過ぎて何も言えない……。ともかく! おごるって言ったらドラゴンキッドが大喜びしてもう、食うわ食うわ! いいのよ、おじさんいっぱい食べる子好きだよ! 成長期だし! でもあの子ちょっとすごいんだよ! おじさんだんだん笑顔引きつってきて、あれ、これ手持ちあるのかな、足りるのかなみたいな」

長「ヒーロー食い逃げフラグ!」

T「そしたらバニーちゃんが、ポンって俺の肩叩いて『僕、半分出しますよ』って言ってくれたんだよね。すごい助かったんだけど、ちょっと惨めだった。十以上歳の離れた後輩に金の心配をされる俺…」

長「いいコンビプレイですね!」

T「うん、いい相棒を持った! お金持ち的な意味で!」

長「お前も意外とバーナビーにヒドイこと言うな!」

S「そのお食事会、呼ばれていないよ……?」

長「え」

B「え」

T「おいいぃぃ! バイソン!」

B「なっ! 俺のせいか?」

T「いや、すまん。てっきり誰か誘ってると思ってた。スカイハイ忙しいから来れないんだなって」

B「悪い。俺もてっきり誰か誘ってるものだとばかり」

長「なるほど。スカイハイはヒーローズ内でハブられてると…」

T「ハブってねええ!!」

長「大丈夫だ、スカイハイ。俺も編集部全員が行った飲み会に誘われてなかったことがある。しかも複数回」

T「なにその悲しい話……」

新「いかに編集長に気取られずにことを進めるかが、幹事の腕の見せ所です」

T「MHの編集部こわいww」

S「僕もみんなとご飯を食べたかったよ…」

B「こ、今度行こう! 何食べたいスカイハイ?」

長「知ってるんだよ、俺は。『今度』っていう約束は結局守られることはないってことを…」

T「なんでそんな悲観的なんだよ…w」

長「スカイハイ、今日は共に語り合おう。俺たちよく似てるよ…。王者は常に孤独なんだ…」

新「ていうか、編集長は王者ではないですよ」

T「新人くん、相変わらず辛辣だなww」

S「私はあまり孤独を感じたことはないよ?」

長「それはおまえが鈍いからだよ。お前はあいつら(といってタイガーとバイソンを指差す)にだまされてる! あいつらは友達なんかじゃない! 食事にも誘わない薄情者だ!!」

 

 この後、編集長はひたすら天使にネガティブな感情を植えつけようと努力していましたが、ことごとく失敗に終わりました。

 やはり天使はどこまでいっても天使です。でもおならはするらしいです。(シモン・ソシュール)

 

 

 

 

 

 

 

*スカイウォッカ……アメリカはカリフォルニア州産のウォッカです(度数40度)。空をイメージした青色のパッケージ、くせのないスムースな味わいがスカイハイっぽいなっつって。バラさんはロシア系なのでアメリカ産ウォッカとか許しません。


 
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