はぁ、今日は初出勤だよ・・・
駅で電車を待ちながら、鬱真っ盛りの男
小島義明 30歳 独身 彼女いない歴かれこれ年齢と同じ
日本を代表する幸が無い男
彼が今、欝な理由は初出勤だからである。
前の会社では同僚にだまされクビ。
いっぽ間違えて底辺にドーン。
この会社へ就職できたことに喜びを覚えて良いはずだが、彼の場合は今までの人生を考えると喜べないのが理由だろう。
「はぁ、今回の会社は上手くいくかなぁ・・・?」
電車が来た。
pllllll・・・・・
電車に乗り込む。
今日はいつもより何故だか混んでいる。
義明は運よくあいてる席に座り込んだ。
「よかった。今日はついてるぞ」
これが、彼の不幸の始まりだとは知らなかった。
電車に乗り込んでしばらく経ったとき
ふと、電車の恥に不振な行動をする男がいた。
何だろうと思い。よく見てみると前に女子高生がいた。
義明はそれが痴漢だということにきがついた。
しかし、今日は義明は初出勤、遅刻などするわけにはいかなかった。
そのとき、困っていた女子高生は周りを見渡していた。
すると、そちらの方向を見ていた義明と必然的に目が合ってしまう。
女子高生はすがるような目で義明を見る。
義明は大してぱっとした見た目ではなかったが彼女はわれにもすがる思いで義明を見つめる。
目があっちゃったよ。どうしよう
そんなことを考えている義明、しかし義明は以前から正義感が強くそんなことを考えているが
見捨てられる性格ではなかった。
義明は何かを決心して電車が次の駅に止まるのを待った。
そして、止まる。
義明はその時にその男たちに近寄って手を取り
「今、痴漢をしていましたよね。」
すると、男たちはたちまちに逃げようとするが。
さすがは義明以前友達に騙されて買った。
筋トレグッズを毎日続けていることだけのことはある。
男の振り払いなど物ともせずに
手をひねり上げ、女子高生のことも考え大事にしないように静かに
「ねぇ、大丈夫?大事にしたら君も嫌だろうからここはそっと降りて、駅長室?に行った方がいいと思うから行こう」
(何処に連れて行かれるかまったく分からないので・・・)
と言ってその男と女子高生を駅長室まで連れて行き、駅長?に事情を説明し警察が来て警察にも事情を説明した。
後日裁判か何かで呼ばれるかもしれないと言われたので了承し戻ろうとすると。
女子高生から呼び止められ、感謝を言われた。
何かお礼をしたいと言っていたが、会社もあるのでお断りをした。
会社についてみるとすでに午後
社長に怒られたが、事情を説明すると「よくやった。今後に期待する」といった。
そして、それから義明はそこで仕事場の皆に挨拶と後れた事情を説明をし
自分の仕事の役割を確認して今日の仕事を終えた。
岐路に着いた義明は今日みたいな厄介ごとに巻き込まれないよう
少し遠いが電車に乗るのはやめて自転車で会社に通勤しようと考えた。
そして学生時代、一日の終わりに呟いていた言葉を久々に使った
ふぅ疲れた。明日も頑張ろう
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小島義明(こじまよしあき) 30歳 独身 彼女いない歴かれこれ年齢と同じ
日本を代表する幸が無いちゃりんこサラリーマンが
が痴漢を撃退するお話