No.221220

真恋姫無双 乙女大乱アフター

地龍さん

準備は進む

2011-06-06 23:13:20 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4108   閲覧ユーザー数:3461

真恋姫無双 乙女大乱アフター

 

 

第1話

 

 

洛陽大祝勝曾があった次の日に諸侯たちは麗羽に呼び出されていた。

 

華琳「一体何の用なの?」

 

雪蓮「そうよ。何かあったの」

 

桃香「どうしたんですか。」

 

麗羽「なんでも私達に会いたいという人がいますので、皆さんを呼んだのですわ。」

 

白蓮「あいたい人?」

 

コンコン

 

??「入るぞ。」

ガチャ

諸侯「???!!!」

入ってきたのは于吉と同じ服を着ている少年だった。

 

??「初めまして。私の名は左慈といいます。皆さんにお礼とお願いがありまして、参上しました。」

 

美羽「お礼?」

 

冥林「お願い?」

 

左慈「まず、お礼というのは俺の仲間であった于吉を殺してくれたことです。」

 

諸侯「「「「!!!!!!」」」」

 

左慈「我らの仲間の間でも于吉を探していたのだよ。奴は、我らの規則を破って大平妖術を勝手に使い貴方達に迷惑をかけてしまった。」

 

華琳「それならどうして、もっと早くに気付くことが出来なかったの?」

 

左慈「俺は、奴から離れていたからな。あんな奴の傍に近付きたくないからな。」

 

桃香「どうして、そんなことが言えるのですか。」

 

左慈「ふっ。そんな事、あんな事をさせられて離れたくない方がおかしい。」

急に大声で話し始めた。

 

左慈「俺には、女物の服を着させようとするは、八百一の本に俺をのせようとするは、無理やりくっ付いてくるは、あげていたらきりがない。そんな奴と一緒にいたくないからな。」

 

諸侯「「「・・・・・・・・・・・・」」」

 

左慈「話が脱線してしまってすまない。本題に入ろう。本題とは、お願いのことです。」

 

麗羽「お願い?」

 

左慈「これから、この世界に降りてくる奴を殺してほしいのです。」

 

雪蓮「それは、どういうことだ?」

 

左慈「奴は、今までに、いろんな世界を滅ぼしているのだ。奴が次に目をつけたのがこの世界なのだよ。」

 

白連「それなら、そっちの方で殺すことは出来ないのかよ。」

 

左慈「それが出来るのなら、俺が既にやっている。だが、規則があって奴に触れてはいけないことになっているのだよ。」

 

桃香「そ、そんな。なら、何時その人が降りてくるのですか。」

 

左慈「今から、1週間後、奴は流星と共に一人で降りてくる。ちなみに強さだけならお前達の武将をまとめて相手に出来るほどの強さを持っている。奴の名は、北郷一刀。」

 

諸侯「「「「!!!!!!!」」」」

 

華琳「なら、どうするの?」

 

左慈「時間はまだある。この世界を破壊するのに必要な時間は最低でも奴が降りてきてから半年もある。半年後に奴は、泰山に向かう。」

 

美羽「泰山?」

 

麗羽「そこは確か、一年中も吹雪になっているはずでは?」

 

左慈「それは、結界が働いているからだ。ちょっとやそっとの力では、破壊することは、出来ないが奴は、簡単に破壊してしまう。そして、その頂上にある宮の中に鏡がある。それを守りきれば、この世界を救うことが出来る。あいにく私は、このくらいのことしか出来ない。だから、于吉を倒した君達に頼みたいのだよ。」

 

桃香「それを、守りきればいいのですね。」

 

左慈「ああ。そして奴を殺してくれたらな。」

 

桃香「わかりました。私は貴方に協力します。それで皆が救えるのなら」

 

華琳「わかったわ。私の所も協力するわ。」

 

雪蓮「あたしの所もね。」

 

白蓮「私の所も。」

 

美羽「妾も、協力するのじゃ。」

 

麗羽「この名家である袁本初も協力して差し上げますわ。」

 

左慈「有り難うございます。」

 

左慈(これで準備が整った。後は、奴の死を待つだけだ。)

そう言って会議は終わり、諸侯たちはそれぞれの陣営に戻っていき会議でのいきさつを話して北郷一刀を討つ為に着実に準備を始めていた。

 

あとがき

現実が忙しくなかなか更新できません。

何とか頑張ります。

 

次回予告

 

一刀がおりてくる前日の各陣営についての話

 

そして流星はやってくる。

 

物語の幕が、上がろうとしていた。

 

次回を・・・待って。

 

 


 
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