「そりゃあね、出番が多いってーのは有り難いよ?だからってさ、何でもアリ…って訳にゃあいかねーよ」
「ま、ハマリ役だってのは認めるケドw」
「こっちにだって好き嫌いはあるしさ、正直なトコ乗り気でない時だってあるよ(T_T)」
「そ・れ・な・の・に!だ。世間は冷たいよな~誰もかれも俺がそういう奴だっていう前提で話をするだろ?」
「ほら!例えばアレだ!ドラマとかでさ、意地悪な役をやってると現実でもそうなんだと思い込む視聴者!アレと同じ!!」
「やめてほしいよな~ったく!(>_<)」
「…アイツの気持ち、よく分かるよ」
「ん?“アイツ”が誰かって?」
「ええと…あ、俺はさ、地上専門じゃん?だけどアイツは海専門!」
「肌がザラッとしてて三角のヒレの…そうそう!そいつ!」
「アイツもさ、何とかって映画が流行った時にさ、相当言われたらしいぜ?」
「そりゃあもう顔合わせる度に指差されて“人喰いだ、人喰いだ!”って」
「俺もたま~に言われんだけどさ、誰が好き好んで人なんか喰うかっ!っつーの!!(`へ´)」
「ジョーダンじゃねーよホント!俺ってこー見えてもスッゲー家族想いだったりするんだぜ?」
「なのにさ…え?ああ、うん、まあね。ガキは嫌いじゃねーよ?それに俺、一応大黒柱だし(^^ゞ」
「俺らってさー群れで行動すんじゃん?その群れってさー実は家族で構成されてるって知ってた?」
「上下関係はキビシーけどさ、仲間は大事にするんだぜ?」
「あれ、意外だった?(@_@)」
「どうよ?最初の頃とイメージ変わって来たろ?俺ってチョ~優しいのヨ見た目と違って」
「…っととワリィーな、なんかグチばっかになっちまって(^_^;)」
「でもさ、ちっとは分かって欲しーワケよ。いくら悪人面だからって中身まではそうじゃねぇんだって」
「でもやっぱ期待には応えないとイケナイ訳で…」
「お約束ってヤツなw」
「スッゲー無理してるよ~俺。とっくの昔に限界超えちゃってるね」
「腹は掻っ捌かれるわ、石詰められて沈められるわ、挙句の果てには息だけで家を吹っ飛ばせってんだから!」
「フツ~は出来ねーよなー。俺ってスゴイかも(゜Д゜)」
「…何?俺が人を喰ったって?」
「ああ!あのバァサンね。そりゃ誤解だって!確かに丸呑みにはしたけど消化はしてないっしょ?」
「生きてたんだからイイじゃんか、細かい事は気にすんなって(^_-)-☆」
「そんなんが多いから待遇改善を要求したくもなるんだよな」
「分かってくれる?俺の苦労」
「愚痴の一つも言いたくなるのさ…たまにはね(*^_^*)」
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セリフだけで短編を書いてみようとしたらいつの間にかインタビュー形式に。もはや勢いだけの話です。