No.224563

鳳凰一双舞い上がるまで 雛里√ 幕間

TAPEtさん

真・恋姫無双の雛里√です。
雛里ちゃんが嫌いな方及び韓国人のダサい文章を見ることが我慢ならないという方は戻るを押してください。
それでも我慢して読んで頂けるなら嬉しいです。
コメントは外史の作り手たちの心の安らぎ場です。

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2011-06-24 20:54:07 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3926   閲覧ユーザー数:3386

拠点:そんっなに中がいいのか?

 

「うぅん……」

 

目が覚める時はいつも日が昇る少し前の時間だ。

この塾ではそうでもないけど、普段ならこの時間に起きているような人は相当居ないものだ。

 

俺が寝ている場所は水鏡塾に用意されているお客のための別室で、雛里や孔明たちが勉強をしているところはやや離れている。

俺が急にここを出て行くことを決めてここを掃除したようだったが、またここで暫く世話になることになっていた。

俺は別に裴元紹たちのところでも構わなかったが、雛里がそれでは街の人たちを説得するに害があると言って反対したので結局こっちに戻ってくることになった。

 

…それにしてもだ。

 

「妙だな……」

 

人を気配を感じる……

もしもでもこの布団には俺一人しかない。

他のこの部屋に人が隠れていそうところは…ない。

 

ガラッ

 

ガチャッ

 

「前も後の方の窓にも誰も居ない……」

 

……あれ?

俺気配読むの鈍くなったか?

ここ最近鍛錬を怠った感じはあるけど、まさかここまで……

 

「久々に朝練にでも出るか」

 

まずはケースから着替えの服を…

 

がちゃ

 

「……すー……すー…」

「…え?」

「……すー……ぅぅ…まぶしい…」

 

何で、ここで寝てるんですか、倉さん?

 

 

・・・

 

・・

 

 

 

「どうして、俺の鞄の中で寝ているのですかね、倉さん」

 

一瞬、動揺しまくったが、寝ている倉を起こして今床で互い正座して対面中。

なーに、中国ならちょっと変だけど師範だった時はいつもこうだったから。

 

倉は水鏡先生の頼みによって塾での生活に関しては奏が担当していた。

部屋も奏と同じ部屋で、昨夜も一緖に寝たはずだけど、どうして俺のキャリーケースの中で寝ていたんだ?

 

「………ふかふか…」

「え?」

「……ふかふかするから」

 

ふかふかするって……

いや、このケース、ポリエステルの包装材はちょっと入ってるけど流石にふかふかとは言えないぞ。

 

「………布団が…ふかふかするから」

「うん?」

「……ふかふかして、寝られない」

「…つまり、何だ」

 

自分の部屋の布団がふかふかして嫌だったと……

確かに今までずっと倉の固い地面の上で眠っていた倉ではあったが、そこまでするのか?

現代人の俺から言わせてもらうと、ここの布団はそれほどふかふかしているとは言えない。寝床もマットレスとかじゃないし…それでも床で寝るよりはいい。

 

まあ、倉の言うことが分からなくはない。突然寝る場所が変わったわけだ。中々眠れなかったというのも納得は行く。

俺も最初の時何日か布団で寝るのがちょっとなれなくて床に布団を下ろして寝たら、入ってきた雛里に寝ぐせが悪いのかと誤解されたのでその後は寝床でおとなしく寝た。

 

「だと言っても、何故俺の鞄の中に入る必要がある。布団が嫌なら床ででも寝たらいいじゃないか」

 

ここまで来るのに結構遠いぞ。

しかもこの塾に夜に出回るの禁止だから夜中水鏡先生が見回りとかするんだけど…

 

「……だって、中が気持ちいいから…」

「…そんなに、中がいいのかよ」

「…うん」

 

いや、狭いし…肩凝らないのかよ

 

「……あたし、寝る時にすごく動く………中だと落ち着く……外だとちょっと酷い。体とか髪とか…直ぐ汚れる」

「…どんだけだよ」

「………もっと…大体倉の中を全体的に動きまわる」

 

あの倉結構広かったよな……

 

「もういっそ縛り上げた方がいいよな、それは…」

「…次からはそうする」

 

ガタン!!

 

「な、なんてことしてるんですかー!!」

「「??」」

「は…はわわ?」

「………<<ニヤニヤ>>」

 

いきなり開かれた扉には、何故か顔を赤くした孔明に、何故かその特有な笑み方でそんな孔明を見ている奏が居た。

 

 

 

 

「はわわ…びっくりしました…」

「いや、だから先の会話のどこか卑猥だったんだよ」

「はわわ……」

「キャハ、恥ずかしがる孔明ちゃんかわいいです」

 

何故この二人がここに来ているのかと言うと、

まず朝起きた奏が隣の寝床に倉がないことに気づいた。

最初は雛里のところに行ったのかと思ったら雛里はまだ寝ていて、倉は居なかった。

孔明に話してこっちに来ていたら、俺が倉と話をしているところを見つけた。

何故顔を赤くしてあんな反応をしたのかは不明。

 

「もう、いけないのですよ、倉ちゃん。何も言わずにホイホイってここ来ちゃったら…奏びっくりしたのですよ」

「………うん」

「や、うんじゃなくてだな……」

 

こっちに来るなって。

 

「もう髪もぐちゃぐちゃだし…ちゃんと櫛入れないと駄目ですよ、女の子だから」

「……?」

 

初めて会ったときの倉の姿はひどかったな。

それはパッとみと人なのかも把握できないぐらいだったから…

 

「ほら、後向いて」

「……」

 

そしたら奏はどっから櫛を取り出して倉を背中向けさせて櫛り始めた。

帰ってやったら……駄目なのか。

 

「?そういや、孔明はどうしてこの時間に起きてるんだ?」

 

雛里がまだ寝てるのだったらまだ起きるには早い時間じゃないのか?

 

「あ、私は今日朝ご飯担当ですので」

「………あ、そうか」

「なんですか、その露骨に嫌な仕草は」

「嫌、別にそんなことは…?」

 

塩味が薄いんだよ…孔明のは。

 

「キャハ、孔明ちゃん、ここはもういいから孔明ちゃんは早く仕事しに行って。何なら手伝うし」

「あ、じゃあ、ちょっと手伝ってもらっちゃおうかな。ちょっと時間無くしちゃったし」

「キャハ、いいよ。孔明ちゃんと料理なんて久しぶりかな」

 

奏は孔明以外の人に言う時と孔明に言う時に言い方が明らかに違うよな。

声も一段上がってるし。

 

「はい、できたのですよ」

「……」

 

櫛りが終わって奏は倉を解放した。

 

「……眠くなった」

 

人に頭を触られてちょっと眠さが増したようだ。

 

「ってこら、ナチュラルにまた鞄に入ろうとしない」

「………じゃあ、どこで寝たらいいんだよ」

 

えー、怒られるの俺ー?

 

 

 

 

拠点:驚きの無存在感

 

 

「はぁ……流石に一、二日にそう簡単に説得できるものではないな…」

「それはそうですよ。何にしてもみなさん、まだあの時のこと怖がっていますから…もうちょっとゆっくりした方がいいと思います」

 

その日は雛里と一緖に街に行って裴元紹たちとの話し合いの場を作るために長老や街人たちを説得しに回って日が暮れる頃になって帰ってくることができた。

 

「まぁ…それは分かるけどね……分かっていたけど難しいなー」

「そうですね。流石に疲れますね。家ごと回らなければなりませんし…特に家とかに被害を受けた人たちはすごく否定的で…」

「あんなことさえ起こってなければ…いや、起こってなかったら俺と雛里がここまで頑張ることもなかったのだし……」

 

なんだろう、すごく複雑だ。

 

「…か、一刀さん、よかったら戻ったらゆっくりお茶とかしませんか?」

「うん?」

「い、いえ、あの、このまま各々部屋に行って休むのもいいですけど…ちょっとお茶とお菓子持って休んでもいいんじゃないかなぁ…と……」

「………」

 

えっと…

 

「そ、そうだな。悪くないよな、うん」

「は、はい、じゃあ、私が後で部屋に持ち込んでいきますから、待っててくださいね」

「いいのか、雛里も疲れてるだろうに」

「大丈夫です。そんなに手間かけるわけじゃありませんから…菓子も置いてあるものですし…」

「そうなのか…それじゃあ、俺は先に行ってるよ」

「はい」

 

そうやって俺は雛里と途中で分かれて自分の部屋の方へ向かった。

 

・・・

 

・・

 

 

「…あれ?」

 

部屋の窓の前に誰か立ってる。

孔明か?

 

「孔明ー?」

「……」

 

遠くで呼んでみたが返事がなかった。

なんか背伸びして部屋の中を覗こうとしているけど…

どうしたんだ?

 

「孔明?」

 

後から肩をソッと触ると、

 

「てわわー!!!」

「!?」

 

いきなり叫んで一歩退く。

 

「び、びっくりしました…」

「いや、こっちのセリフだよ」

「てわわ、いきなり後から触られたら驚くに決まって………」

「……?」

 

あれ、良く見たら、孔明じゃないじゃん。

良く考えてみると、いくら孔明でも背伸びせずとも窓の中ぐらい覗ける。

背も孔明より少し小さく、着ている服もなんかちょっと流れ落ちそうに大きい。

なんか、孔明がそのまま縮んている感じの娘だった。

 

「あ、あなた……私のことが見えるのですか?」

「うん?嫌、そりゃ人部屋の前で変な行動をとっていたら見えるだろ」

「………」

「…?」

 

なんか沈黙。

 

「あの……君は?」

「てわ?」

「いや、だから……俺は北郷一刀だけど、君は…もしかして、孔明の妹なのか?」

「は、はい。私は諸葛均って言います」

 

諸葛キン……確か諸葛孔明は兄も弟もキンだったな…こっちはいもうとだろうし均の方か。

見た目自分に明らかに合わない服を着ていてちょっと重そうに見える、顔も上の帽子と下の上衣に挟まれた形で良く見えない。

ただ黄色の髪と紫色の瞳が、彼女が孔明の姉妹ということを示してくれていた。

 

「…!」

 

突然、諸葛均は俺の周りをくるっと回って俺の後に立った。

 

「……?」

 

俺は後を向いて彼女を見る。

 

「……??」

「!!」

 

俺がちょっと訳がわからなくて頭を傾げると、諸葛均は驚いた顔でまた同じことを繰り返した。

立ち位置は最初の方に戻った。

 

「ほんとに…私のことが見えるんですね」

「どうしたんだ?」

 

なんかこう、自分が見えるはずのない幽霊とかなのに人に見られたかのように……

 

「はっ!」

 

まさか…この世界だと実は諸葛均はもう死んでるのではないのか。

そういえば、孔明が自分の姉妹がここに居るということを言った覚えはない。

諸葛瑾の話は雛里に聞いたことがあるけど諸葛均のことは聞いたことがない。

 

「ま、まさか…幽霊?」

「てわわ!違います!私はちゃんと生きているんです!そうじゃなくても幽霊より存在感がないのに勝手に殺さないでくださいよー」

「え?」

 

どういうこと?

 

「すごく久しぶりです…私のことに気づいてくれる人を見たのって……朱里お姉さまだって私が何度も呼んでも気づいてくれませんのに……」

 

自分の妹に気づかないとかどうなんだ、孔明!?

 

「やっぱり元直お姉さんの言う通りでした。あなた…北郷さんこそ私が付いていくべき人に違いないのです」

「え?」

 

え、何、ちょっと待って?

 

「私、真名は真理(まり)って言います。この真名、あなたに預けていただきます。どうか私をあなたの配下にしてください」

「いや、いや、ちょっと待って!え?え!?」

 

何、この娘突然と何言ってるのかさっぱり分からない。

 

「お願いします」

「嫌、待ってくれ。取り敢えず全然話が見えないけどそれ以前に俺の配下になるって言うところからまず意味分からないし…」

「…!………私なんかじゃ駄目なのですか<<うるん>>」

「うっ!」

 

ヤバい、泣く。

 

「も、もう無視されるのは嫌ですぅ。私だって…私だって百合お姉さまや朱里お姉さまみたいに他の人に目立つようになりたいです……」

「うわぁ、お、落ち着け!分かった、分かったから泣かないで」

「!ほんとですか?」

 

直ぐに開き直ってるし。

 

「ありがとうございます!一生付いて行きます!」

「嫌、ちょっと待って。ね?」

「一刀さん、どうしたんですか?」

 

 

「え?」

 

後を向くと皿にお茶とお菓子を持っている雛里がキョトンとした顔で俺を見ていた。

 

「一人で叫んだりして…呼んでも全然返事してくれませんし」

「あ、ほんと?ごめん……あの、雛里この娘知ってる?」

「……はい?」

 

雛里が頭を傾げる。

え、嫌ここに居る女の子……

 

「え、あれ!?居ない?」

 

どこ行った!?

 

「……一刀さん、そんなに疲れていたなんて…」

 

え?

 

「ごめんなさい、私が無理言って付き合わさせようとして…」

「いや、待ってくれ、雛里。ほんとにここに居たって。孔明の妹が…」

「わ、私…ごめんなさい。一刀さん、部屋でゆっくり休んでてください。それじゃ、私は…」

「いや、待ってって、雛里?」

 

どうしてそのまま帰っちゃうの?

待って、ほんとにここに諸葛均が言ったって。

なんか地味で、なんか地味に真名まで預かってしまった上に一生付いて行くとか行ったくせにいきなり消えちゃったんだよ。

雛里、行かないで。俺どうすればいいんだ。

雛里ーーー

 

 

 

 

「てわわ……初めて人から先に気づかれちゃいました……これって…運命に違いありません」

 

 

 

 

拠点:引いたら負け。引かなかったら両方負け。

 

最近雛里と一緖に居る時間が増えた。

 

「はい、白飯に麻婆豆腐に蟹チャーハンとシュウマイです」

「どうも」

「ありがとうございます」

 

街の店で昼ご飯を一緖に食べることはもう日常茶飯事だ。

 

「これで、大分話進んだよな」

「はい、長い道のりでしたね」

「本当だよ…」

 

もうこんな風に街で人たちを説得して二週間もしていた。

苦労はしたが、結果は確かにあった。

三日後、裴元紹たちと街の長老たちが顔をあわせて具体的な話をする場を作ることができたのだ。

 

「これで裴元紹たちが街の人たちと仲良くできるようになるといいんだけどねー」

「そうなると、きっと倉ちゃんも喜びます」

 

でも、俺たちよりもずっと犠牲にしたのは、きっと倉の方だった。

裴元紹たちを助けるために自ら家族のような彼らと離れて水鏡先生の私塾に入ったのだから。

今は奏に文字の勉強やら女の子としての振る舞いなどと色々教わってるらしい。

奏あいつが女の子としての振る舞いを教えるということにいささか違和感と心配を持ってはいるが……

まぁ、そこんところは何か変なことがあったら制止すればいいわけだしほっとこう。

 

「そんじゃ、いただきます」

「いただきます」

 

俺は合掌してから白板を麻婆豆腐の中に投入した。

 

「あわ?」

「うん?」

「…なんですか、それ?」

「何っ…マーボ丼」

 

なんか雛里に不思議そうに見られてる。

 

「……ハム…」

 

やっぱ本国の味は違うな。少なくも俺が食べた麻婆はコンビニ弁当の奴だったけど…。

 

「そんなにして、美味しいのですか」

「美味しいよ、結構…食べてみる?」

「へ?」

 

蓮華で掬って、雛里に差し出してみる。

 

「……////////」

「…辛いもの嫌いなの?」

「いえ、そういうわけじゃないですけど……あの……うぅぅ……」

 

ちょっともじもじするかと思ったら直ぐに口にマーボ丼を口に入れた。

 

「………」

「ね?おいしいでしょ」

「……何の味か全然わかりません////////」

「えー、美味しいのにね……まあ、人の趣向というものもあるしね…」

 

仕方ないとして俺はまたマーボ丼を食べ始めた。

 

「!!//////」

「……………」

 

いや、待って……

…………

 

「////////!!!」

「!!/////」

 

何で俺はこうやっちゃってから気づくんだよ、おっせーよ。せめて気づくなってぇの!

 

「……そ、そういえばさ。そろそろ裴元紹たちに現状伝えてもいいんじゃないか。あっちでも心配しているだろうし」

「…………」

 

返事がない!

 

「………」

「うぅ……」

 

気まずい…

どうするんだよ、俺。

馬鹿野郎なんで素で食べてる蓮華人に差し出すんだよ。

雛里も雛里だよ。

それならそうだって言ってくれればいいじゃないか。

何で……!

 

ガラッ

 

「あ、あの、一刀さん」

「うん?」

「…これも、美味しいですよ?」

「!?」

 

目の前に…

雛里が自分が食べてた蟹チャーハンを掬った蓮華を、

俺に差し出しています。

 

「………///////」

「わ、私も一刀さんの食べましたから、一刀さんにも一口あげます」

「………」

 

落ち着け、俺。

これは仕返しだ、そうだ。

俺が恥ずかしい真似をさせたから雛里が仕返ししようとしているんだ。

だけど、これに乗らなかったら仕掛けた雛里はどうなる。

というかこの状況でこれにのらなかったら更にきまずくなりかねないだろ。

だからって食べたら俺めっちゃはずかしいじゃないか!

 

「……食べないんですか?」

「…た、……食べます」

 

パクッ

 

もぐもぐ

 

食っちゃったよ、俺…

 

「……<<もぐもぐ>>」

「美味しいですか?」

「……良くわかんない」

 

ぶっちゃけ何の味かさっぱり分からん。

あまりにも恥ずかしすぎて。

 

「そうですか。じゃあ、味が分かるようにもう一口食べますか?」

「!?」

 

なんだと!?

 

「はい、あー」

「……!!」

 

くっそー、嵌めやがったな。鳳士元!ここでまた士元の罠に引っかかるとはなんということだッ!

 

「…<<パクッ>>」

「………」

「……<<もぐもぐ>>///////」

「…<<にしっ>>」

 

なんかしてやったり、って感じの顔してる。

くっそー、このまま済ませてたまるか。

 

「……ふん」

「あわ?」

 

口に蟹チャーハンが入ってるまま、今度はまたこっちからマーボ丼を掬って雛里に差し出した。

 

「………<<パクッ>>」

「……」

 

よし、これで同点だ!(今考えると何馬鹿なこといってんだか自分にもわかりません)

 

「……うん」

「!」

 

また!?

 

「……<<パクッ>>」

 

 

 

 

 

 

そうやって、そのままそういうやりとりが続いて、結局相手に自分の蓮華で料理を食べさせるというシチューエーションは料理が全部なくなるまで続いた。

両方が食べ終わる時にはもうすっかり両方とも顔が赤くなって、しかも周りで食べていた人たちもなんかいつの間にかニヤニヤしながらこっちを見ていたのだが、木刀でも持ち込んでたらきっと俺は暴れまくったに違いない。

 

その後塾に戻ってからも昼に食べた蟹チャーハンが食もたれして夕食は省けた。

 

・・・

 

・・

 

 

 

 

 

 

拠点っぽいものです。

 

今回は別に喋ることありませんね(いや、こんなに書いといて言う話ないとか?)

 

あ、一つだけあります。

 

諸葛均の設定は金髪のグゥレイト!さんの設定から来ています。

尚、まだ口でしか出ていない諸葛瑾も同じく金髪のグゥレイトさんの設定を基づいていくつもりです。

 

本家に書いてない自分の妄想による設定を説明すると、

 

諸葛均、真名は真理

人に非常に気づかれにくく、現代で言うとセルフステルス機能を持っている娘。

問題は自分で解けることが出来なく、いつもステルス全開なため姉たちや水鏡先生にさえも彼女に気づかないことが多い。

自分の制服が用意されなかったため、塾を卒業した大姉が残しておいた服を着ているせいで、少しばかり服が大きいが、それが更に彼女のステルス能力を増加していることに彼女が気づいていない。

雛里に至っては一度も真理に会ったことがない始末であるから、どれだけ深刻なのかが分かる。

 

すごく偶然彼女を見つけた奏が、そんな彼女の不遇な性質を知って、一刀のところに行かせたら、一刀が一度で自分の存在を気づいてくれてそのまま真名を預け一生付いていくと宣言してしまった。それほど自分の存在を分かってくれる人が居ることが嬉しかったのだろう。

ちなみに奏が真理を見かけたのは、真里が姉の朱里の布団の下から見つけた艶本を見て自分を慰めていたところを偶然見つかったのである。

どうしてその時だけステルス機能が働かなかったのか知らないが、真里にとってはかなりトラウマになったはずだ。

 

 

 

というわけで次回は黒幕が出る予定です。

予定です、あくまで。

なにせ進行が悲劇的な遅いこのSSでして…

頭の中ではもう洛陽までいってるんですけどねーww

 

それじゃ、次回もよろしくですー

 

でわでわ

 

ノシノシ~♪

 

 


 
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