No.279910

真・恋姫✝無双 帰って来た者 五話

DOWANNGOさん

こんにちわ~
今回は戦闘シーンです。
私は戦闘のシーンが苦手なのでおかしくなるかもしれませんが
よろしくお願いします。
では、始まり~

2011-08-20 18:51:45 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4690   閲覧ユーザー数:3967

「~~♪~♪~~~~♪」

 

街の中を歌いながら歩いているのは魏の覇王曹操。

真名は華琳。

その隣を歩いているのは北郷一刀。

今日は一刀と華琳のデートなのだ。

因みに誘ったのは華琳の方である。

大切なことだからもう一度言う。

誘ったのは華琳である。

 

「楽しそうだな華琳」

 

「ええ、久々にあなたと歩くのよ。

楽しく無い訳が無いじゃない」

 

「嬉しいこと言ってくれるな~」

 

傍から見ればただのバカップルである。

 

「華琳、次はどこに行くの?」

 

「そうね、下着を選びたいわ」

 

「分かった。じゃぁ、行こうか」

 

一刀が歩こうとするが華琳は顔を赤くして歩こうとしない。

 

「どうかした?華琳」

 

「……にぎ…………よ」

 

「ん?」

 

聞こえなかったのか一刀は聞き直す。

 

「手を握りなさいよ!」

 

華琳は顔を赤くして叫び声に近い音量で言った。

周りの人はその声を聞いて一刀を見る。

……主に嫉妬の眼で。

 

「わ、分かったよ」

 

一刀は華琳の手を握る。

すると、華琳は満足した顔をする。

そして、華琳達は歩き出した。

歩き出すと目の前には少女が居た。

 

「くすくす、先輩、お久しぶりです」

 

「お前は!」

「一刀、知ってる人?」

 

華琳は既に一人の少女から覇王へと変わっていた。

 

「ああ、俺の後輩だよ。

春蘭!秋蘭!華琳を連れて行け!」

 

一刀が二人を呼ぶと二人が出てくる。

二人は武器を構えている。

 

「北郷!お前も行け!季衣!お前に任せる!」

 

「は、はい!春蘭様!」

 

季衣は一刀を連れていく為に一刀の手を掴もうとするが

一刀はそれを避ける。

 

「大丈夫だよ、春蘭。修行したって言ったろ?

それに……」

 

そこまで言って一刀が微笑む。

その時間違い無くその場に居た者は一刀の後に鬼を見ただろう。

 

「俺と華琳のデートを邪魔した愚かな後輩に

おしおきしなくちゃ~」

 

「「「ひっ!」」」

 

その場に居た全員一刀の覇気に耐えられなかった。

だが、目の前に居た少女はその覇気に耐えた。

それだけで魏の武将達は一刀に任せた方が良いと悟る。

 

「流石で~す♪せんぱ~い♪私では勝てないかもしれませんけど

前座は務めますよ」

 

少女は胸ポケットか鞭を取りだす。

 

「ふふふ、先輩、たっぷり傷つけてあげますよ」

 

「悪いけど断るよ、美華」

 

一刀は手を右上から左下へ振り降ろす。

すると、その手には刀があった。

 

 

 

「一刀、どうやって……」

 

「説明は後でするよ。

今はこの後輩をたっぷりと

おしおきするから待ってて」

 

「じゃあ、行きますよ♪先輩!」

「あははははは!先輩!避けてばっかりじゃ埒がありませんよ!」

 

一刀はずっと見華の攻撃を避けていた。

一刀は大量に汗を流していた。

美華は鞭を振いながら一刀に向かって言う。

 

「先輩、多分ですけど啓雅さんから受けた傷を『裏技』を使って

無理矢理治したんじゃないですか?その所為であなたの気は

いつもの半分じゃないんですか?」

 

「察しが良くなったな。

でもな、だからってお前に負けるほど

俺は弱くなった覚えは無いぜ」

 

実際一刀は美華の鞭を問題無くかわしている。

だが、一刀は攻撃をしていない。

距離を詰めることもせずずっとかわしている。

 

「先輩もしかして隙を探してます?

はっきり言っておきますけど隙を見つけて攻撃しても

この距離ならあなたの攻撃が届く前に私の鞭があたなを

打ちますよ」

 

「………」

 

「だんまりですか?

まぁ、良いですけど」

 

一刀はずっと鞭を避けている。

そして、しばらくして

 

パシ!

 

「え?」

 

「はぁ……ちゃんと鞭を振う場所を状況によって使い分けろっ言っただろ?

すぐに見切れたよ……」

 

「もしかして避けてたのって……」

 

「ああ、お前の鞭を見切る為だよ」

 

「………」

 

一刀がそう言うと美華は顔面蒼白になる。

一刀の鬼の頬笑みがあったのだ。

 

「さ~て、美華~?俺の華琳とのデートを邪魔したんだから覚悟は良いよな~?」

 

一刀はゆっくりと美華に近づく。

 

「ひっ!せ、せ、せん、先輩!お許しをーーーーーー!」

 

「問答無用!」

 

「きゃーーーーーーーーー!」

 

「こちょこちょこちょこちょ………」

 

「あはははははははははははははははは!先輩やめ、やめへーーーーー!」

 

「もう邪魔すんなよ!?」

 

「しまへん!しまへんからーーー!」

 

「よし!」

 

一刀は美華を解放する。

解放した瞬間美華はぐったりして気絶してしまった。

 

「ふう……北郷隊の人間はここに居る?」

 

「はっ!ここに!」

 

「城に連れてって。丁重に扱う様に。

もし、丁重に扱わなかったら間違い無く

こいつの奴隷になるから」

 

「は!はい!」

 

兵隊は美華を大事そうに抱えて城へと連れて行った。

一刀は右上から左下に降り降ろす。

すると、刀が消えた。

 

「じゃ、皆。説明するからいったん城に戻ろうか」

 

「「「(こくこくこく)」」」

 

全員激しく同意する。

もし、同意しなかったら一刀のこちょこちょ地獄の餌食になるだろう。

全員引き攣った笑顔を浮かべながら城に帰っていった。

後書き

 

皆さんどうでしたでしょうか?

ここでオリキャラの美華の紹介です。

 

美咲 美華(14)

 

一刀の後輩。

相当なS。(一刀に限り)

Mだと言う噂もあるが真偽は

定かではない。

一刀に惚れている。

容姿は相当ば美女の部類に入る。

 

美華のステータス

 

武力 100

統率力 99(力で屈服させるから並の人間なら誰もが従う)

知力 30(厳しい生い立ちからまともな勉強をしていないから)

 

以上です。

何かご指摘がありましたらコメントよろしくお願いします。

では、また次回。


 
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