No.260056

織斑一夏の無限の可能性4

赤鬼さん

インフィニット・ストラトス二次創作、第四話です。

vsセシリア戦です。

白式もやっと出せます。白式も若干チート化してしまいました。

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2011-08-05 09:14:47 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:6770   閲覧ユーザー数:6433

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Episode4:クラス代表決定戦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【一夏side】

 

 

クラス代表決定戦当日の放課後、後少しで試合が始まる。

 

アリーナの観客席には既にクラスメイトの面々が、管制室には千冬姉に山田先生が、フィールドでは既にセシリアがISを展開して、俺の登場を待ち構えている。

 

そして、第三アリーナAピットには俺と箒の二人きり。

 

俺の専用機の到着を待っていた。

 

 

『織斑君―――織斑君、織斑君』

 

 

Aピットに設置されているスピーカーから管制室にいる山田先生の俺を呼ぶ声が聞こえてきた。

 

 

『織斑君、来ましたっ!織斑君の専用IS』

 

 

『織斑、直ぐに準備しろ。アリーナを使用できる時間は限られているからな。ぶっつけ本番でモノにしろ』

 

 

千冬姉も無茶言ってくれる。

 

ISに乗った時間はまだ一時間にも満たないのに。

 

重低音な音が響き、ハッチが開く。

 

視界に映るのは―――機体色がほぼ真っ白に染められた俺の専用機。

 

 

『これが織斑君の専用IS”白式”です』

 

 

『直ぐに装着しろ。時間がないからフォーマットとフィッティングは実戦でやれ』

 

 

これが俺の専用IS、白式か......よろしくな相棒。そしてその専用機に手を翳すとあの試験会場で味わったこのISの情報が俺の頭の中に流れ込んでくる。

 

そしてまた前世での記憶が俺に流れ込んできた。

 

―――目の前にいるのは真剣を構える祖父と対峙する俺。まだ思い出していなかった前世からの記憶と経験が引き継がれる。

 

 

『織斑、どうした?時間がない。早く装着しろ』

 

 

呆けていた俺は千冬姉の声で現実に引き戻される。

 

大丈夫だ。馴染む。これが何なのか、理解できる。何の為に存在しているのか、分かる。

 

千冬姉の言葉に従い、白式を装着する。

 

搭乗者を受け入れるために開いていた装甲が閉まり自分の体に密着していく様子はまるで、ISと自分が融合していくかのような感覚を覚える。

 

 

―Access,System start―

 

 

白式に俺の感覚が同調していく。視界に表示される空間投影モニターが無数に表示されては、消えていく。白式が俺を理解していく。

 

 

『セシリアさんの機体はブルー・ティアーズ。遠距離射撃型のISです。ISには絶対防御という機能があって、どんな攻撃を受けても最低限、操縦者の命は守られるようになっています。ただ、その場合、シールドエネルギーは極端に消耗されます。分かってますよね?』

 

 

ISの試合形式はこのシールドエネルギーの残量をいち早く0にした方の勝ちとなる。

 

格闘ゲームにあるようなHPゲージのようなものだ。

 

 

『織斑、気分はどうだ?いけるか?』

 

 

「大丈夫だ。いけるさ」

 

 

千冬姉も俺の言葉の満足したのか、後は何も言ってこなかった。

 

 

「箒.....いってくる」

 

 

「あぁ、勝ってこい」

 

 

箒の言葉に頷き、俺は白式をカタパルトに乗せ、スラスターを吹かし発進させる。

 

アリーナ上空まで飛び上がると、セシリアが既に待機していた。

 

 

「最後のチャンスを上げますわ」

 

 

セシリアは自分の勝利を信じて疑っていないようだ。

 

本当に女尊男卑を地でいく人の様だ。美人なのに勿体ない。

 

 

「そう。このまま戦えば、わたくしが勝つのは自明の理。今ここで謝るというのでしたら、許して差し上げない事もなくってよ」

 

 

―警戒、敵IS操縦者の左目が射撃モードに移行。セーフティのロック解除を確認―

 

 

どうやら敵は言葉とは裏腹にやる気の様だ。それに俺も男だ。このまま言われっぱなしというのも癪に障る。

 

 

「御託はいいから、かかってきなよ」

 

 

「そう......残念ですわ。それなら―――」

 

 

―警告!敵IS、射撃体勢にに移行。トリガー確認、初弾エネルギー装填―

 

 

前方のセシリアからのロックオンを警戒するかのように警告と表示されるモニターが展開されている。

 

 

「お別れですわねっ!!」

 

 

セシリアからの宣戦布告ともとれる六七口径特殊レーザーライフル〈スターライト.mkⅢ〉による一瞬の閃光が俺を狙ってくるが、間一髪のところで避ける。

 

そして、そのまま第二射、第三射とビーム射撃が続く。

 

実際、まだこの白式は準備が出来ていないのか、俺の感覚に充分についてこれてない。

 

その為、動作が遅れ、肩部、脚部をビームが掠る。それだけでシールドエネルギーは減少していく。

 

 

「さぁ、踊りなさい。わたくしセシリア・オルコットとブルー・ティアーズが奏でる円舞曲で」

 

 

ちぃっ!!流石に丸腰じゃ分が悪い!!

 

武器はないのか?

 

モニターに表示されるのは近接用ブレード一本のみ。他に武装はないようだ。まぁ、でも唯一の武器がブレードタイプだったのは救いか。

 

右手に近接用ブレードを展開させる。

 

 

「遠距離射撃型のわたくしに近距離格闘型で挑もうなんて、笑止ですわっ!」

 

 

確かに。とうとうシールドエネルギー残量も500を切ってしまった。

 

 

「このブルー・ティアーズを前にして初見でここまで耐えたのは貴方が初めてですわね。誉めて差し上げますわ」

 

 

「そりゃ、どうも」

 

 

【セシリアside】

 

 

正直、驚きましたわ。

 

わたくしとブルー・ティアーズを前にして初見でここまで耐え切れるなんて。

 

母国イギリスにいた時でもいなかった。初見の場合、最初の数分で勝敗が決するからだ。

 

それがIS実働時間がまだ一時間にも満たない目の前の男は耐えているのだから。

 

面白い。世界で唯一の男性IS操縦者といえども初心者。わたくしの敵ではないと思っていましたが、少しばかり見識を改めましょう。

 

遊びはこれでおしまい。

 

わたくしのブルー・ティアーズで華麗に散らせてあげますわ。

 

役目を終えた舞台役者はもう舞台袖にはける時間なのですから。

 

 

「では、そろそろフィナーレと参りましょう」

 

 

サイド・バインダーに装備している4基の射撃ビットを展開させる。

 

そう、このBT兵器こそがブルー・ティアーズの真骨頂。思考制御型の遠隔射撃武装レーザービットを四方に展開させ、そのまま四方からレーザー射撃を繰り出す。

 

視覚からの射撃、IS初心者である彼に躱せる攻撃ではない。これで決まった―――私はそう思っていた―――しかし、予想は裏切られる。

 

被弾しながらも直撃を避けているのだ。

 

4基のレーザービットを戻し、スターライト.mkⅢで狙いをさだめ射撃をするが、彼は何とブレードの一閃でレーザーを弾く。

 

ごくっ。息を呑むのが自分でも分かった。

 

本当に初心者なの?!彼は―――

 

すると目の前には加速してきた彼が何時の間にか目の前まで迫ってきていた。

 

上段からの一閃―――それを避け、もう一度距離を取るべく離れてから、もう一度4基のレーザービットを展開させ、四方から遠隔操作によるレーザー射撃を行う。

 

 

「見切ったぞ、ブルー・ティアーズの弱点!!」

 

 

一基のレーザービットが彼の斬撃により両断され、残骸が爆発四散した。

 

彼は気付いたのだ。わたくしがレーザービットを展開させるのに思考制御に意識が集中してしまい、ライフル射撃が行えない事を......!

 

 

【千冬side】

 

 

ディスプレイに映る一夏は思考制御型の遠隔射撃武装レーザービットの弱点に気付いたようだ。

 

思考制御に集中するあまり、それ以外の攻撃が行えない。

 

BT兵器の実働データをサンプリングすることを目的とした試用機、つまり単一の機体。

 

イギリス国内でこのブルー・ティアーズの適性値が一番高かったセシリア・オルコットでさえも思考制御によるビット射撃を行う際はそれ以外の行動が制限されてしまう。

 

それにISに乗って間もない一夏が気付いたのだ。

 

やはり、奴にも天性の才能があるのかもしれん。

 

 

「はぁ~、凄いですね、織斑君。ISの機動が二回目とは思えません」

 

 

真耶も一夏の機動に驚いている。

 

当然だ。この私の弟なのだからな。しかし......

 

ウィンドウに映る一夏のIS、白式はまだフォーマットも<フィッティングも終わっていない。

 

つまり、一次移行(ファースト・シフト)も終わってない状況なのだ。

 

一夏の反応に白式が反応し切れていないはず。

 

そんな状態にもかかわらず、専用機持ちの代表候補生を相手にして、ここまでやれたのは正直、驚いた。

 

剣の才能があるのは入学前に手合せした時点で分かっている。

 

それでも一夏のISの機動をじっくり見たのは今回が初めてだ。

 

ただ、一夏は専用機を持った事で油断していた。

 

 

「あの馬鹿者......うかれているな。さっきから左手を閉じたり開いたりしているだろう?あの癖が出る時は大抵、簡単なミスをする」

 

 

「はぁ~、さすが、ご姉弟ですね」

 

 

何となくそう言ったであろう真耶の言葉にハッとする。

 

 

「ま、まぁ、何だ。あれでも一応私の弟だからな......」

 

 

「あー、照れてるんですかー?照れてるんですねー?」

 

 

............私は無言で真耶の頭を鷲掴み、締め上げていった。

 

 

「いたたたたたたたたっっ!!」

 

 

さて、この勝負、十中八九、セシリアの勝利だと思っていたが、分からなくなってきたな。

 

 

 

【一夏side】

 

 

残るレーザービットは3基。

 

死角から迫るビット射撃を躱し、返す刀で1基のレーザービットを斬り払う。

 

真っ二つに両断されたレーザービットは爆散し、残り2基のレーザービットを視線で追う。

 

左右に別れたレーザービットを確認し、先ずは左のレーザービットを斬りおとし、そのまま右に展開されたレーザービットも斬りおとす。

 

これでレーザービットによる射撃は出来なくなった。

 

後は近付いて、セシリアを落とすだけ。そのまま加速し、セシリアに一気に迫る。

 

 

「かかりましたわ」

 

 

不敵に笑うセシリア。そして

 

 

「4基だけじゃありませんわ。ブルー・ティアーズは6基ありましてよ!!」

 

 

腰に備えてあった二つの円筒状パーツから一発ずつ、計二発のミサイルが放たれた。

 

 

「―――っ!!しまったっ」

 

 

油断していた。油断大敵。

 

俺は初めての自分専用機にうかれていたのかもしれない。前世では祖父ちゃんにあれだけ「勝負の際には決して油断するな」と厳しく言われていたのに......!!

 

迫る2基のミサイルビットは追尾型弾道ミサイルの様で距離を離そうとしても軌道を変え、俺を狙ってくる。

 

 

「―――それならっ!!」

 

 

ミサイルを叩き斬るだけ。

 

離れた先で構えようとするが、白式の反応が遅れた。

 

フィッティングが未だ終わっていない白式が俺の反応に付いてこれてなかったのだ。

 

迫るミサイル。

 

直撃。そのまま爆発に包み込まれる。

 

 

「一夏っ!!」

 

 

モニターに映る一夏を包み込む爆発。

 

箒は一夏の無事を祈るような気持ちでモニターを見詰め続けていた。

 

 

「ふん、機体に救われたな。馬鹿者めが」

 

 

千冬は分かっていた。一夏のISがやっと一夏の専用機になった事を。

 

 

煙が晴れる。そこには一夏と一次移行(ファースト・シフト)を終え、姿を変えた白式が映っていた。

 

各部装甲は全体的にスリムな形状となり、両腕並びに脚部の装甲にはブレード状の突起が付いている。

 

そして、特徴的なのが白式の背中にある二機の大型ウィングスラスター。スラスターには大型の噴射口が一つと、補助と思われる小型の噴射口が一つ。計四つの噴射口。

 

ここで初めて白式が本当の姿を見せたのだ。

 

その変化した姿にセシリアが、箒が、そして管制室にいた真耶、アリーナ客席で試合を観戦していたクラスメイトが驚きの声を上げる。

 

一夏の空間投影モニターには<フォーマットもフィッティング終了のメッセージが表示される。

 

試しにブレードを一閃させる。

 

ふむ、やっと反応が追い付くようになったようだ。これならいけるかな。

 

 

「まさか、一次移行(ファースト・シフト)!?今まで貴方、初期設定だけの機体で戦っていたというの?」

 

 

セシリアは驚いてる。

 

初期設定の機体で戦った奴なんて、IS史上、俺が初めてだったりして。

 

基本的に世界に存在する全てのISは一次移行(ファースト・シフト)を終わらせた上で運用されている。

 

初期設定の機体で戦う奴なんて、そうそういないよな。

 

まぁ、これでコイツは今ここで初めて俺の専用機になった。

 

―――さて、いきますか。白式。

 

先程まで名称の無かった近接型ブレードは雪片弐型と表示されており、その刃は形を変え、蒼白いレーザー出力によるブレードを展開していた。

 

ウィンドウに表示される白式の能力。

 

―――単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)、零落白夜、発動。

 

今まで俺の反応に付いてこれていなかった白式と完全なまでに感覚がシンクロしているのが分かる。

 

試験会場で初めてISに触れた俺の人生を変えた日、入試試験でISに乗った日、そしてさっきまでの時よりも遥かに比べ物にならないくらいの感覚。

 

機体から脳内に膨大な情報が流れ込んでくるのも不快には感じず、あくまで自然に感じる。

 

人間が空を飛ぶ―――本来なら有り得ない行動であるにも関わらず、それがあくまで自然なものであるかのように。

 

左手を軽く開き、また閉じる。脳から伝達された動作情報を正確に左手に送る。誤差もなく装甲に包まれた俺の指先は正確に駆動する。

 

右手に持っている近接特化ブレード、雪片弐型は先程までとは形が異なり、ビームサーベルのようにレーザーにより刀の形にかたどられており、その大きな刀身にも拘らず、重量を全く感じさせない。

 

雪片弐型。あの千冬姉がモンド・グロッソで使っていた唯一の武器、雪片。その後継とも言うべき刀。

 

今までは守られてきたばかりだった。でも、これからは違う。俺には白式がある。

 

そして、前世の記憶にある御剣一刀流の技がある。

 

 

「守られているだけの人生は今日で終わりだ。これからは俺が―――俺が千冬姉を、家族を、守ってみせるっ!」

 

 

「はぁ?貴方、何を言って―――」

 

 

「取り合えず、千冬姉の名前を守る。あの千冬姉の弟が不出来じゃ格好付かないからな」

 

 

「~~~っ!!もう!面倒ですわっ」

 

 

セシリアは腰に備えてあった二つの円筒状パーツから今度は二発。計四発のミサイルを放つ。

 

悪いが同じ手はそう何度も喰らわない。

 

計四発のミサイルを切り払い、雪片弐型を正面に構え、セシリアとの距離を詰めるべく、加速させる。

 

 

「―――っ!!」

 

 

正面上空に見えるセシリアは六七口径特殊レーザーライフル〈スターライト.mkⅢ〉をカメ直すが、その射撃がもう当たる事はない。

 

雪片弐型を正面に構え、セシリアを視界に捉える。

 

 

「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーっ!!」

 

 

一気に加速し、セシリアの上段を取る。そのまま上段からの袈裟斬りと下段からの斬り返し。

 

上段からの袈裟斬りでライフルの銃身を斬り、セシリアは攻撃の手段を無くし愕然としている。

 

そのまま返す刀で斬り上げる。

 

その太刀はセシリアのシールドエネルギー全てを斬り取った。

 

 

―――『試合終了。勝者―――織斑一夏』

 

 

セシリアのシールドエネルギーが0になった事でブザーとアナウンスが会場内に鳴り響く。

 

一瞬の静寂。

 

そして、湧き上がるクラスメイト。

 

 

「すっごーーーい」

 

 

「代表候補生に勝っちゃった」

 

 

「織斑くーーーん」

 

 

ふぅ。残りシールドエネルギーも50を切ってる。

 

単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)、零落白夜、どうやらこの能力は自身のシールドエネルギーを攻撃力へと変化させるものなのか。

 

危うく自滅するところだった。

 

視線をセシリアの方に向ける―――

 

 

『―――織斑っ!!』

 

 

管制室から俺の名前を叫ぶ千冬姉の声にハッとし、セシリアの方に視線を向けると、セシリアのISはシールドエネルギーが0になった事でISが解除されていたのだ。

 

どうやらセシリアはさっきの斬撃の衝撃で気を失っているらしい。

 

その状態でISが解除されている―――つまり、空の上で生身なのだ。

 

人間は空を飛べない。

 

ISを装備していないという事は落ちるだけ―――落下するセシリアを救えるのは現状ISを装備している俺しかいない。

 

いくら絶対防御があるといってもこの高さから落下すれば、命が危ない。

 

落下するセシリアを直ぐに追いかける。

 

観戦していたクラスメイトも現状に気付いたらしく、歓声から悲鳴へと声を上げている。

 

くそっ、間に合え、間に合え、間に合えぇぇぇぇぇぇーーーーーっ!!

 

 

「セシリアァァァァァァァァァ」

 

 

頼む、白式。最後にもう一度だけ俺に力を貸してくれっ!!

 

そんな俺の願いを聞き入れてくれたのか......ウィンドウには単一仕様能力(ワンオフ・アビリティー)、零迅雷光と表示されている。

 

これが何なのか、気になったが、今の俺は形振り構ってられなかった。

 

直ぐに確認ボタンを押すと、肩部、腕部、脚部、胸部、スラスターの各装甲が展開し、露出した内部装甲が赤く発光し出す。

 

そして加速のスピードが更に上がった。

 

セシリアが地面に激突―――する寸前で何とか間に合い、セシリアの体を抱き抱える。

 

寸での所で最悪の結末を避ける事が出来た事に安堵する。

 

抱き抱えたセシリアの柔らかい感触。あれだけツンツンしていてもやはり女の子。女の子って柔らかいんだなぁ~~~、って、いかんいかん。

 

 

「―――んっ......織......斑......一夏......」

 

 

セシリアも一瞬、意識が覚醒したようで顔をこちらに向けるが、また気絶したみたいだ。

 

ふぅ、やれやれ。危うく大惨事になる所だった。


 
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