No.275049

のがれのまち。ソドム

ロハスからきたひとたちのことを、ソドムのいきものたちは。エンジェルさんたちといった

じごくにほとけだ

と、がまちゃんはおもった

2011-08-16 09:10:52 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:458   閲覧ユーザー数:458

ロハスからきたひとたちのことを、ソドムのいきものたちは。エンジェルさんたちといった

 

じごくにほとけだ

 

と、がまちゃんはおもった

いままでほうこうしていたじぶんが。ここでは尊敬をうける

足もきれいになめてもらえる

こんな事があってもいいものだろか

 

ソドムは

ロハスの汚物ですべての生活がまかなわれている

けれど。くさいようなどくのようなものはうしなわれている

ロハスの、ぎじゅつのすべては、ソドムからもってきていた

ソドムのぎじゅつでは、まほうのように、ゴミやゆまりを、たちまちうつくしい

森や小川に変え、ロハスがたれながしたもので

ソドムの胃袋はみたされた

 

がまちゃんは、ひとつ不思議におもっていた、「ソドム」なのに

なぜ逃れのまちなんだろう、「ソドム」は、ゴモラと一緒に、滅ぼされた街だったから

がまちゃんは、よけいにそれはきになった

 

「「ソドム」が今ではのがれのまちだ」

 

こえがいった

 

「めいめいふくざつなかんがえをもっていて

かみさまはもうわたしたちをさばかなくなった

だから

これらのまちはもう

さばきからのがれるまちでも

さばかれるまちでもなくなった

いつかかみさまがくるときには

わたしたちはまっさきにほろぼされるように

そしてそうじゃないあいだは

さばきからまぬかれるように

このまちは

ソドムとよばれ

のがれのまちとされたんだ」

 

がまちゃんはめをつむった

すてきなことばだった

宝石のようなことばだった

その宝石につつまれて、がまちゃんは

ロハスから流れる、ゆまりのお茶をすすった


 
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