最強の武 最凶の武 19
『合流・・・大戦』
一刀「やっとここまで来たんだな」
彼らの前には汜水関
一刀「皆、よくここまでついてきてくれた、礼を言う」
一刀が振り向き、友に戦ってきた戦友たちに声をかける
黄泉が集めてくれた三千から今では5万程度まで膨れ上がっている北郷軍
実際のところは兵4万 商人5千 非戦闘兵5千という内訳だが
彼らは一刀の言葉に全身全霊を注ぎ、礼を述べられたら力強くうなずく程度の反応しかしめしてない
ソレもそのはず・・・彼らの後方には連合軍、前方の関には董卓軍がいるためである
一刀の友のために悪といわれる董卓に加勢するのだが、傍から見ればただの不振な集団
一刀「それじゃぁ・・・行こうか」
関に向かって歩き出す一刀たち
一方関内では・・・
兵「おい、変なやつらがいるぞ」
兵「変なやつら?どんなやつだ?」
兵「それなりの数がいるんだがな・・・歩いてこっちにくるぞ」
兵「将軍!華雄将軍!」
華雄「何だ!?騒々しい!」
兵「でっですが・・・不振なやつらが関に向かって・・・」
華雄「不振だと・・・連合軍とかではないのか?」
兵「わかりません・・・ですが、見たこともない牙紋旗でして・・・」
華雄「ええい、お前では話にならん!私が直接見てやる」
兵「はっ・・・」
華雄「連合軍以外で今この関にくる馬鹿は一体・・・・」
兵「将軍こちらです」
華雄「うむ・・・門を開けろ」
兵「へ?」
華雄「聞こえなかったのか!?今すぐ門を開けろ」
兵「はっはい!」
華雄「これは霞にもしらせなくてはな」
張遼「いきなり人のこと呼び出しおって・・・いったいなんのようや?戦華」
戦華「なに、今しがた久しい友がきたのでな」
霞「久しい友!?なにゆうてんのや・・・今のうちらに会いに来るドアホはどこにいるっちゅうんや?」
一刀「俺がそのドアホだよ」
霞「一刀!?えっ?戦華が言っていた友って一刀なん?」
戦華「そうだ・・・それで、一刀はなぜここに着たんだ?」
一刀「月を助けるためにだよ・・・・」
霞「月っちを助けるって・・・あっさりいうけど、わかってるんか?」
一刀「わかってるよ・・・それで、月は洛陽かな?」
戦華「ああ、詠と共に劉協様をお守りしているが・・・」
一刀「虎狼には恋と陳宮?」
霞「そうや」
一刀「そっか・・・二人とも元気だった?」
霞「もちろんや」
戦華「ああ、一刀も息災だったらしいな」
一刀「ああ、それに仲間も増えたんだ」
一刀「新しい仲間の郝昭だ」
黄泉「よろしく」
二人「「ああ、よろしく(や)」」
兵「でっ伝令!」
霞「どうしたんや?」
兵「曹の牙門旗がこちらに近づいてきます!」
戦華「曹操か・・・ならば、出撃するぞ!」
霞「まてや、戦華!ここは篭城や・・・なにがあるかわからへんしな」
戦華「しかし・・・」
一刀「・・・・華琳か」
華琳「全軍前進!」
春蘭「進め進め!あんな関など我らだけで十分だ!」
秋蘭「姉者、あまり張り切らないでくれ」
桂花「華琳様」
華琳「ええ、関は私たちだけで落とす・・・・簡単でしょ」
桂花「はい!華琳様」
華琳「・・・(兄様がいなければの話なんだけどなぁ~)」
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