No.299912

そらのおとしもので忍者ものをしてみた

BLACKさん

今回はタイトル通りのものですが、途中で作者が前に書いたことのあるネタが入ってきます。(詳細はレスポンス先)

2011-09-14 09:17:54 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:1170   閲覧ユーザー数:1148

 

 

ここは空見城、そこに二人の忍者が侵入する。

 

「……」

「ここのようね」

 

二人の忍者はある部屋を見つける。

二人は部屋の扉を開ける。

そこにいたのは一人の女性であった。

 

「! きゃあああああああ!!」

 

女性は二人の忍者に誘拐され、忍者達は城の侍達を倒し、空を飛んで逃げて行った。

 

「……逃げられたか…。すぐにイカロス達を呼べ!」

「はっ!」

 

 

 

そらのおとしもので忍者ものをしてみた

 

 

 

 

キャスト

 

 

桜井智樹       空見城忍者

 

イカロス       空見城忍者

 

見月そはら      空見城忍者

 

ニンフ        空見城忍者

 

アストレア      空見城忍者

 

守形英四朗      空見城家臣

 

五月田根美香子    空見城城主

 

風音日和       空見城姫君

 

 

 

 

シナプスマスター   シナプス城城主

 

ハーピー1      シナプス城忍者

 

ハーピー2      シナプス城忍者

 

カオス        シナプス城忍者

 

 

 

 

 

翌日、空見城では家臣である守形により空見城所属の忍者達が集められた。

空見城所属の忍者、桜井智樹、イカロス、見月そはら、ニンフ、アストレアが広間に集まった。

 

「よく集まってくれた。もうすでに知っているだろうが、この城の姫君である風音がシナプス城の忍者と思われる者達に誘拐された」

「ヒヨリが……」

「でもなんで……」

「それは分からない。だが、城主である美香子の不在を狙ったのは確かだ。

そこで俺が代わりにお前達に命じる。

空見城の姫君、風音日和を奪還せよ!」

『御意!』

 

こうして智樹達は日和の奪還に向かってシナプス城へと向かった。

その道中……。

 

「けどさ、なんであいつら風音を攫ったんだろうな?」

「分からないわ。何か目的があると思うんだけど……」

「とりあえず日和さんを助け出さないと…」

「そうですね! 許すまじ、シナプス!」

(大丈夫かな…)

 

少し不安になるそはらであった。

 

 

一同はシナプス城の近くにまでやって来た。

 

「やって来たね」

「でもどうやって、侵入するの?」

「任せて、忍法邪罠愚(じゃみんぐ)の術」

 

ニンフが手を構えると、ニンフはすぐに城のシステムにハッキングする。

 

「大変です!」

「どうした!」

「城のシステムがハッキングされて、使い物になりません!」

「我が城のシステムにハッキング……ベータの仕業だな。ふふふ……面白い。

すぐに迎撃準備をしろ! 奴らの狙いは恐らく空見城の姫君だ」

「はっ!」

 

シナプス城城主はすぐに命令する。

 

「面白い……カオス」

「はい」

 

シナプス城主の前にカオスと呼ばれた小さい少女忍者が現れる。

 

「奴らの処分、お前に任せるぞ。ハーピー達では力不足だろうからな」

「分かったよ…」

 

 

シナプス城にジャミングして、システムを狂わせたニンフ達はシナプス城へと入って行った。

 

「気を付けてね…」

 

シナプス城にある池をニンフとアストレアは低空で飛び、智樹とそはらは水蜘蛛で池を歩く。

 

「慎重に、慎重にって……あれイカロスは?」

「そう言えばイカロスさんの姿がない」

「アルファー……ってええええええ!?」

「どうしたんですか? ニンフ先輩」

「アルファーは下よ!」

『え!?』

 

智樹が下を見てみるとイカロスは水中を歩いていた。

 

「ごぼごぼごぼごぼ(イカロス! 何してんだ!)」

 

智樹が池に潜ってイカロスを連れ出そうとするが息が持たない。

 

「……マスター」

 

イカロスは水を吸って重くなった羽を何とか動かそうとするも、思うように動かない。

 

「………どうしたら…」

 

そんな時、イカロス達の前から何かが飛んでき、智樹を縛り上げ、海上に上げる。

 

「今のは一体……」

 

イカロスは心配しつつも何とか陸に上がる。

 

「ごほっ! ごほっ!」

「よかった智ちゃん、気が付いた…」

「げほっ! …俺、どうしたんだ?」

「アルファーを引き上げようとして息が持たなくなったのよ」

「それでイカロスが助けたのか?」

「いえ、助けたのは……」

 

イカロスがあるところに目線をやる。

その目線の先には智樹達の始末を任されたカオスがいた。

 

「え~と、ちみっこは一体……」

「私ね、お兄ちゃん達を始末して来いって言われたの」

「え?」

「まさか……敵!」

 

全員が身構える。

 

「うん、そうだよ。でもね、私そういうの、どうでもいいんだ。

ねえお兄ちゃん達、愛ってなぁ~に?」

「う~ん……」

 

智樹が真剣に答えを出そうとする。

 

「悔やまないことだな」

 

智樹が少し突飛しゃなことをカオスに教えた。

 

「悔やまないこと……じゃあ、殺すのやめる♪」

「へ?」

「だって愛って悔やまないことでしょ? お兄ちゃん達、殺したら悔やみそうなんだもん。

だからやめる」

「それじゃあ…」

「お兄ちゃん達と一緒に行っていい?」

「マスター…」

「……俺を助けてくれた恩もあるしな、いいぜ」

「やったー♪」

 

こうしてカオスが仲間になった。

 

 

カオスの手引きにより智樹達は城へと入っていった。

 

「それでカオス、風音はどこにいるんだ?」

「あのお姉ちゃんなら…もう少し先の……この部屋だよ!」

 

智樹達が日和が居るとされる部屋の扉を開ける。

するとその先には一人の女性がシナプス城の城主と忍びのハーピー達にシナプス城の侍達がいた。

 

「あの人って……」

「私の顔を見忘れたのかしら?」

 

女性がシナプス城城主達に自分のことを問う。

 

「お前は……上様!」

「会長!」

 

シナプス城の全員がその女性の前に跪く。

その女性の正体は空見城の城主であると同時に幕府の将軍会長である五月田根美香子であった。

 

「会長! なんでここに?」

「あら~、桜井君達も来てたの~。会長は会長の用があって来たのよ~」

「師匠の用って?」

「そうね~、あなた達シナプス城で不穏な動きがあるって聞いたのよ~」

 

美香子がシナプス城城主達の方に顔を向ける。

 

「あなた達が城下に住む若い女の子達を攫い、自分のために侍らせようとするなんて言語道断!

さらには我が城の姫君を攫うなんて…断じて許されないわ~。

だからこの会長が命ずるわ。

皆この場で潔く腹を切りなさ~い」

 

美香子がいつもの涼しい顔で命令した。

 

「ねえ、私も腹を切らなきゃいけないの?」

「カオスちゃんはもうこっち側だからしなくていいのよ~」

「誰が腹など……」

 

シナプス城城主は唇から血を流すように唇を噛む。

 

「ふふふふ、ははははは!!

どうせ上様には死んでいただくつもりだった。

ゆえにこの場で腹を切るのだ上様だ!

であえ!! であえ!!」

 

シナプス城城主が声を上げると、部屋にいた侍達だけでなく城にいた侍全員がやって来る。

 

「仕方ないわね……、あなた達、皆殺しにしてあげるわ~。

桜井君、見月さん、イカロスちゃん、ニンフちゃん、アストレアちゃん、カオスちゃん、殺っちゃいなさい♪」

『はい(は~い)』

 

美香子も刀を鞘から取り出し、構える。

 

「でぇええええいい!!」

「忍法、胸触りの術!」

 

智樹は女性侍達の胸を触りまくる。

触られた女性達はその場に力尽くように倒れる。

 

「智ちゃん……」

 

智樹の近くにチョップの体勢を取るそはら。

 

「智ちゃんのバカーーーーー!!」

 

チョップを繰り出すそはらの攻撃を避ける智樹。

そして智樹が避けたことにより、そはらチョップは侍達に直撃し、侍達をなぎ倒していく。

 

「これぞ、忍法殺人儲っ冨(さつじんチョップ)!」

「忍法、或手御簾(アルテミス)」

 

イカロスの羽からArtemisが発射され、侍達を倒す。

 

「どっせええええええいい!!」

 

アストレアがchrysaorの刀身を大きくし、侍達を飛ばしていく!

 

「忍法、派螺醍栖存具(パラダイス=ソング)!!」

 

ニンフの口からパラダイス=ソングが発射され、目の前の敵全員を飛ばしていく!

 

「忍法、焔玉。ええええいい!!」

 

カオスも炎の弾を作り出し、侍達を倒していく!

 

「はあ! やあ!」

 

美香子も見事な刀捌きで敵を倒す!

とうとう、シナプス城城主とハーピー達3人だけとなった。

 

「くっ!」

「まさか私達だけになるんなんて……」

「……成敗!」

 

美香子の言葉により、イカロスは矢を構える。

 

「忍法、亞圃乱(あぽろん)」

 

イカロスのAPOLLONが放たれ、シナプス城は爆発を起こした。

 

 

「会長が来るなんて思いませんでした」

 

日和は無事、智樹達によって助けられ、空見城に戻っていた。

 

「俺もだ。まさか、美香子がすでに行っているとは思わなかったぞ」

「私だって、ただ寝そべってるだけの城主じゃないわよ~」

「けどさ、会長なら一人であいつら倒せて風音を助けられたんじゃ…」

「あら~、桜井君は会長に大量殺人者になれと言うの~」

「い、いや…別にそう言うつもりじゃ………」

「お仕置きが必要かしらね~」

 

美香子の手には鞭が握られていた。

 

「か、か、か、会長!

な、な、な、何を……!?」

「お仕置き確定♪」

「ぎゃあああああああ!!」

 

空見城に智樹の悲鳴が上がる。

その悲鳴を城の外で聞くイカロス達。

 

「マスターは大変そうですね」

「でもなんか楽しそう」

「カオス、あれのどこが楽しそうなの?」

「う~ん、……分からないけど、楽しそう」

「後で師匠にお願いして、智樹いじめてこよ」

 

そんなこんなでここ空見城に平和が訪れたのであった。

 

 

 

 

終わり

 

 

 

久しぶりのおまけ

 

 

作者「久しぶりのおまけだ」

智樹「そういえば最近、秋山見ないな」

作者「別に毎回出す義理はないからな。ある人にも言われたからな。キャラを出しすぎると話がめちゃくちゃになると」

智樹「あんたの話はもともとめちゃくちゃだろ」

作者「まあ俺が書きたいように書いてるだけだからな。

それはそうと今日はすごく変わった夢を見たな」

智樹「どんな?」

作者「色んなアニメとか特撮が混ざった夢だな。そのアニメではまだ出してない展開(俺の妄想展開)とか明らかに最終回的展開とかさ」

智樹「どういう夢だよ」

作者「はっきり覚えてるのはある作品のキャラ達がいきなり数年後設定で結婚式してたって話」

智樹「結婚式ってまさか俺たちじゃ…」

作者「いや、その夢の中には『そらのおとしもの』メンバーはいなかったぜ。

とりあえず結婚式に参加していたり式場の外にいたりと色々あったけど、とりあえず覚えてる限りは…。

『まよチキ!』『IS(インフィニット・ストラトス)』『カードファイト!!ヴァンガード』『探偵オペラミルキィホームズ(アニメ版)』『キカイダー01』『仮面ライダーW』だったな」

智樹「めちゃくちゃなラインナップだな…」

作者「おまけに俺が何を参考にしたのか分からない上記には出てない完全オリジナルキャラが数名出てきた。名前は特に言ってはなかったけど、男が2人、女2人だったかな。ああ、俺は出てきてないな。あくまで俺が見た夢と言うか俺がTV越しで見ていた感じの夢だから」

智樹「ずいぶん変わってるな」

作者「俺は2タイプの夢を見るんでな。一つは自分が活躍する夢。もう一つは自分は出てこずにTVを見ているような夢。変わってるだろ。

まあおまけを書いた理由は夢のことを言いたかったからだ。

それでは!」


 
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