No.220944

真・恋姫†無双異伝 天魔の章 第一章 降臨 第一話

海平?さん

作者の実力不足につき、拠点パートや時代背景、人物同士のつながり方などがかなり無茶苦茶にまとめられています。また、作者自身が人真似万歳主義者兼キャラ崩壊至上主義者兼御都合主義者なため、ストーリーもかなりひどいです。それでもいいという方はお読みください。そうでない方は即、戻るボタンをクリックすることを推奨します。あと、作者の実力向上のために、是非ともご意見ご感想等、よろしくお願いいたします

2011-06-05 19:01:49 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2199   閲覧ユーザー数:2020

 

 

 

 

 夜陰に紛れて地上に降り立った一刀達探索部隊を待ち受けていたのは、同じ国の民同士が殺しあう凄惨な戦場が広がる世界であった。

 

 慣れない環境で中々調査がはかどらない中、一刀はまずもって、自分達の特技を生かし傭兵稼業を興すことを決断。『黒の猟兵団』と名乗って、この悲惨な動乱の世に繰り出すべく行動を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

2 結成!黒の猟兵団

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は西暦185年、中国大陸がまだ“後漢”と言う名の王朝をいただき、世間には黄巾党という王朝始まって以来最大規模の賊軍が出現し、王朝の権威を地に貶める、俗にいう『黄巾党の乱』が始まったちょうどその年、夜陰に紛れて密かに地上世界へ上陸を果たした一刀達一行は、一刀が宇宙戦艦『怨魔』を、自身が装備する歪曲空間格納機構の内部に収納し、2週間ほど全員が方々へ散り散りになって情報を収集し、今日はその照会のために一刀が指定した、人気の全くないとある森林地帯に隠れ潜んでいた。

 

 そこで、一刀本人や部下達が持ってきた情報を総合すると、次のようになる。

 

 一:曰く、管路なる占術師が『黒き流星は夜陰に紛れ、天の御使いとその供らを乗せ、乱世を鎮めるべく地上に降り立つ』という占いを触れ回っているという。

 

 二:曰く、この世界には“黄巾党”なる一大反乱勢力が大量発生しており、各地では無力な民達に対して無限の略奪を繰り広げており、本来ならばそれを鎮圧すべき立場にある朝廷はすでに衰え甚だしく、逆に賊軍に制圧される始末。民達はそんな無力な官軍に完全に失望しており、恐々としながら必死に今を生きている状態であるという。

 

 三:曰く、各地で諸侯が独立の兆しを見せ始めており、漢王朝始まって以来の大動乱の時代が目前に迫りつつあるという。

 

 

 大きく分ければ以上の三つの項目に収めることが出来る。

 

 

 一刀

 「そうか・・・西暦185年か」

 

 そういいながら一刀は物思いにふけった。

 

 情報が確かだとするならば、ここは自分がいた世界よりも1900年ほど――より正確には1800と60年ほど前の時代ということになる。俗にいうタイムスリップというやつだ。

 

 それに西暦185年と言えば、中国の歴史書『三国志』をよく知る一刀にはすぐに分かったが、まだ後漢王朝末期の時代であり、大陸各地に『黄巾党』または『黄巾賊』と呼ばれる賊徒の軍勢が爆発的に増加し、遂に一大勢力を成して王朝に蜂起した翌年である。

野には多くの骸が転がり、100や200では数え切れぬほどに多くの村や町が滅ぼされ、一気に動乱の時代へ突入していく激動の時代である。

 

 

 一刀

 「そんな時代に俺達は飛ばされたわけか・・・厄介な」

 

 

 兵士

 「お頭、いかがいたしますか?」

 

 部下の兵士の一人からそう尋ねられた一刀は、少し考えた挙句、決断を下した。

 

 

 一刀

 「・・・仕方あるまい。たとえ国は違えど、生きる時代は違えども、目の前で罪なき人々が無残に蹂躙されてゆく様を、このまま黙って見過ごすわけにはいかん」

そういって一刀は、周囲に集まった部下達に向かって命令を発した。

 

 

 

 一刀

 

 「我が大和公国特殊作戦軍魔人衆第七戦闘団は、これより異界における民間人救済と、現世への帰還手段を模索すべく、この外史において猟兵団として展開することとする。なお、今後我らはこの世界では『黒の猟兵団』を名乗ることとし、以後、本国からの救援隊が到着するまで、もしくはこちらから現世へ帰還する方法が見つかるまで、我が『黒の猟兵団』は現地で活動。真の正義を世に説くべく行動することとする!!」

 

 

 兵士一同

 『ウォオオオーーーッッ!!』

 

 一刀の号令に、全隊員が沸き立った。

 

 悩むくらいなら前に進む。彼らの王に教えられた教訓を実践すべく、魔人衆第七戦闘団こと、独立遊撃戦隊『黒の猟兵団』は、外史世界への積極介入を開始することを即座に決断した。

 

 そしてこれが、意外な因縁に起因するものであることを知る者は、まだ誰もいなかった。

 

 

 

 

 こんにちわ。またしても異様に短い小説を投稿した、海平?です。

 

 この短時間に三話目を投稿します。まだまだ始めたばかりで、投稿の仕方などがわからず、苦労しています。

 

 さて、ここで今話登場した様々な装備についての解説を少しだけさせていただきたいと思います。

 

 

 

 

 一刀君が宇宙戦艦“怨魔”を格納した『歪曲空間格納機構』について

 

 これは、ファンタシースターシリーズに登場する装備の一つ『ナノトランサー』を、適当に弄り回して作品に組み込んだものです。今話で語られた通り、宇宙戦艦ですらたやすく格納出来るほどの格納能力を持っており、内部には『歪曲空間』と呼ばれる、小宇宙のような四次元空間が広がっています。

 

 この歪曲空間格納機構は、本作品におけるすべてのご都合主義の源泉となるアイテムで、今後の話に支障をきたす恐れもあるため、あえて詳細設定はしないようにさせていただいています。何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

 

 

 

 黒の猟兵団について

 

 これは英雄伝説空の軌跡(リベル=アークや影の国などが登場したゲームの作品名。さっきふと思い出せたのでここで追記させていただきます。あいまいな表現をしてしまい、本当にすいませんでしたm(u_u)m)に登場したのとよく似た装備をまとった、圧倒的な戦闘能力を誇る超人集団です。部隊のイメージとしては、空の軌跡FC/SCでリシャールが率いていた情報部特務部隊をイメージして書いているつもりです。

 

 

 

 といったところで、今回はこの辺で失礼させていただきたいと思います。

 

 今はまだ駆け出しの素人ですが、慣れてくれば徐々に内容を長くしていきたいと思っていますので、どうかこれからもよろしくお願いいたします。 

 

 では、失礼します。 

 

 


 
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