ここは幻想郷、絶え間なく続く四季折々を重ね幻想郷にまた落ち葉が舞い落ちる豊穣の秋がやってきた。
ここしばらくは異変もなく命蓮寺が建てられて?からもう四年の月日が流れていた。
命蓮寺と守谷神社の檀家争いはまだまだ続いているものの、我が博霊神社にとっては関係のない話である。
もちろん賽銭という死活問題はあるだろうけど、博霊神社にとっては祀ってある神様などはおらず、
神社の使命は博霊大結界を守り外の世界の境界を管理しているのだ。
ここ博霊神社にては一人の巫女が管理を切り盛りしているのだ。その博例神社の巫女が縁側から箒を持ち出して
なにやら文句を言っていた。
「秋はお芋・果物・野菜と食べ物に関しては不自由しないが、落ち葉の掃除だけは厄介ね。」
一応、博霊『神社』という名の通り石畳の境内があり周りが木々で覆われているため落ち葉の掃除も厄介者である
お、博霊神社の巫女がこちらに気づきました。
「こんにちは、私博霊神社の巫女を勤めさせていただいております『博麗霊夢』と申します。私が知っている異変を解決してから四年の月日が流れ私もすくすくと成長しました。」
すくすくと成長したと言っておりますが実際には五尺半にも満たぬ身体である。
(今私には一つの決断がありそれを友人に話し助言を頂こうと思っています。もちろん私の周りには八雲紫や伊吹萃香、射命丸文など私より年長者で思慮や知恵なども長けているが、ここは同じ人間のアイツに聞いたほうがいいのだろう。)
霊夢がそんな思いを抱きながら境内の清掃をしていると自分の足元に見慣れた影が舞い降りてきた。
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はじめまして皆様。ピクでやっていた東方二次小説をこちらでもと思います。