真・恋姫†無双~赤龍伝~第66話「尾行者」
目覚めて、着替えを済ませた赤斗は、蓮華とともに玉座の間へと向かっていた。
蓮華「急に動いて大丈夫なの?」
赤斗「平気だよ。早くみんなに会いたくて、自然に足が早く動いちゃうぐらいだもの♪」
蓮華「子供みたいなのは、相変わらずね」
赤斗「はははははは……♪」
赤斗は何故だかテンションが高くなっていた。
蓮華「そんなにはしゃぎながら歩くと、壁や柱にぶつかるわよ」
赤斗「ははは……平気平気……うわっ!」
蓮華が心配した通り、赤斗は誰かとぶつかってしまった。
蓮華「赤斗!」
赤斗「ゴメン、えっと大丈夫? あっ……思春」
赤斗はぶつかってしまった人物に視線を送ると、そこには機嫌の悪そうな顔をした思春が立っていた。
思春「貴様。こんな所で何をしている?」
赤斗「やっほー思春。目が覚めたから、みんなの所に挨拶に。思春は元気?」
思春「ふん。お前は相変わらずノンキのようだな」
赤斗「蓮華には子供。思春にはノンキ者扱いか……」
思春「事実だろ」
赤斗「まぁ……否定はしづらいな」
蓮華「赤斗も思春も、それぐらいにしておきなさい」
思春「はっ!」
赤斗「はーーい」
蓮華「思春はドコに行くつもりだったの?」
思春「はっ。これから親衛隊の訓練を行う予定です」
蓮華「そう。頑張ってね」
思春「はっ! では、失礼致します」
思春は蓮華に一礼して、赤斗を睨むと颯爽と去っていった。
赤斗「ははは……。思春も相変わらずみたいだな」
蓮華「さあ、行きましょう。今なら母様は玉座にいるはずだから」
赤斗「わかった♪」
蓮華「失礼します。母様。ちょっとよろしいですか?」
赤斗、蓮華の二人が玉座の間に入る。
火蓮「お、蓮華か。……!! 赤斗っ!?」
雪蓮「赤斗! よかった、目を覚ましたのね!」
赤斗「おはよう。二人も元気そうですね」
火蓮「何が元気そうですねだ! 心配かけさせおって」
赤斗「すみません」
火蓮「いや、そうじゃないな。お前には、礼を言わねばならんのだから」
そう言うと火蓮は赤斗に近づく。
火蓮「今回は雪蓮を助けてくれたそうだな。心から礼を言うぞ」
雪蓮「本当にありがとう。あなたには、感謝しきれないわね♪」
赤斗「いえ、そんな……」
火蓮「謙遜する事はないぞ。私も蓮華もお前に命を救って貰った事があるのだから、云わばお前は孫家の恩人なのだ。これぐらいの礼の仕方じゃ足りぬぐらいだ!」
雪蓮「なら、赤斗の快気祝いとして、宴会を開きましょう♪」
赤斗(ははは……。また宴会か。火蓮さんも、雪蓮も宴会を開くのが本当に好きだな……。でも、こんな風に喜んで貰えるなんて嬉しいかも)
赤斗「そうだ! 火蓮さん。この包帯は何ですが……」
右目に巻かれている包帯について、内心ハラハラしながら火蓮に尋ねた。
もしかして失明をしているのではないかと不安があったからだ。
火蓮「それは暫く外さない方がいいぞ」
赤斗「……やっぱり、……失明して…いるんですか?」
火蓮「失明はしていないから安心しろ♪ ただ毒を受けた影響で腫れが酷いらしい。医者の許可が出るまで外さない事だ」
赤斗「はい!」
右目が失明していない事が分かり赤斗は安堵した。
冥琳「失礼します」
暫くすると、玉座の間に冥琳、藍里、穏、亞莎の軍師四人組が入ってきた。
冥琳「ん!……風見?」
赤斗「やっほー、みんな元気?」
赤斗は軍師四人組に軽い感じで声をかける。
藍里「えっ!」
亞莎「赤斗様!?」
穏「あはっ、目が覚めたんですね~♪」
赤斗「まあね。心配をかけたね」
穏「本当に目が覚めて良かったですね~♪ 藍里様、亞莎ちゃん♪」
亞莎「うぅ、本当に……本当によかったです」
藍里「あのまま、もう……目が覚めないかと思いました。ぐすっ」
藍里と亞莎の二人の目には涙が浮かんでいた。
赤斗「ちょ、ちょっと、二人とも!」
泣きそうな二人を見て赤斗は戸惑ってしまう。
雪蓮「赤斗~二人を泣かした~♪」
雪蓮が赤斗を茶化す。
赤斗「外野うるさいぞ!」
雪蓮「ちぇ~」
赤斗「まあ二人とも、こうして僕も目が覚めたんだから、もう泣かないで」
亞莎「うぅ、はい!」
藍里「はい。でも、本当によかった」
火蓮「赤斗! 他の連中には会ったのか?」
赤斗「思春には会ったけど、祭さんたちとはまだです」
火蓮「そうか。シャオ、恋、嶺上は私の屋敷。祭と明命なら街に警邏に出ているはずだ。早く会いに行ってやれ!」
赤斗「はい! 分かりました」
そう言うと赤斗は玉座の間を出ていった。
蓮華「待って赤斗! 母様、姉様失礼します」
蓮華も赤斗を追っていった。
赤斗は蓮華とともに、街にやってきた。
赤斗「おおーーひさしぶりだーー!」
街に着いたと同時に赤斗は叫ぶ。
蓮華「ちょっと赤斗。いきなりどうしたの!?」
赤斗「あっ、ごめん。つい叫びたくなった」
蓮華「赤斗は街に来ると、更に子供っぽくなるな」
赤斗「あははははは……♪ さあ、祭さんと明命を探そう!!」
赤斗のテンションはさらに高くなっていた。
蓮華「とりあえず広場まで行ってみましょう」
赤斗「そうだね♪」
二人は広場に向かう事にした。
街の人A「御使い様?」
突然、街の住人が赤斗に話しかけてきた。
街の人A「やっぱり御使い様だ!」
赤斗「へ?」
街の人A「おーい、御使い様だぞーー!」
街の人B「本当だ! 御使いだ!」
街の人C「ご無事だったのですね!」
赤斗と蓮華の周りに人が集まり出した。
赤斗「え? え? な、なに?」
街の人B「もうお身体はよろしいのですか?」
赤斗「えーと、うん。もう大丈夫」
街の人C「それは良かった!」
街の人D「御使い様。よろしければ、これ食べて下さい」
街の人E「これもどうぞ」
赤斗「え? ちょ、ちょっと、ちょっと!」
戸惑う赤斗を他所に街の住人たちは、どんどん集まってきては赤斗に食べ物などを渡してきた。
蓮華「素直に受け取ってやるんだな。みなも赤斗の事を心配していたのだから」
赤斗「……うん。わかった。みんな、ありがとう」
赤斗は街の住人たちに礼を言って、素直に送り物を受け取る事にした。
明命「すみません。通して下さい」
祭「いったい何の騒ぎじゃ」
騒ぎを聞きつけてきた祭と明命が、人ごみをかき分けてきた。
赤斗「あっ!」
祭「おっ!」
明命「え……赤斗……様?」
赤斗「祭さん! 明命! 探してたんだよ!」
その後、騒ぎも落ち着いた後、赤斗は祭たちと一緒に城への帰路へとついていた。
赤斗の腕の中は、街の人からの贈り物でいっぱいだった。
赤斗「でも、本当にこんなに貰ってよかったのかな?」
祭「気にするでない。お主にも人望が出てきたということじゃ!」
蓮華「さっきも言ったけど、街のみなも赤斗が、姉様の代わりに毒矢を受けた事を聞いて心配していたのよ」
赤斗「ふーーん」
明命「あの……赤斗様」
赤斗「どうしたの明命?」
明命「本当に、もうお身体の方はよろしいのですか?」
赤斗「大丈夫だよ明命♪ 心配してくれてありがとう♪」
明命「はい!」
赤斗「明命は相変わらず元気いっぱいだね♪」
そう言って赤斗は、笑顔を明命に向ける。
明命「はぅわ!?」
赤斗「どうかしたの?」
赤斗は明命に近づいて、明命の顔を覗き込んだ。
明命「あぅぅ……」
明命は真っ赤な顔になっていた。
祭「はっははは……。あまり明命を困らせるでない」
赤斗「どういう意味ですか?」
祭「分からないのなら気にするでない♪ ん!」
蓮華「どうしたの祭?」
祭「どうも儂らの後を付けてくる輩がおるようじゃ」
小声で祭が蓮華に話す。
蓮華「なんだとっ!」
祭「相当の使い手じゃ。今まで儂らが気づかないとはのう」
明命「申し訳ありません」
赤斗「で、これからどうします?」
祭「このまま城へ戻るわけにもいくまい。袋小路へと追い込むとしよう」
蓮華「わかったわ」
明命「はい」
赤斗「了解」
四人は小声で打ち合わせを済ませると、脇の小道へと入っていった。
小道に入り、赤斗たちは二組に分かれた。
尾行者に付けられなかった組みが、尾行者を逆に尾行して挟み撃ちにする作戦だった。
蓮華「どうだ赤斗?」
小声で蓮華は尋ねる。
赤斗「……付いてきているね」
蓮華「そうか。それにしても、いったい何者だ」
赤斗「それはすぐに分かるよ」
蓮華「うむ。そうだな」
小声で話しながら、あくまでも自然に袋小路へと進む。
蓮華「そこを曲がれば、その先は行き止まりよ」
赤斗たちは角を曲がり、尾行者に備える。
赤斗「いよいよだね」
そして、尾行者が姿を現した。
尾行者は外套を頭から被っており、顔は分からない。
蓮華「貴様、何者だ! 何故、我らの後を付けてくる?」
?「…………」
蓮華「貴様ぁ」
蓮華は剣を抜いて、尾行者にむける。
しかし、尾行者に変化は見られない。
祭「ほう。いい度胸じゃな」
祭と明命が尾行者の後方に現れた。
明命「もう逃がしません!」
祭「お主、いったい何者じゃ! 顔ぐらい見せたらどうじゃ!」
祭が話し終えると同時に尾行者は赤斗たちに向かって走り出した。
蓮華「なっ!!」
明命「蓮華様、赤斗様!」
赤斗「破っ!」
赤斗は蓮華の前に立ち、襲いかかってきた尾行者に向かって、左掌底を繰り出した。
しかし、尾行者はそれを難なく躱す。
赤斗「ちっ!」
攻撃を躱された赤斗は、手を休まずに攻撃を続けた。
明命「赤斗様!」
祭「待て明命! ここは赤斗に任せよう」
明命「でも……」
祭「少し気になる事があるのじゃ」
明命「え?」
赤斗の連続攻撃を尾行者は難なく躱していく。
赤斗「くっ」
赤斗は自分の攻撃が全くかすりもしない事に焦り始める。
赤斗(何で当たらない?)
すでに奥義“流水”を発動させている赤斗には、尾行者の先の流れを読めている。
尾行者が次にどんな動きをするか読めているのに、攻撃が当たらない事が赤斗を不安にさせた。
?「……間合いの取り方が悪い」
赤斗「この声……!」
?「そろそろ終わりにするか。……ほれ」
赤斗「え?」
赤斗は身体を一回転させて、背中から地面に落ちた。
赤斗「痛ったたたた……!」
蓮華「赤斗!」
蓮華たちが赤斗のもとに駆けよる。
蓮華「貴様ぁ!」
明命「もう、許しません」
蓮華と明命が尾行者に斬りかかろうとする。
祭「待つのじゃ!」
祭が蓮華と明命を制止した。
明命「祭様!」
蓮華「祭! 何故止める!」
赤斗「蓮華、明命。この人なら大丈夫だよ」
明命「赤斗様?」
蓮華「大丈夫なの?」
赤斗「ああ。平気だよ」
蓮華の手を借りて立ち上がった。
赤斗「それにしても」
そう言いながら赤斗は尾行者の方を向いた。
蓮華「もしかして赤斗の知り合いか?」
赤斗「まあね。……おひさしぶりです。無事で何よりです」
?「ああ、ひさしぶりだな。お前も無事で何よりだ」
尾行者はそう言うと頭まで被っていた外套を外した。
蓮華「あっ!」
明命「あなたは!」
祭「やはりな」
尾行者は、赤斗が探し回っていた古武術の師匠であり、恩人でもある宮本虎徹だった。
赤斗「でも、どうして尾行なんかしてたんですか?」
虎徹「偶然、見つけたから何となく。それに……今のお前の実力を見てみたいと思ってな」
赤斗たちは街で再会した虎徹とともに城に帰ってきた。
祭「それでどうじゃった?」
虎徹「…………」
赤斗「先生……?」
虎徹「赤斗。……お前弱くなったな」
赤斗「え?」
虎徹「先程の手合せで分かった。その右目のせいかもしれんが、間合いの取り方が全然ダメだ。少なくとも、この世界に来る前のお前なら考えられない事だぞ」
赤斗「…………」
無言で赤斗は右目に巻かれている包帯に触れる。
祭「やはり虎徹殿もそうお思いか」
赤斗「…………」
明命「赤斗様、そんなに気にする事などありません! 右目が治れば、また元に戻ります!」
蓮華「そうだぞ赤斗! 今は右目を治す事に専念すればいい!」
蓮華と明命は無言のままの赤斗を励ました。
赤斗「ありがとう二人とも」
そんな二人の気持ちが赤斗にはとても嬉しかった。
―――玉座の間―――
蓮華「母様、姉様失礼します。御客人をお連れしました」
火蓮「客だと?」
玉座の間には、冥琳たち軍師組はもう居らず、火蓮と雪蓮の二人しか居なかった。
虎徹「孫堅殿。孫策殿。ご無沙汰しています」
雪蓮「あなた……!」
火蓮「これは虎徹殿! ひさかたぶりですな!」
虎徹「いつも赤斗がご迷惑をかけて申し訳ありません」
火蓮「迷惑など、赤斗にいつも助けられています。して、この度の用向は何かな?」
火蓮が虎徹を見て尋ねる。
虎徹「実はだな。……赤斗を引き取りにきた」
赤斗「…………え?」
その場にいる全員が驚きを隠せない。
火蓮「どういう事だ? 赤斗は今や孫呉になくてはならない人材だ。はいそうですかと言うと思うか!」
火蓮が虎徹を今度は睨みながら尋ねた。
虎徹「街で赤斗と手合せをしたが、赤斗は弱くなっている。このままだと赤斗は死ぬ。だから、引き取らせて貰う」
蓮華「待ってくれ! 赤斗様が弱くなっているのは、右目が使えないせいなのだろう! それに今回は病み上がりなんだ! 弱くなっていても当然じゃないか!」
虎徹「はたして、それだけかな」
蓮華「なに?」
火蓮「…………皆、虎徹殿と二人だけにしてくれ」
赤斗「火蓮さん?」
雪蓮「母様。…………分かったわ。みんな外に出るわよ」
蓮華「しかし、姉様!」
雪蓮「いいから、出るわよ」
雪蓮に促され、火蓮と虎徹以外は玉座の間から出ていった。
つづく
~あとがき~
呂です。読んでくださって、ありがとうございます。
真・恋姫†無双~赤龍伝~に出てくるオリジナルキャラクターの紹介
オリジナルキャラクター①『風見赤斗』
姓 :風見(かざみ)
名 :赤斗(せきと)
字 :なし
真名:なし
武器:花天と月影……二振りの日本刀(小太刀)。赤色の柄で赤銅の鞘に納まっているのが“花天”で、黒色の柄で黒塗りの鞘に納まっているのが“月影”。
本編主人公の少年。
身長168㌢。体重58㌔。年齢17歳。黒髪黒眼。
放課後に道場で古武術の達人である先生に稽古をつけてもらうのが日課だったが、ある日道場で黒尽くめの男に襲撃される。
その際、赤い光に包まれて恋姫の世界に飛ばされる。
死にかけていた所を、火蓮によって保護され“江東の赤龍”という異名を付けられる。
古武術 無双無限流を学んでおり、その奥義を使えば恋姫の世界の武将とも闘えることができる。
無双無限流には、『全ての奥義を極めしとき、その身に龍の力が宿る。』という伝承がある。
奥義には“疾風”“浮葉”“流水”“月空”“烈火”“絶影”“龍鱗”“狂神”などがある。
奥義の同時発動は可能だが、奥義単体の発動以上に身体に負担がかかる。
好きなもの:肉まん
苦手なもの:海(泳げないから)
能力値:統率3・武力4・知力4・政治2・魅力4
オリジナルキャラクター②『孫堅』
姓 :孫
名 :堅
字 :文台
真名:火蓮(かれん)
武器:南海覇王……やや長めの刀身を持つ、両刃の直刀。派手な装飾はないものの、孫家伝統の宝刀。
孫策(雪蓮)たちの母親。
身長173㌢。腰まで伸びる燃えるような赤い髪の持ち主。
血を見ると雪蓮以上に興奮してしまう。
孫尚香(小蓮)には非常に甘い。周りの人間が呆れるほどに甘い。
この外史“赤龍伝”では孫堅は死んでいない。
好きなもの:娘たち(特に小蓮♪)と酒
能力値:統率5・武力5・知力3・政治4・魅力5
オリジナルキャラクター③『諸葛瑾』
姓 :諸葛
名 :瑾
字 :子瑜
真名:藍里(あいり)
武器:風切羽(かざきりばね)……火蓮から受け取った護身用の短刀。諸葛瑾(藍里)の実力が低いので、あまり役に立っていない。
諸葛亮(朱里)の姉。
諸葛亮(朱里)とは違い、長身で胸も大きい女性。髪は金髪でポニーテール。
温厚で気配りのできる性格で、面倒見も良い。赤斗の世話役として補佐につく。
一時は、自分たちとは違う考え方や知識を持つ赤斗に恐怖心を持っていた。
政治、軍事、外交と様々な仕事をこなすが、諸葛亮(朱里)には僅かに及ばない。
苦手なもの:酒(飲めるが、酔うと周りの人間にからむようになる)
能力値:統率3・武力1・知力4・政治4・魅力4
オリジナルキャラクター④『太史慈』
姓 :太史
名 :慈
字 :子義
真名:嶺上(りんしゃん)
武器:雷電(らいでん)……二本の小型の戟。
非常に勇猛かつ、約束に律儀な武将。銀髪レゲエの女性。
孫策(雪蓮)と一騎打ちして引き分けたことがある。
それ以来、孫策の喧嘩友達になっており、よく喧嘩をしている。
孫尚香(小蓮)や諸葛瑾(藍里)と仲が良く、孫尚香(小蓮)の護衛役をしている事が多い。
子供好きで、よく街の子供たちと遊んでいる。
弓の名手でもあり、その腕は百発百中。
好きなもの:子供
能力値:統率4・武力4・知力3・政治2・魅力3
オリジナルキャラクター⑤『司馬懿』
姓 :司馬
名 :懿
字 :仲達
真名:不明
武器:不明
黒尽くめの衣装を身に纏った、曹操軍の軍師。
曹操軍に属しているが、曹操からの信頼はないといっても良い。
色々と裏で暗躍しており、虎牢関では張遼を捕え、術により自分の傀儡にしている。
今は、魏から姿を消している。
能力値:統率5・武力?・知力5・政治5・魅力?
オリジナルキャラクター⑥『玄武(げんぶ)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:魏軍正式採用剣……魏軍に配備されている剣。
司馬懿の部下。
普段は何の変哲もない魏軍の鎧を身に纏い、普通の兵士にしか見えない。
しかし、眼の奥からは異質な気を醸し出している。
鎧の下には黒の衣を纏っており、素顔は司馬懿に似ている。
虎牢関では、鴉と一緒に張遼を捕えた。
能力値:統率2・武力4・知力3・政治1・魅力2
オリジナルキャラクター⑦『鴉(からす)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:爆閃(ばくせん)……司馬懿から受け取った回転式拳銃。
司馬懿の部下。
性格は軽く、いつも人を馬鹿にしているような態度をとる。
司馬懿と同じ黒い衣装だが、こちらの方がもっと動きやすい軽装な格好をしている。
寿春城では、孫堅(火蓮)を暗殺しようとした。
能力値:統率2・武力4・知力2・政治1・魅力3
オリジナルキャラクター⑧『氷雨(ひさめ)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:氷影(ひえい)……氷のように透き通った刃を持つ槍。
司馬懿の部下。
青い忍者服を着た長い白髪の女。
背中には“氷影”を携えている。戦闘時には全身からは氷のように冷たい殺気が滲み出す。
洛陽で董卓(月)と賈駆(詠)を暗殺しようとした所を、赤斗と甘寧(思春)に妨害される。
官渡の戦いでは、呂布の部下を連れ去り、それを止めようとした陳宮を殺害する。
能力値:統率2・武力4・知力3・政治1・魅力3
オリジナルキャラクター⑨『宮本虎徹』
姓 :宮本(みやもと)
名 :虎徹(こてつ)
字 :なし
真名:なし
武器:虎徹……江戸時代の刀工が作った刀。
赤斗の古武術の師匠。
年齢は50歳。実年齢よりも、肉体年齢は若い。
赤斗と一緒に、恋姫の世界に飛ばされたと思われる。
最初は河北に居て、それからは用心棒をしながら、色々と辺りを転々としている。
赤斗曰く、『無双無限流の妙技を見せてやるっ!』が口癖で、その実力は呂布(恋)以上。
能力値:統率?・武力6・知力5・政治?・魅力?
※能力値は「5」が最高だが、呂布の武力と劉備の魅力は「6」で規格外。
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主人公も含めてオリジナルキャラクターが多数出てきます。
未熟なため文章におかしな部分が多々あるとは思いますが、長い目で見てくださると助かります。
孫策を許貢の残党から守った赤斗がついに目を覚ましました。