No.282033

真・恋姫✝無双 帰って来た者 七話

DOWANNGOさん

こんにちわ~
今回はあるフラグを立てさせて頂きます。
大したフラグではありませんが……
それと、今日投稿すると諸事情で土曜日まで投稿出来ません。
では、始まり~

2011-08-22 20:41:43 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:3905   閲覧ユーザー数:3326

「天下一品武道会?」

 

俺は一端仕事をやめて訪ねてきた凛に

振り向く。

 

「はい、一週間後に行われる大会です。

各国の武将や一般人が参加し自分の武を示す大会です」

 

「へぇ、それって誰が出るの?」

 

「蜀からは関羽殿、張飛殿、呂布殿」

 

呂布も出るんだ~

見ごたえありそうだな~

 

「呉からは孫策殿、甘寧殿、黄蓋殿」

 

「え!黄蓋さんって生きての!?」

 

「はい、何でも華陀殿に助けて頂いたとか」

 

そうか、生きてたのか……

良かった……

 

「魏からは春蘭殿、霞殿、一刀殿」

 

「へ~納得出来る面子だな~……全然納得出来る面子じゃね~!

何で俺が出るんだよ!?」

 

呂布も出るんだよな!?

俺死ぬぞ!

折角帰って来たのに死ぬのは嫌だ!

 

「何でも華琳様があの鞭女と一刀殿の戦いっぷりを見て出してみたいと

仰ったらしいです」

 

華琳さ~ん!

あなたは俺を殺したいんですか~!

絶対俺死にますよ~!

 

「本来ならば明日行われる筈だったのですがあなたが帰って来たのに加え

鞭女の襲撃で延期しました」

 

「へぇ~」

 

そう言えば美華はどうしてるんだろう……

 

「なぁ、美華はどうしてるんだ?」

 

「今は大人しくしているようです。

ですが、どんなに尋問しても一刀殿を出せと……」

 

「はぁ……あいつには困ったもんだなぁ……」

 

先輩としてはしっかり育って欲しいんだけど……

 

「一刀殿、彼女は一体何故一刀殿が所属していた組織に入ったのですか?」

 

ん~……口止めはされてないし、あいつのことを誤解されてるままじゃ

可哀想だからなぁ……

 

「あんまり言いふらさないでくれよ?」

 

「はい」

 

凛は頷くと近くにあった椅子に座る。

 

「あいつが解放軍に入ったのは俺があの世界に飛んでから三年が経った頃だ。

あいつの両親は政府や富豪達の汚職をおっていたんだ。

富豪達にとってそんな両親が気に入らなかったんだろうね。

あいつの両親を殺したんだ」

 

「!」

 

「だけど、警察……この世界で言う警備隊は現場の状況は間違い無く殺しなのに

事故と発表した。

それだけじゃなくその事故を起こしたのはあいつの過失とあいつに全ての責任を

押しつけたんだ。

それから彼女の生活はひどい物だった。

毎日のように来る誹謗中傷……

友達からの冷やかな目線……

俺達が彼女と会った時は何もかも信じて無いって言う目だったんだ。

俺達はゆっくり彼女と接して仲良くなったよ」

 

「…………」

 

話が終わり凛はゆっくりと立ちあがる。

 

「一刀殿、話して頂きありがとうございました。

出来る限り早くあなたと彼女が面会出来るように手を回しましょう」

 

「ありがとう、凛」

 

「いえ、ではこれで」

 

凛はそう言って部屋から出て行った。

 

「悪いな、美華……話さない方が良かったかもしれなかったけど

俺はお前が誤解されたままっていうのは許せなかったんだ……」

 

俺は美華の居ない部屋でそう美華に謝罪した。

後書き

 

どうでしたでしょうか?

今回は一刀が天下一品武道会に出るフラグを立てました。

大会に出る面子は決まっていますが誰と誰を戦わせるかは決まっていません。

誰と誰を戦わせるかのコメントを書いて頂けたら嬉しいです。

では、また次回。


 
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