「僕は『見てもらうため』に絵を描いている！」
「『見てもらうため』ただそれだけのためだ。単純なただひとつの理由だが、それ以外はどうでもいいのだ！」
「いいかい…いつも絵を完成し終えるとイイ気分になる…誰でも作品を完成させるっていうのは気分がいいものだよな…」
「しかし気分がいいのはちょっとの間だけさ……ちょっとというのは、この完成した絵を誰も見ないんじゃあないかと思って不安な気分がだんだん大きくなるからさ」
「そして次の絵は誰も見てくれなくて、ひょっとしたら何を描いていいかわからなくなって、絵を描く気がなくなるんじゃあないかと不安になるのさ」

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「そんな気分が16歳の頃から繰り返し繰り返し続いていた時…」
「3ヶ月前、僕はこのイラスト投稿サイトの存在を知ったのさ」
「『絵を見て、楽しんでもらえる』最高の『場所』を手に入れた気分は君らにはわからんだろうッ！」
「今がそれなんだぜ―――ッ！最高だぞ！ROM専くんッ！君の『閲覧数』をぼくのものとさせてもらうぞ―――ッ！！」