常にぐだぐだな状況で進んでおります。
注意していても誤字脱字も多々あるかと思いますが、気晴らしに読んでくだされば幸いです。
「霞、恋ご苦労様。…それで、あんたは何しにここへ来たの?しかも、なんか増えてるんだけど…まさか、月を助けに来たわけではないでしょう」
「え、詠ちゃん、何か怒ってない」
「怒ってないわよ。それで、この忙しいときに一体なんのようなの」
「実は…………」
「ちょっと、助けに来たならまだしもそんな事の為に月や劉弁様、劉協様を囮に使うというの。少し見ないうちに頭がどうかしたんじゃない」
「そんな事いっても、これが一番確実なんだが…なぁ」
「…私達に同意を求めても今回は口出さないわよ……はぁ、いくらなんでも手を出しすぎよ」
「紅鳳姉様…部下の方々から聞いていましたが、ここまでとは…少し反省の意味も含めて一人で考えなさい」
「ちょっと、誰に手を出したっていうんだ。手はまだ出してない」
「えっと、つまりこれから手を出してくれるということですか?」
「ちょっと月……って霞たちも興味心身にしないの」
「話がそれてるぞ…それで、囮になってもらえるか、もちろん劉弁と劉協にも協力してもらうが」
「いくらなんでも、それは……」
「わらわたちは別に構わないのじゃ。のう、蘭」
「ええ、一刀の手伝いが出来るのです。嬉しい意外ありません」
「って、何でここにいるのですか!!」
「何で、って…恋につれてきてもらったのです。いけなかったですか」
「…………恋、何でつれてきたの」
「話したら…会いたそうにしていた…いけなかった?」
「彼女、あなたの話し方に似ているわね」
「うん…けど…キャラが被ってる…話し方…変えようかな…」
「おい、それより話がまとまったみたいだしよろしく」
「まとまってない!!勝手に話を進めないでくれる。それに、そんな危険なことに月を…劉弁様、劉協様を巻き込めるわけ無いでしょう」
「詠ちゃん私は別に構わないよ…」
「私達も別に構いません」「わしもじゃ」
「といっているが………」「ぐっ、分かったわよ。そのかわり、絶対傷つけないでね」
「分かってる。紅鳳達だけじゃなく、部下もいることだし問題ない」
「おい、部下って何所にいるんだ」
「何でも、格好が恥ずかしいらしく、そこに隠れてる」
指を差すと、柱の影ゆれ、4人の男女が姿を現した。その姿はとても変わっており、その姿を見た紅鳳達は腹を抱えて笑っていた。胡蝶たちは何故笑っているのかわからないが、その意匠をどこかで見た事があるような気がした
「ね、ねぇその服って…」
「ああ、此処では店を出しているんだったな。確か…」
「だ、団長…勘弁してください。月下様たちに思いっきり笑われているのに、これ以上恥をひろめないでください」
「いいじゃないか、どうせ帰還後そのメイド服と執事服が部隊の衣装になるかどうか検証するんだから、今のうちに慣れとけ」
「嘘ですよね…団長!!」
「……そんな事よりも、彼等の腕は確かなんでしょうね!!」
「そんな事って俺達にとっては大切なことなんだが…」
「問題ない「ちょっと団長」…そうだなぁ、力は恋よりも上かな」
「…今は、その言葉を信じるは時間も無いことだし。………あと、華雄今度勝手に出撃したら見捨てるからそのつもりでね」
「う、うむ。分かった」
「それじゃ連合を此処で迎え撃つわよ」
「「「オォォーー(…オォ)」」」
「一刀さん久しぶりに遊びましょうよ」
「そうじゃ、どうせわらわ達は力になれないし」
「そうですね」
「ねぇ、一刀…この世界の皇帝はこんなのでいいのかしら?」
「いいんじゃないか…それよりも、俺達も仕事に戻るぞ」
「紅鳳姉様、それもそうね」
「はい。瑪瑙たちも行きますよ」
「それもそうね。連合が勝負をつける前に一刀に彼女達の事を根掘り葉掘り聞きださないといけないわね」「おい」
「ええ…此処に…副作用が強い…自白剤が…あるから…使う?」
「黒耀…それは後にしなさい。雑用に差しつかえます」「…分かった…」
一刀が紅鳳たちに尋問という拷問を受けながら、時が来るのを待つこと数日…連合と董卓軍との戦いが終結し、詠は月と皇帝を逃がす為に侍女の格好(一刀の部下の服参照)をさせ、中庭で一刀が来るのを待っていた
それを見ている十常時最後の生き残りが、月を亡き者にしようと自ら動き出した
「これは、これは董卓様、劉弁様と劉協様もご無事で何より」
「貴方は…」
「しかし、董卓様には此処で死んでいただかないと、わ、た、し、の………ムグッ!!」
「ようやくかかったか。てこずらせてくれたな」
「ちょっと、一刀遅いじゃない!!お陰で月が殺されるかと思ったわよ。それに、あんたの部下と婚約者達は何所に行ったのよ」
「すまん。部下は、こいつの手下を処分し終えてもう直ぐ来るはずだ。あと紅鳳達には人を呼んでもらっている」
「人…何のために」
「ああ、それは」
最後の一人を捕らえ、詠たちと少し話し込んでいると、三人組の武将らしき人たちがこちらに向かってきた
「ちょいと、取り込み中申し訳ないんやけど」
「このあたりで、董卓を見なかったか」
「そう~なのぉ~、隠すと為にならないのぉ」
「取り込んでいないけど…話を聞くときはまず名前を名乗る者だろう」
「そうやなぁ~ウチは曹操様の処でお世話になってる李典ちゅもんや」
「同じく、于禁なのぉ~」
「自分は楽進といいます。それで貴様の名は」
「へぇ~、華琳さんの知り合いか…丁度いい」
「貴様!!華琳様の真名を気安く呼ぶな!!」
「そやで、それに兄さんなんで華琳様の真名を知っているんや」
「そうなのぉ~。説明してほしいのぉ~」
「ちょっと、あんた曹操とかを見知りなの…って、色々回るといっていたわね」
「えっと、李典さんといったか「なんや」ちょっと、華琳さんを此処に呼んできてもらえないか。来たら、説明するから」
「今いえない理由があるのか!!それに、そこに磔になっている人は何だ!!」
「これを踏まえて説明するから呼んでほしいんだが」
「分かった。そのかわり見張りの意味を込めて、沙和は此処に残ってこいつ等を見張っておいてくれ。私と真桜は華琳様を呼んでくる」
「分かったのぉ~」
「あぁ、華琳には俺が会いたがっていることと、約束を果たしに来たと伝えてくれ」
「よう分からんが、伝えればいいんやな」
「ああ、それでたぶん分かるはずだから」
李典と楽進が華琳の元に戻るのと入れ違いに紅鳳達が雪蓮たちを連れて戻ってきた。が、于禁の存在を見つけると紅鳳達は一刀に詰め寄っているころ、負傷した春蘭の治療が終わり、一段楽したころに李典たちは一刀が会いたがっていることを伝えると
「そう、一刀が分かったわ。春蘭、秋蘭一刀のところに行くわよ」
「「…はっ!!」」「お待ちください華琳様。あれには言いたいことが山ほどありますし私も連れて行ってください。」
「貴方にはやることが残っているでしょう。それに、時間ならたくさん取れるでしょう。その時にでも言いなさい。」
「分かりました。そのかわり、一刀…じゃなく、あれは暫く私に預けてもらえないでしょうか」
「…まぁいいでしょう。それじゃ、行くわよ2人とも」
華琳達が一刀の所につくと何故か女による修羅場が繰り広げられていた
「それで、一刀。この子は誰なのかしら」
「珠凰、えっと、于禁は華琳の元にいる子で、華琳が来るまでの見張り役だ…よね」
「そ、そうなのぉ」
「じゃ、雪蓮たちは私達が連れてきたからいいとして、何で劉備達がいるの!!」
「瑪瑙落ち着け、それは俺に聞かれても…後武器をしまえ」
「ふぅ~ん、ならこの子達(劉弁、劉協)が貴方に抱きついている訳を教えてくれないかしら?しかも、もう一人も抱きつこうとしているみたいよね」
「それは、たぶんお前達の殺気が怖いだけじゃ……」
于禁がこの状況に耐え切れず周囲をうかがうと、華琳たちを見つけその場を離脱する。
一方華琳たちは一刀に詰め寄っている4人の女性を見て『綺麗な子達ね。一刀とは一体どんな関係なのかしら…それよりも、いい加減、無視されるのにも我慢の限界ね』
「ちょっと!!あなた達、人を呼んでおいて無視するやめて貰えるかしら!!」
一瞬の静寂の後、華琳に気がついた一刀が
「…か、華琳か、久しぶり。元気そうだな」
「ホント、久しぶりよね。それで、一刀…」ヒュッ!!
「どうして、貴女が一刀の名を呼んでいるのかしら」
「貴様等!!うッ」ヒュッ!!
「説明してもらえる」
珠凰と瑪瑙がそれぞれ夏候淵と夏候惇の首筋に紅鳳が華琳の首筋に得物を当て、黒耀が銃を李典たちに向け一気に険悪ムードが増した。
「お前達、ちょっとは落ち着け。毎回、俺の名を呼ぶたびに喧嘩腰になることないだろう?…すまん、華琳。聞かないかもしれないが、後でいておくから許してやってくれ。紅鳳たちも得物を下ろせ」
「「「「分かったわ」」」」
「貴方に張り付いている人は誰なのかしら」
「ああ、紅鳳達の殺気に怯えて張り付いてきた4人は董卓に可愛いという理由で侍女をやらされていてね。「…ちょっと」可哀相なんで雑用のついでに助けたらこうなった。で、こいつ等の紹介は後でいいだろう」
「まぁいいわ。婚約者がいたこと等は後で追求するとして、一刀今まで無視してたけどあれは何」
全員が意図的に(劉備以外)無視していたれ、磔にされた人物を見ながら一刀の答えを待つ
「あれが、皆さんお探しの董卓(?)だ」
「私ではない。そこで、右往左往しているのが本物の董卓だ」
「激しく否定しているようだけど…本当にそうなの」
「ああ、あくどい顔つきから言ってそうだろう。それに、こんな可愛い子が董卓だと思うか?」
一刀が月の肩をつかみ、全員に見えるように前に出すと
「へう~」
「見えないわね。というよりも、さっき一刀が言ったことの方がしっくり来るわ」
「孫策の言う通りね。(食べたい位)可愛いし、雰囲気が董卓というよりも侍女のほうが会っているわね…で、そんな事言う為にわざわざ捕らえている訳ではないでしょう」
「ああ、こいつにはちょっと、劉備のところでのイライラの捌け口にでもなってもらおうかなぁのと、董卓が確実に死んだことをひろめられるように呼んだだけだ」
「あの、断罪者さん。いくら悪政をしていたからといって、殺すのはどうかと」
「君達はこいつを退治しに来たんだろう。それにこいつは、使ってはいけない薬を所持しただけでなく、皇帝にも使おうとしたし、何より仲間との話し合いで、殺すように言われているしな」
「だから、私は董卓じゃない。それに、その怪しい男にたぶらかされている御二人こそ、劉弁様と劉協様なんだぞ。それを侍女とふざけているのか」
「ふざけるも何も、劉備はともかく雪蓮と華琳は気付いてるし。…俺も、そろそろ仕事に戻りたいからとっとと、終らせるな…あと、誰がたぶらかしてるって」
「そんな雑な扱いか…」
相手の言い分も通らず一方的な死刑宣告により、剣を振り下ろすと、自称董卓の首と胴が切り離されると同時に凍りついた
「相変わらずね一刀」
「何これ…しかもどうして花状に凍っているのよ」
「趣味ではないが、たまにはこっち(剣)も使わないといけないと思って…」
「一刀、トラウマはもう大丈夫そうね…それにしても綺麗に凍らせたわね」
「確か…凍花だったかしら。それにしても綺麗ね」
「そうか。…さて、一人は気がついてなかったけど…ええい、いい加減離れろ」
「「きゃ」」
一刀がいつまでも引っ付いていた胡蝶と蘭を振り払い、話を再開する。
「話を戻すが、この2人が一応先皇帝の子供だ。この2人と董卓のところで侍女をしていた2人をどうするかは、あんた達で話し合ってくれ。あと、華琳約束通り、これから約2ヶ月間君を見定めさせてもらう」
「いいわ。楽しみにしてなさい」
「曹操。死なないでね。…それと、彼女たちをどうしようかしら」
「あの、できれば一刀と一緒に諸国を周りたいのですが」
「うむ、一刀と一緒に旅をしてみたいのじゃ」
「…と劉弁様と劉協様はいっているけど、一刀どうするつもり」
「諸国を周るって、後行くのはせいぜい華琳のところぐらいだぞ…その後は傍観するつもりだし」
「そうなのですか?いろいろなところを周ると思っていたのですが」
「それは、もう済ませました。後はそこにいる若干(胸が)残念な人のところだけです」
「誰が残念な人ですって!!一体私の何所が残念なのよ」
「そんな事より「良くない!!」…諸国を周りたいのなら、何も俺達と一緒じゃなくても周れるだろう」
「…はぁ、思い出しました。一刀は基本的に鈍感なのを…けど、どうしましょうか?」
「紅鳳様、そろそろ馬鹿が『董卓さんはまだ見つからないのですかぁ』と騒ぎを起こしそうですね」
「なら、団長と一緒に諸国を周ればいい「おい」ただ、他の国に行くときの護衛役として。そうすれば問題ないじゃない…一応、許可は下りてる観念した方がいい団長」
華琳達が声のした方を見ると不思議な(メイドor執事服)格好をした4人の男女が立っていた。
「誰、彼女たちは…それにあの格好はなに、団長って呼ばれていたけど、あなたの部下なの」
「あら、どこかで見たことあるような…」
「雪蓮はあるに決まっています。呉の酒屋で働いている方もいますし」
「あのぉ~、この格好で働いているんですか…羨ましい」
「月、確かに可愛いけど、今はそれどころじゃ」
「あいつら、というよりも、どうせ一花の提案だろう。分かったよ。彼女たちを他国に送り届けることは了承しよう。いいだろうみんな…」
「分かったわ。一花には一応借りがありますし」
「…瑪瑙姉様の…言う通り…いつまでも…借りっぱなし…は良くない」
「そうですね。此処で返しておく方がいいでしょう」
「紅鳳姉様の言うことはもっともね…いいわよ」
「それで、私達はどうなるのよ…まさか、何も考えてないわけ無いでしょうね」
「…………………………ああ、彼女たちについていけばいいんじゃないか。彼女達の世話も必要だし」
長い間のあと一刀は月達について詠に答えると、周囲は不安になってきた
「一刀、今の間は何かしら、まさか何も考えてなかったの」
「まぁいいじゃない、話は終ったし私達は袁術のところにかえるわ」
「…そうね。時間はあるし、彼女達の事も踏まえて聞きだすとするわ。春蘭、秋蘭戻るわよ。劉弁様と劉協様も行きますがいいですね」
「ええ、月たちも行きましょう」
「はい。詠ちゃんも行こう」
「…そうね。いちいち突っかかってもしょうがないわね」
「あの、私っていったい何のために此処にいるの」
「なぁ、紅鳳何か忘れてないか「何も忘れてないわよ」…珠凰は「私も特に」瑪瑙…「ないです」黒耀…「一刀が…いればそれで」…まっいっか」
一刀が華琳たちと共に魏の陣営に戻り、雪蓮もまた美羽の元に戻る。が、劉備だけが話しに加わる事無く置いてけぼりを食らった
Tweet |
|
|
7
|
1
|
追加するフォルダを選択
もし恋姫無双にこんな設定があったらと書いてみました。
世界の守護者の一人である一刀が外史と呼ばれる三国志の世界で魏・蜀・呉の人々と触れ合い?ながらその世界が破戒するのか、それとも存続するのかを見定めていく物語です。基本中立的な立場からどの勢力にも属しませんが、一時的に属することはあります。
基本的に一刀に関わった女性は惚れますが、本人はいつものことなので相手からきちんとした気持ちを打ち明けられない限り気がつきません。