プロローグ・1
「何、この外史に行くはずだった北郷一刀が死んだだと?・・・」
ここは外史の管理者と呼ばれる者が集まる場所・・・
「はい、車にはねられそうになった自分の妹を庇い、死亡した模様・・・」
「では、この外史はどうなる?、このまま消滅するのか?」
「私もそう思いましたが・・・」
少しだけ沈黙する。
「消滅する兆候はありません。」
「・・・何?・・・」
話を聞いていた管理者は少し驚く、
(なぜだ・・・!?まさか!!・・・)
少し疑問に思っていたがある可能性に気づく。
「・・・転生、か・・・」
「はい、どうやらそのようでございます。」
つまりは、北郷一刀がその外史という世界で
生まれ変わるというものである。
しかし・・・
「だとするとこの外史・・・ほとんど独立した存在、
べつの正史になろうとしているのか・・・」
かれらは外史の否定派の存在の一部、
外史を限りなく正史に近い形で終わらせようとする存在・・・
そんな彼らにとってこの事態は厄介なものだった。
過去に何度かあったりもしたが、
やはり独立した外史を正史に近い形するには
かなりの労力を必要とし、
失敗することが多い。
「奴(北郷一刀のこと)は何に転生するのだ?・・・」
まったく新しい存在として生を受けるのか、
それとも・・・
「実は・・・」
少し困惑したかのようだった。
「どうした?言ってみろ・・・」
早く言えと催促する。
そして転生先を聞くと
「!?」
驚愕しそして、
「ふふふ・・・はーはっはっはっは!」
傑作と言わんばかりに笑う、
「まさか!転生先が・・・とは実に愉快だ!」
このようなケースは初めてではないだろうか。
「いかがいたしましょうか?」
報告していた管理者がどうしたらよいか問うと、
「面白い、少し様子を見てみるとしよう。」
報告していた管理者は頭を下げ、
「・・・承知いたしました。」
そして、一人姿を消した・・・
「北郷一刀・・・今回は楽しませてもらおう。」
そしてもう一人も姿を消した。
どうもk3です。
皆様が投稿している小説を読んでいくうちに
刺激されて投稿してみました。
ですが小説を書くこと自体はじめてで、
うまくいくか不安もあります。
ですが、がんばって書いてみます。
読んでいただいてありがとうございます。
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k3です。
小説自体はじめての試みです。
駄文になるかも知れません
がよろしくお願いします。