No.230788

君はそうやって笑う【ヘタリア】

CBさん

病んでるアメリカがとりあえず書きたかったんだ。イギリス…ごめんよ【死ネタ注意!!】

2011-07-25 12:12:42 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2000   閲覧ユーザー数:1954

あの人を俺のものにしたい。

 

 

自分からあの人が遠くに行ってしまう前に。

 

 

誰にも触れられたくない、奪われたくない、

 

 

あの人の笑顔を見られたくない。

 

 

怒った顔、笑った顔、泣いてる顔、呆れてる顔、

 

 

あの人の一つ一つの顔…全てが俺のものだ。誰にも渡したくない。

 

 

 

 

 

「う゛ぅ…あ…アルフレッド…」

 

 

「どうだい?気持ちいいかい?愛しのアーサー」

 

 

 

俺はゆっくり、ゆっくりと彼の首を絞めていく。

 

 

痛みに歪む顔がとても可愛くて、可愛くて。

 

 

 

「…っ゛お、お前…俺に……なんか…恨みでもあるのか?…っ゛」

 

「嫌だなぁ。

 

 

なに言ってんだい?アーサー。

 

 

俺はアーサーに恨みなんて一つも持っていないんだぞ。

 

 

その反対に俺は君に愛情を持ってるんだぞ。」

 

「…だ、だったらなんで…こんなことをするんだ…っ゛」

 

「君のことを愛してるからさ。

 

 

君を一生俺だけのものしたいからね。

 

 

だってアーサーが動かなくなったら

 

 

もうどこにも行かないだろ?だからこうしてるんだぞ。」

 

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その言葉と同時に手の力を強くしていく。

 

「……っ゛!!お前…」

 

「ほらほら。喋るとどんどん苦しくなっていっちゃうんだぞ?」

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アーサーの顔がなぜか苦しみから急に優しいほほ笑みに変わった。

 

「…お…お前…俺のこと嫌いだったんだな…

 

 

そうだよな…毎日毎日お前のこと怒ってばっかだったよな。

 

 

なんでこんなに苦しんでるアルフレッド…

 

 

気付かなかったんだろうな…ごめんな…」

 

 

アーサーの綺麗な緑色の目から水が一滴落ちた。

 

 

「君いきなり何言ってるんだい?俺は君のことがす――」

 

 

 

 

君の言ってることと俺の言ってることが全く違う。

 

 

こんなのってあるのだろうか。

 

 

ちゃんと言葉で君に伝えているのに。

 

 

いつもそうだ。

 

 

いつも俺の思っていることはいつも君には空回りする。

 

 

だから今日こそちゃんと伝えたくて…

 

 

 

「…!?…あ、あれ?おかしいんだぞ?なんで俺泣いてるんだい?」

 

 

 

アルフレッドの青色の目から一滴水がアーサーの顔に落ちた。

 

 

 

「…そんなの俺に聞かれても知るかよ…ば――」

 

 

 

アーサーの目から水が一滴落ちたかと思うと、

 

 

そのままアーサーはゆっくりと静かに目を閉じた。

 

 

 

 

 

なんで君には最後まで俺の気持ちが伝わらなかったんだ…

 

 

伝わらなかったとしても俺は君がずっと大好きなんだぞ。

 

 

今から俺も君のところに向かうよ、アーサー

 

 

 

 

そう言うとアルフレッドは

 

 

自分の懐にあったナイフを取り出して自分の腹にさした。

 

 

 

 

 

とある国が2人その場所で息を経った。

 

 

 

 

 

 

 

 

一人は涙を流し、もう一人を抱きながら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一人は優しくほほ笑えんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(青と緑の交差)

 


 
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