No.311501 海へ行こう!『今度は二人きりで』2011-10-02 17:17:32 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:3987 閲覧ユーザー数:3986 |
『今度は二人きりで』
「おっ…!か、可愛いな…!しえみっ!」
「あ、ありがとッ!」
私は今、夏真っ盛りの海で
水着を着て燐にお披露目してます。
とっても嬉しいです。
なぜなら今日はーー…
~回想~
「えぇ!?一日だけ休みあるん!?」
「はい。塾も学校も休みの日が一日だけありますね。」
「しえみ、お前その一日なにすんだ?」
私はそう聞かれ返答に困った。
だって予定なんて無かったし、何処へ行くかも決めてなかったから…
みんなどこかへ行くって決めてるのに
一人だけ行くところないなんて、変だよね?
「えー…そんな急に言われても行く場所なんてないわよ?」
「…そーや!夏やしプールいかへん?!」
え!?出雲ちゃん、絶対どこか、バカンスにでも行きそうなのに…
って、そこじゃなかった!
志摩君、ぷ、プールって!
「おい、志摩!お前は水着みたいだけやろ!」
「ちぃっ!ばれてもうたか!」
あ、でもプール行きたい…どうしよう…
「ねぇ、言い出したのあんた(志摩)なんだから、連れてきなさいよ!」
「お、おい!プールよりも海の方がキレーなんじゃねえの?」
出雲ちゃん…!なんて堂々と…!え、燐?海なんて…
あ、でも燐とおよげる…?
「わ、私も!私も海に賛成ッ!」
「…じゃ、海に決定やな!
で、人数は今ココにいる祓魔塾のみんなでええか!?」
ここにいる祓魔塾のみんなか…
山田くんと…えーと誰だっけ…
もう一人はお休みだから…
「雪男もいいよなっ!」
「じゃ、僕もついていきますよ」
ゆきちゃんも行くんだ!
みんなでお出掛け(?)って
楽しそうだな!
「では、また明日!」
~回想終了~
一日の休みだから!
て言う訳で、今私燐に水着お披露目してます!
「あ、出雲ちゃん!」
「何?」
「その水着。似合ってるよ!」
「なっ、…あ、ありがと。////」
出雲ちゃん、真っ赤だ!
「お、杜山さん!かわええなぁ!」
あ、志摩くん。
「おいおいおい!志摩!さわんなよ!……しえみは俺のだから。」←最後小声
燐暴れたら危ないよ……
「ブホォッッッ!!!」
「うわっ!坊!!汚いですよ!」
「わ、わリィ!」
わわっ!勝呂君、ジュース吹いちゃった!タオル持って
行ってあげなきゃッ!
「あ、あの!勝呂君、タオルっ!」
「…ありがとう///(やべぇ、可愛すぎるやないか!)」
勝呂君、なんか顔が赤いなぁ。
熱でもあるのかな?
「……なぁ、しえみ。一緒に泳ごうぜ!」
「わぁっ!り、燐。いいよ、一緒に泳ごう!」
「俺も行くで~!」
「し、志摩ァ!お前はここ残ってろや!」
(杜山さんがあんなに幸せそうな顔しとんのに邪魔できん)
「嫌や!俺は杜山さんの泳ぐ姿…」
「志摩。杜山さんと奥村君、どうなるか。見とぅないか?」
「せやけど…」
「せやけど、なんや?いうてみぃ?」
「拳を作りながら言わんとい、ぎゃあぁぁ!!!」
この直後志摩君は勝呂君の拳で
ノックアウトされたそうな……
…岩陰…~休憩中~
「燐、なんか志摩君が叫んでるよ?」
「ははっ、面白そうだな!」
「そうかなー?」
せっかく2人きりだし
ずっと思ってたこの気持ち伝えたいな…
燐の事好きって…
「…(燐は私の事、どうおもってるんだろう?)」
「…?どうした、しえみ。」
「!な、なんでもないよっ?///」
やっぱり
言える訳がない、燐の事が好きなんて…
「…あのさ、具合悪いのか?様子変だぞ?」
「違うよ、ちょっと考え事!」
「…」
あれ、私なんかいったかな?
「り、燐?」
「せっかく二人になったんだから、考え事なんてしてねーで遊ぼうぜ?//」
「!!な、なんで、そんな事…?/////」
そんな事言ったら、私…
「いや、その、な?あのー…えー…しえみ!お前が」
「好き//////」
自惚れちゃうよ?
「、ふっ、あははは!しえみ、同じ事考えてんじゃんか!はは!」
「え、え?!」
自惚れてもいいの?
「だーかーらー!」
その後の言葉を聞いたらきっと
私はー…
「俺もしえみの事好きだっていう事だよ!/////」
きっと私は変わってしまう。
「ほ、んとう?」
「おう!」
「本当に?」
「、おう。」
「本当に本当に本当に本当?」
「だー!そのパターンヤメロ!」
「あはは!て、いうことは///」
「「両想い?////」」
あはは…今までの苦労(?)は、
なんだったんだろう…
「お、そろそろ約束の時間だぜ!行くか!」
「うん!…燐。」
「?」
今度は二人きりで。
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珍しくノーマルCPで書きました。リレー小説企画第一弾のものです。青エクのしえみちゃんと燐のお話です。