TAKE 03 仮面ダムの逆襲
この世には”奇動専子 仮面ダム”という実に面白いロボットアニメがある。
いやぁ他にも”植物人間 ガイダム”みたいな面白いロボットアニメがあるが”奇動専子 仮面ダム”には勝てない。
仮面ダムの中でやっぱり俺は連○派なんだけど世の中、○邦派は少ないらしい。
ほとんどがジ○ン公国派ですよ。
そこで俺は思った。
「みんなはアム○よりも○ャアのほうがいいのか!!!」
って。
まぁ、いろいろある中で俺はなぜか仮面ダムの兵器に乗っている。
俺「いけー俺の○ム~」
画面に俺のジ○のコックピット画面が映し出されている。
そうこれはゲームだ。
最近できたゲームで”戦○の絆”と言うらしい。
今日は部活のメンバーでその”○場の絆”をやりに来ていた。
パピーTX「ふふふふ・・・・俺のジ○キャ○ンは強いぜぇ」
なぜかパピーTXは連○派らしい。
と、途端に俺の○ムが銃撃をうける。
俺「うわぁ」
俺はそもそもあまりゲームをやりこまないのでかなり弱い。
部長「弱いなキョン」
なぜか部長がジオ○公国のゲ○ググJに乗っている。
スナイパーライフルみたいな長い銃をビルの上から突き出している。
俺「うぐぅ、機体ダメージは大丈夫。まだ、やれる。」
俺は体勢を立て直し、2撃目に備える。
パピー「弱いんだよ!!」
一方パピーはなぜかド○に向かっている。
その○ムに乗っているのはウラ先輩だ。
ウラ先輩はパピーの動きに気づかず俺の方へ向かってきた。
俺は部長のスナイパーとド○の動きに気をつけながら移動する。
ウラ先輩「もらったぁ」
ウラ先輩が俺に向かって近接武器を切りつけようとする。
パピー「遅いっ!!!」
しかし、パピーはウラ先輩の背後に回り瞬殺する。
うら先輩「えっやられたの?」
ビキビキ・・・ドカーン。
先輩のド○が激しく爆発する。
ウラ先輩「うわあぁぁぁぁぁ」
ウラ先輩の悲鳴がこだまする。
このゲームはなぜか負けると気絶する仕組みになっている。
ウラ先輩も気絶したようだ。
残りのジ○ンは一人。
絶好のチャンスだ。
俺「うおぉぉぉぉぉぉ」
俺はそう思い部長に近づく。
部長は俺に気づきとっさに銃を突きつける。
俺は間に合わないとわかりながらライフルを握る。
そして、部長の銃からビーム的な光線が現れる。
(・・・・ここまでか)
俺はパピーのためにここでやられよう。
と、したとき。
パピー「おおおおおお、死ぬな!!キョン!!」
パピーのジ○キャ○ンが俺の前に現れる。
そして、俺をうえにほうり投げる。(つーか、ビーム遅くない?)
ビジューン。
パピー「・・・・・やられたみたいだ。あばよ友人機<フレンドリー>」
バコーン。
俺「パ、パピー!!!!・・・・・・くそっ!!部長覚悟!!!」
俺はパピーのおかげで部長の真上。
そして、部長は気づいてない。
俺「うおぉぉぉ!!!」
俺はビーム○ーベルを抜き、部長の○ルググに向かう。
部長「な、何!!うえ、だと!!」
部長は気づいたがもう遅い。
<必殺!!友情のジェット○トリームアタック~>(ギャグマン○日和みたいに)
ジャキ―ン。
ジジジジジジジ・・・・。
部長「ジ○ン公国に栄光あれー」
ドッカーン!!!!!
部長機は破壊された。
これにて終わろう。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「ってかおわんねぇ、壊れたのかこのゲーム?」
ピコーン、ピコーン。
どこからか音がする。
俺はその音の発信源を見つけた。
「・・・・?敵機出現?」
画面にはレーダーが映し出されておりそこには新たな敵影が一つ。
「つーか、早いよこれ!!」
あっという間に俺と重なるが何にもならない。
「・・・・・いやがらせか?・・・・ん?」
下がかなり揺れている。
「えっ!!」
ドッカーン。
俺は何がなんだか判らないまま気絶した。
その後、気絶した俺たちがゲームの中で見つかったのは1時間後
TAKE 4 機械部に散る
俺はなぜか廊下を歩いている。
なぜかって?
そりゃあ、いつも部活で作業をしているところから始まるからだ。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・すみません、うそです。
今ここにファルコンとパピーがいるなら絶対こう言ったであろう。
「嘘だ!!」と。
・・・・・今しゃべってしまった。
周りの視線がいたい。
・・・・・つーかあいつらは
俺は中学時代の知り合いたちを見つけた。
そいつらは俺に気づくと回り道をしていった。
ああ、なぜか俺を避けたよ。
ねぇ、これどういうことなの大○さん。
”それはねぇキョンさん、あなたが気持ち悪いからですよ”
ああ、大○さん見捨てないでぇ。
”はっはっは私は大○ともうしますぅ~”
ああ、大○さん~いかないで~。
「あれ?キョン、どうしたの?」
頭に?マークを浮かべながらパピーがやって来た。
俺はなぜか神に救いを求める人のポーズをしていた。
なるほどこれが俺が嫌われる原因か・・・・
まぁ、適当に体勢を直す。
「お前こそ、いつもファルコンと一緒だろ。」
パピーと俺は部室に向かいながら話す。
「いやぁね、実はマン○ウに行ってきたの」
今度は俺が?マークを浮かべた。
「マン○ウって何?」
「この近くにある安いスーパーだよ。」
その言葉で俺は脳内で地図を穿り出す。
(この近くにスーパーって言ったら・・・・あっ!!)
「そういえばあったなぁ近くに」
「でしょ、そこ安いんだよ!!」
やたらと”安い”を強調するパピーであった。
「ってことはスミッコは先に部室へ向かったってことか」
「・・・何か悪いことがあるの?」
パピーが真剣に聞いてきたので俺は答える。
「えーと、多分えびぞうに襲われる。」
「・・・・・」
「何だとっ!!それは大変だー」
パピーが真剣半分冗談半分で走っていく。
仕方がないので俺は歩いていく事にした。
「ぎゃああああああ」
その絶叫が響いたのはパピーが言ったすぐ後からだ。
発信源はおそらく機械部。
俺は走る。
力の限り走る。
そして、機械部に到着。
そこで見たものとは。
キィィィィィンバッタン!!(名探偵コ○ンに出てくる扉の奴)
・・・・・なんじゃこりゃ。
始めに思った事がそうだった。
部室の扉にはKEEP OUTと書かれたテープがまきつけてあった。
中にはパピーと先生たちがいる。
「・・・・何があったんですか?」
俺は尋ねる。
先生の一人が答える。
「生徒が・・・一人・・・・」
ごくりと唾を飲む。
「気絶していた。」
(なんじゃそりゃあああああああああああああ。)
俺は心の中でしっかりと突っ込む。
「・・・・・誰が気絶しているんですか?」
俺は冷静になって聞く。
「スミッコ・トイレット(15)だ。この様子から見て暴力を受けたみたいだ。凶器はそこにある鉄パイプのようだ。」
「て、スミッコが!!」
俺は駆け出す。
機械部の部室はいつもより静かだった。
床には少量の血が着いている。
「で、スミッコは?」
「今さっき、病院にいったよ。」
「・・・・で!!」
「今はベット(病院の)で寝ている」
「・・・・良かった」
俺は安堵の息を出す。
「えと、犯人は誰何ですか?」
「それが・・・・」
と先生がある方向へ向く。
「ばか!!俺はやっていないといってるだろうに」
えびぞうだ。
俺はすぐに容疑者がわかった。
パピーはえびぞうと話しているようだ・・・・よし!!
「先生、もう犯人はわかりました。」
「何だって!!」
「だ、誰なんだ?」
「まぁ、あせらないでください。今から隣の部屋に来てください」
数分後。
「だから、俺はやっていない、俺はそのとき外にいたんだ」
ここの部屋に来たのはえびぞうとパピーとウラ先輩と先生だけだ。
「で、犯人は誰なんだ。」
先生がせかすように言う
「それではまずトリックから」
「トリックなんて使ったのかな~かな。」
パピーが鋭い事を言うが気にしない。
「ぐぉごっほん、ではスミッコが倒れていたのは窓側だ。」
「それで?」
「窓側には棚がある・・・・・・実はそこにぶつかったんだ!!」
衝撃的事実発覚。
「・・・・」
全体がしずまりかえる。
「・・・・・ば~か、そんなことね~よ。そいつは確かに鉄パイプでなぐられたんだからな」
えびぞうがいきなり言う
「いや、あるかも知れない」
先生が言い返す。
「だって、棚にぶつかっても鉄パイプで殴っても今と同じようなことになるから」
「そう、だから言ったが・・・・・・えびぞう。なんで君はスミッコが鉄パイプで殴れると断言したんだ、現場にもいなかった君が」
「・・・・・・くそう、じつはあいつが言ったんだお前に生きる価値はないと、だからやった。」
チャ~ラ、チャラチャラチャ~ラチャ。背景にはどこかで聞いた事のある音楽がなっている。
「えびぞうさんよぉ、あんたは間違っていた。もう一度、人生やり直せ。」
そのときえびぞうは思った。(こいつ、うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ)
「○○先生、スミッコの意識が戻りました。」
「なに、みんなすぐに向かおう。」
白い部屋にみんな向かった。
部屋を開ける。
「よお、来たな」
そこにはトイレットが座っていた。
「おお、スミッコ。犯人捕まえたよ!!」
俺は大喜びで歓喜を伝えた。
「えっ!!犯人って」
トイレットは聞いてきた。(頭狂ったかな?)
「えびぞうだよ」
そうするとえびぞうが出てきて言った
「ごめん!!」
「はあ?」
トイレットは俺たちに間違いがあると言い説明し始めた。
「・・・・えびぞうに殴られたけど実はたいしたことが無くて保健室に行こうとしたら床にあったバナナの皮で転んで棚に頭打った。」
・・・・・これこそ、衝撃的事実だった。
この後、この話は裏歴史として語られるのであった。
・・・・・って言う話だ!!
ここは一応言っておくが機械部の部室。
ここには俺を含めファルコン、パピー、ウラ先輩がいた。
・・・・ついでにえびぞう。
えびぞうは自分が作った推理小説をうれしそうに見ている。
そう、俺たちはえびぞうが作った推理小説を聞いていたのだ。
「・・・・・お前、推理小説の才能無いな」
俺はつぶやく。
「えっ何?」
どうやらえびぞうには聞こえてないみたいだ。(くわばらくわばら)
「なんか面白くない」
とパピーがつぶやく。
「・・・・・今なんか言ったか?」
ああ、えびぞうが切れ気味になっている。
どうしよう。
「なんかちょっとねぇ変なんだよ。」
パピーはまた言う。
「変なんだよ。」
なぜかファルコンが鸚鵡返しをする。
パピーは苦笑い。
えびぞうは悔し笑い。
「だ・か・ら俺の小説のどこが不満なんだ。」
「全部です」
「・・・・・」
部室内が静まり返る。
「おい、えびぞうもっと面白いの作れ!!」
今度はウラ先輩が言う。
「はぁ、なんで?」
えびぞうは返す。
「何やってんだ。」
ウラ先輩がつぶやく。
ああ、俺達の命は残り少ない・・・・かも。
「なんで俺がやらなくちゃいけないんだ。」
(・・・・切れてきた)
「別にさぁ’やら無くてもいいんだよ」
パピーがつぶやく。
「てめぇ、ぶつぶつうるさい!!」
えびぞうは”うるさい”というとある構えをした。
それはえびぞうと一緒にいればよくわかる構えだ。
「べ○・ホーム!!!!!!!!!!」
「うぎゃああああああああああああ」
パピーの声が学校中に広がる。
(パピーだけなんだ・・・・ウラ先輩は?)
ってあれ?この情景どこかであったような・・・・ま、いいかいつものことだ。
俺たちは心底あきれていた。
がらがらがらっドン!!
部室の扉が開く音が聞こえた。
「おいっえびぞうちょっと来い」
扉を開けてきたのは先生だった。
そのまま、えびぞうはどこかへ。
急な展開で俺も頭が狂いそうだ。
数分後、えびぞうが帰ってきた。
「ちょっくら、今日はもう帰る。」
と言いえびぞうは去った。
後から聞いた話だが、えびぞうは部活禁止処分にされたそうだ。
(ざまじゃ)
ほんとにそう思いましたよ大○さん。
”どうしましたかキョンさん?あなた、もしかして喉とかかきむしっていませんよねぇ”
大○さんごめんなさいもう、掻いています。
Tweet |
|
|
2
|
0
|
追加するフォルダを選択
前回の続きです。
お気軽に見て下さい。