No.308382

真・恋姫✝無双 ~平穏への歩み~ 4

yotty108さん

最近、朝が寒すぎる・・・・・・・・・・・・

2011-09-27 08:10:23 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2462   閲覧ユーザー数:1145

注意書き

・オリキャラで進めています。なので、北郷一刀は出てきません。

 (自分の空想、妄想なので一刀のイメージが壊れてしまいそうだからです)

・キャラ崩壊があるかもしれません。

・小説とかあまり読んでなく、語学は苦手です。

・ほぼ気分転換とノリで書いたものです、つづくのだろうか・・・・

 

 

 

~牢屋~

 

 

 

 

詠「えぇ、僕一人で十分よ。誰が来ても入れないでくれる?あと、一応手錠と牢の鍵も渡してちょうだい」

 

 

兵士「ハッ!!」

 

 

牢の中、無駄に兵士の声が響く

スタスタと足音が少しずつ近づいてくる

 

 

(飯の時間には、少し早いと思うんだけど・・・・・・)

 

 

 

寝ていた体を起こし、牢屋の前を見てみると。

牢屋の前に、メガネをかけた娘が立っていた

 

 

 

 

詠「さっそくだけど質問に答えてもらえるかしら」

 

 

「・・・・・・・いいけど、オレも聞・・」

 

 

詠「貴方はいったい何者?」

 

 

「何者って・・・・・人だけど・・・・・・」

 

 

詠「そんなの、見ればわかるわよ!!どこから来て、何しに来たかって聞いてるの!!」

 

 

「えっと・・・・・・・それは、オレも聞きたい・・・・・」

 

 

詠「・・・・・・・・・・・」

 

 

「・・・・・にっ、にらむなよ、気づいたらここにいたんだから・・・・・・・・」

 

 

詠「・・・・・・・そう、じゃあ貴方の質問に答えてあげるわ」

 

 

(なんか、思いっきり「使えないわね、こいつ」みたいな目してるよ・・・・・)

 

 

「えっと、・・・・・・・・・じゃあ、ここはどこですか?」

 

 

詠「涼州よ、それ以上は言えないわ」

 

 

(りょうしゅう?・・・・聞いたことはあるけど・・・・・・それは・・・・)

 

 

「えっと、ここって日本?」

 

 

詠「にほん?聞いたことないわね、それが貴方のいたとこなの??」

 

 

「まぁ、そうなんだけど・・・・・・・・」

 

 

(嘘はついてなさそうだけど、日本が通じないんじゃ・・・・・・・・・・・・・・・)

 

 

詠「他に、聞きたいことはある?」

 

 

(なんか“にほん”?じゃないって知って、落ち込んでいるみたいだし・・・・・・

やっぱり、この世界の人ではないのかしら・・・・・・・・・・・)

 

 

「いや、なんつうか・・・・・・・・頭の中、こんがらがっちゃって・・・・・」

 

 

詠「そう、けど今度は私の質問にこたえてもらうわね」

 

 

そういうと、彼女は数枚の絵札を取り出した。

 

 

詠「これは、あなたの近くに落ちていた荷物から見つけたものよ」

 

 

 

「うん?・・・あぁ、オレのカードか??」

 

 

詠「かぁあど?」

 

 

彼女からカードを受け取る。張遼、董卓、賈詡、呂布

うん、コストオーバーしてるね。

 

 

「これが?」

 

 

詠「それはいったい何なの?」

 

 

「これ!?これはゲームで使うカードなんだけど・・・・・」

 

 

詠「げぇえむ?」

 

 

聞いたことのない言葉なのか、彼女の頭に?マークが目に見えるようだ

 

 

「ねぇ、まさかカードもゲームも知らないの?」

 

 

詠「そんなことどうでもいいわ、それよりそこに書いてあることはなんなの?」

 

 

「うん?コストと、武力、知力、その武将の簡単な説明だけど」

 

 

詠「その武将っていうのは何?」

 

 

「中国の歴史上の人物だよ、その呂布なんて・・」

 

 

詠「歴史っ!!!!」

 

 

(この男にとって、この絵札に書かれていることが歴史だっていうの・・・・・・・)

 

 

なんだろう・・・・・・・オレいけない事言ったのかな・・・・・・・

なんか、すごく考え込んでるし・・・・・・・・

 

 

 

詠「ねぇ、貴方はここがどこかわからないのよね?」

 

 

「あっあぁ、えっと、あなたが嘘をついていなければ・・・・・・・」

 

 

詠「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

「だから、にらむなって!!しょうがないだろ、牢屋の中で会ったばかりの人の言葉を信じろって方が無理な話だろ!!!」

 

 

詠「・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

「・・・・・・・・・・すみませんでした」

 

 

詠「謝らなくてもいいわ、貴方の言い分は確かよ」

 

 

(じゃあ、睨むのやめてくださいよ・・・・・・・・・)

 

 

詠「それじゃ、これつけてくれる」

 

 

渡されたのは手錠

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

詠「貴方をここから出してあげるっていうことよ。貴方を信じたわけじゃないんだから、手錠ぐらい当たり前でしょ。自分の目で僕の言っていることを確かめるといいわ」

 

 

オレは、しぶしぶと手錠をはめた。手錠には縄がついており、メガネの娘に引っ張られる形で牢をでた・・・・・・・・・・・・

 

 

(なんだろ、この虚しさは・・・・・見ず知らずの娘に・・・・・・こんなこと・・・)

 

 

詠「さっさと歩く!!へいとう しん!!」

 

 

「あの~、オレの名前なら“ひょうどう あらた”なんだけど・・・・・・・」

 

 

詠「!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

彼女の体が少しビクッと跳ねた。なんだろう、背中しか見えてないのに顔が真っ赤なのが伝わってくる。

 

 

詠「う、うっさい!!!!」

 

 

 

 


 
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