No.263686

ミナソコノヌシ

彼の実家は海を見下ろす小高い山の上の神社で、彼の姉は祀られた水神に仕える巫女だった。
姉は生来、人外のものと親和するちからを持っていたが、「むこう側」への畏怖を忘れなかった。
だから、彼はこんなことになるとは思ってもみなかったのだ。

彼女が覚めない眠りに落ちるまでは。

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2011-08-07 16:34:31 投稿 / 648×1920ピクセル

2011-08-07 16:34:31 投稿
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